医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【官民対話】政府全体で議論する場を-社会保障、薬剤費抑制では限界

【官民対話】政府全体で議論する場を-社会保障、薬剤費抑制では限界

読了時間:約 1分53秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2016年04月15日 AM11:00

、内閣府の関係閣僚と製薬・医療機器業界の代表者が政策について意見交換する「革新的医薬品・医療機器創出のための官民対話」が12日、厚労省内で開かれた。製薬業界は、社会保障費の伸びを薬価制度改革による薬剤費削減によって手当てすることは「もはや限界」とし、政府全体で社会保障費について議論できる場の設置を提案した。

あいさつする塩崎厚労相(前列中央)

製薬業界は、「革新的医薬品の創出に向けて」と題した資料の中で、16年度薬価制度改革により、社会保障関係費の伸び(6700億円)を5000億円に抑制するための財源のほとんどを「負担した」と訴えた。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【特許庁】「製薬企業にデメリット大」-AI創薬の特許出願認定
  • 【後発品検討会で報告書案】持続可能な産業構造実現へ-5年の集中改革期間を設定
  • 【国衛研/厚労省】新たに複数化合物検出-小林の紅麹健康被害で
  • 【厚労省】選定療養の対象1095品目-田辺三菱が49品目と最多
  • 【厚科審制度部会】薬機法改正へ検討スタート-承認制度見直しなど議論