シアトル
(ビジネスワイヤ) — 世界大手のバイオ医薬品開発製造受託機関(CDMO)であるAGCバイオロジクスは、製造管理及び品質管理に関する基準(GMP)に準拠した臨床試験用の材料を迅速に提供するように設計されたAGCellerateプログラムを拡張し、レンチウイルスベクター(LVV)を組み入れると発表しました。AGCellerate LVVは、開発者に9か月で合計1e11トランスダクションユニット(TU)のLVV材料を保証します。
「AGCellerateのこの次の段階は、記録的な速さで保証されたLVV力価を提供し、患者と家族にプラスの影響を与えるという当社の取り組みを通じて、細胞と遺伝子の開発者、特に希少疾患治療法の開発者の生活を楽にすることを目的としています」とAGCバイオロジクス・ミラノのゼネラル・マネジャー、ルカ・アルベリチは述べています。「AGCバイオロジクスはすでに商業的に承認されたLVVを1つ市場に出しており、他の5つのLVVプロジェクトのPPQキャンペーンを無事に終了しました。LVV用AGCellerateは、実証済みのプラットフォームプロセスを活用することで、高品質の材料を求める開発者をさらに迅速にサポートします。」
AGCellerate LVV製品は、AGCバイオロジクス独自のProntoLVV™プラットフォームによってサポートされており、ウイルスベクターの本格的な開発および製造のための標準化されたプロセスを提供します。このプラットフォームは、主要な規制当局によって完全に認定されており、ミラノにあるAGCの細胞と遺伝子の中核的研究拠点で30年経験を積んだ科学者らによって開発されました。
ProntoLVVプラットフォームは、既製のプラスミドを含むエンドツーエンドのベクターサービスを特徴としています。これには、標準化された生産・精製プロトコル、すぐに使用できる高収率の接着・懸濁GMP細胞株、事前認定された縮小モデル、社内分析、充填・仕上げ機能が含まれます。
AGCのAGCellerateプログラムは、モノクローナル抗体(mAb)、LVV材料、プラスミドDNA(pDNA)、およびアデノ随伴ウイルスベクター(AAV)のサポートを提供します。当社は6月にAGCellerate mAbプログラムを発表し、近い将来にAAVプログラムとpDNAプログラムを発表する予定です。
AGCellerateの詳細にアクセスし、AGCellerateがプロジェクトの臨床導入をどのように加速できるかについて知るには、www.agcbio.com/capabilities/agcellerate-dna-to-ind-drug-substance-cdmo-servicesをご覧ください。
AGCバイオロジクスについて
AGCバイオロジクスは、世界をリードするバイオ医薬品開発製造受託機関(CDMO)として、あらゆる段階でお客様並びにパートナーと連携しながら、最高水準のサービスを提供することに全力を尽くしています。当社が手掛ける世界トップクラスの開発・製造には、哺乳類および微生物ベースの治療用タンパク質、プラスミドDNA(pDNA)、メッセンジャーRNA(mRNA)、ウイルスベクター、遺伝子操作細胞などがあります。米国、欧州、アジアにグローバル・ネットワークを展開するほか、cGMP適合施設を米ワシントン州シアトル、コロラド州ボールダーとロングモント、デンマーク・コペンハーゲン、ドイツ・ハイデルベルク、イタリア・ミラノ、千葉に構え、従業員数は全世界で2,500人を超えています。イノベーションに継続的に取り組むことで、お客様が抱える最も複雑な課題を専門的に解決する創造力が育成されており、優先審査の対象となるプロジェクトや希少疾患分野における専門知識はその最たる例と言えます。パートナーから信頼を寄せられているAGCバイオロジクスの詳細は、www.agcbio.comをご覧ください。
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