医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【厚労省作業部会】訪問薬剤指導、算定薬局を指標に-在宅医療の連携体制で議論

【厚労省作業部会】訪問薬剤指導、算定薬局を指標に-在宅医療の連携体制で議論

読了時間:約 1分22秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2016年08月05日 AM11:30

厚生労働省は3日、医療計画の見直しに向けた在宅医療に関する作業部会を開き、在宅医療の医療連携体制などについて議論した。医療計画に記載が求められる在宅医療関連の指標として、訪問薬剤指導を実施する薬局数が盛り込まれているが、算定している薬局に比べて届け出数が圧倒的に多いため、実際に在宅患者訪問薬剤管理指導料を算定している薬局数を指標にする方向性が提案された。

在宅医療における医療連携体制をめぐって、薬局関連の現状を把握するため、医療計画の中に「麻薬小売業の免許を取得している薬局数」「訪問薬剤指導を実施する薬局数」の指標が設定されているが、薬局等の構造としての指標が多く、機能に着目した指標が少ないのが現状。そのため、この日の作業部会では、薬局等が実際に提供しているサービスの実績に注目した指標を充実させることの必要性が指摘された。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【特許庁】「製薬企業にデメリット大」-AI創薬の特許出願認定
  • 【後発品検討会で報告書案】持続可能な産業構造実現へ-5年の集中改革期間を設定
  • 【国衛研/厚労省】新たに複数化合物検出-小林の紅麹健康被害で
  • 【厚労省】選定療養の対象1095品目-田辺三菱が49品目と最多
  • 【厚科審制度部会】薬機法改正へ検討スタート-承認制度見直しなど議論