医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 日本医療研究開発機構、医薬品創出に調整費23億円―成功率向上へ「構造展開拠点」

日本医療研究開発機構、医薬品創出に調整費23億円―成功率向上へ「構造展開拠点」

読了時間:約 1分39秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2015年06月22日 PM12:30

(AMED)は18日、医療分野の研究開発に投入する調整費の配分を公表した。第1回目の配分予定額は145億4000万円。連携分野の一つである医薬品創出には23億円を充てる。記者会見した末松誠理事長は、新たに蛋白質間相互作用阻害(PPI)ライブラリーを構築し、中分子化合物の次世代医薬の開発を目指すと共に、革新薬創出の成功確率を向上させるため、有用性の見極めから構造展開、合成を一体的に行う「構造展開拠点」を整備する方針を明らかにした。革新的医薬品の創出確率を上げるため、調整費を活用して新規事業を進める。

末松理事長

政府は、医療研究関連の調整費として、内閣府に計上した科学技術イノベーション創造推進費500億円のうち175億円を充てることとしていたが、第1回目は総額145億4000万円を配分する方針を決定した。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【特許庁】「製薬企業にデメリット大」-AI創薬の特許出願認定
  • 【後発品検討会で報告書案】持続可能な産業構造実現へ-5年の集中改革期間を設定
  • 【国衛研/厚労省】新たに複数化合物検出-小林の紅麹健康被害で
  • 【厚労省】選定療養の対象1095品目-田辺三菱が49品目と最多
  • 【厚科審制度部会】薬機法改正へ検討スタート-承認制度見直しなど議論