医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 薬用作物栽培、一歩前進-日漢協が取引価格を提示

薬用作物栽培、一歩前進-日漢協が取引価格を提示

読了時間:約 2分25秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2017年10月23日 AM10:45

薬用作物の国内栽培化に向けて、産地側と漢方薬メーカー(実需者)のマッチングが加速する気配が出てきているようだ。薬用作物産地支援協議会が9月から全国8カ所で開催する「薬用作物の産地化に向けた地域相談会」では、日本漢方生薬製剤協会が「日本産と中国産生薬の購入価格」と「日本産生薬の生産希望品目」を提示。栽培に投じた費用を回収できるかが不安な産地側にとっては、各生薬での取引価格や、漢方薬メーカーが日本産を希望する品目が示されたことで、栽培の事業可能性を検討しやすくなり、前回よりも活発な質疑が行われたという。これまでマッチング不成立、マッチングが成立しても折衝を中止した理由の一つが取引価格が見えづらい点にあったため、同協議会も「地域相談会で産地側と実需側が生産を見据えた話ができる」と期待する。

■マッチングの円滑化に期待

漢方薬原料となる生薬をめぐっては、日本産はわずか約10%にとどまるなど、多くを中国など海外からの調達に依存する。こうした状況を受け、日漢協、、農林水産省が実需者と生産者をマッチングする「薬用作物の産地化に向けたブロック会議」を2013年から実施し、2016年から全国農業改良普及支援協会と日漢協が設立した薬用作物産地支援協議会が地域相談会として引き継いだ。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【厚労省】イベント開催「一律自粛求めず」-新型肺炎の感染拡大で見解
  • 【薬学教育評価機構】薬学教育の「質改善」展開へ-第2期第三者評価、4月開始
  • 厚労省・田宮薬剤管理官、調剤料依存の薬局に警鐘-対人転換はスピード感重要
  • 【梅田薬局の成果報告】ロボット化で調剤ミスなし-待ち時間も3分の1に
  • 第2回大阪府後発品安心使用促進のための協議会、フォーミュラリーを啓発へ-八尾市立病院は3剤で導入