医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【厚労省】後発品80%達成は20年9月-塩崎厚労相、目標時期を明言

【厚労省】後発品80%達成は20年9月-塩崎厚労相、目標時期を明言

読了時間:約 2分55秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2017年05月26日 AM10:30


■使用率低い地域テコ入れ

厚生労働省は23日、後発品の数量シェア80%目標の達成時期を2020年9月とすることを決めた。塩崎恭久厚生労働相が経済財政諮問会議に示した。17年央の数量シェア70%目標に対して、65.1%にとどまる見通しも踏まえ、現行の20年度末までに80%以上の目標を半年前倒しすることにした。さらに「医薬品産業強化総合戦略」を見直し、後発品の使用率が低い地域での取り組みをテコ入れする方針だ。

塩崎厚労相は、薬価制度の抜本改革により革新的新薬の創出につなげる一方、長期収載品の薬価引き下げ、後発品への置き換えを進める方針を強調。骨太方針で18~20年度末までのなるべく早い時期と明記され、厚労省が20年度末を目標としていた数量シェア80%の達成時期を20年9月とすることを表明した。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【特許庁】「製薬企業にデメリット大」-AI創薬の特許出願認定
  • 【後発品検討会で報告書案】持続可能な産業構造実現へ-5年の集中改革期間を設定
  • 【国衛研/厚労省】新たに複数化合物検出-小林の紅麹健康被害で
  • 【厚労省】選定療養の対象1095品目-田辺三菱が49品目と最多
  • 【厚科審制度部会】薬機法改正へ検討スタート-承認制度見直しなど議論