医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 中央社会保険医療協議会薬価専門部会、新薬加算の制度化提案―支払側委員「時期尚早」

中央社会保険医療協議会薬価専門部会、新薬加算の制度化提案―支払側委員「時期尚早」

読了時間:約 1分29秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2013年11月29日 AM09:57

厚生労働省は27日、試行導入中の新薬創出・適応外薬解消等促進加算について、次期薬価制度改革で制度化する方向性を、中央社会保険医療協議会薬価専門部会に示した。小児や希少疾病薬などを国内開発する条件付きで、後発品への置き換えが進まなかった先発品の新たな特例引き下げとセットで制度化することが前提となる。ただ、支払側委員から「時期尚早」との意見が相次ぎ、理解は得られなかった。

厚労省が示した論点整理では、一定期間に後発品への適切な置き換えがなかった先発品の薬価を特例的に引き下げるルール導入を前提に、新薬創出等加算の制度化を提案した。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【特許庁】「製薬企業にデメリット大」-AI創薬の特許出願認定
  • 【後発品検討会で報告書案】持続可能な産業構造実現へ-5年の集中改革期間を設定
  • 【国衛研/厚労省】新たに複数化合物検出-小林の紅麹健康被害で
  • 【厚労省】選定療養の対象1095品目-田辺三菱が49品目と最多
  • 【厚科審制度部会】薬機法改正へ検討スタート-承認制度見直しなど議論