医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

武田薬品とIDTがジョンソン・エンド・ジョンソンによるCOVID-19ワクチンの製造を支援

2021年03月18日 AM04:42
このエントリーをはてなブックマークに追加


 

大阪

(ビジネスワイヤ) — 武田薬品工業株式会社(TSE:4502/NYSE:TAK)(「武田薬品」)は本日、医薬品開発製造受託機関であるIDT Biologika GmbH(「IDT」)と互いに合意に達し、武田薬品のデング熱ワクチン候補(TAK-003)向けに確保していたIDTの製造能力を、ジョンソン・エンド・ジョンソングループのヤンセンファーマが開発した1回投与のCOVID-19ワクチンの製造に使用すると発表しました。3カ月の契約期間終了後、規制上の承認を前提に、予定されているデング熱ワクチンの上市に向けて極めて重要な製造を再開するため、製造能力を再び武田薬品が使用します。

武田薬品グローバル・ワクチン・ビジネス・ユニットのプレジデントであるRajeev Venkayyaは、次のように述べています。「当社はIDTと協力し、世界中のできるだけ多くの方々にCOVID-19ワクチンをお届けして利用していただくというヤンセンの取り組みを支援できることをうれしく思います。また、当社はデング熱に対する未充足のニーズが極めて大きいことを認識しており、IDTと密接に協力し、TAK-003の供給への影響を低減していきます。」

IDT Biologikaの最高経営責任者(CEO)であるJürgen Betzing氏は、次のように述べています。「長年の顧客である武田薬品には、切実な需要があるCOVID-19ワクチンを世界でお届けすることに当社が貢献できるよう柔軟に対応していただき、感謝しています。この数カ月間で十分に明らかになってきたのは、今回の世界的流行病が突き付けている課題は、協力と誠実な実践によってのみ解決できるということです。業界の3組織が短期間で合意をお膳立てできたことは、この危機の創造的な解決に貢献する当業界の意志と能力を証明していると考えます。当社はヤンセンおよびアストラゼネカのための生産に加え、ドイツ感染症研究センター(DZIF)との協力による自社COVID-19ワクチンの開発により、COVID-19との闘いに大きく貢献することができます。」

今回の契約により、武田薬品は3種類のCOVID-19ワクチンの利用を世界規模で支えることになります。武田薬品は既に、ノババックスおよびモデルナとの提携を通じ、日本でCOVID-19ワクチンを迅速かつ長期的に供給することを約束して公表しています。武田薬品はノババックスから製造技術の移管を受け、2億5000万回分以上の生産能力を基盤として、ノババックスのワクチンの日本での開発と販売を担います。またモデルナおよび日本の厚生労働省との提携の一環として、モデルナのmRNA COVID-19ワクチン5000万回分を輸入して、日本で供給します。

武田薬品は、COVID-19およびデング熱の両方に伴う公衆衛生上のニーズに応えるという当社の責務を果たすための条件が整っています。武田薬品は、必要に応じて規制当局や諮問期間と協力し、デング熱ワクチンにより恩恵を受ける可能性がある方々や、デング熱の脅威にさらされている地域の居住者や旅行者に、当社のデング熱ワクチン候補を届けられるようにしています。世界人口の半分以上がデング熱のリスクにさらされており、その数は人口増加、グローバル化、都市化によって今後数十年間で増加すると見込まれています。

武田薬品のCOVID-19対策の取り組みについて

武田薬品は、複数の活動や提携を通じ、現在のCOVID-19の治療および将来の世界的流行病の予防に向けて、包括的な手法で取り組んでいます。これらの活動や提携には下記が含まれますが、これらに限定されません。

  • 高度免疫グロブリン:武田薬品はCoVIg-19プラズマ・アライアンスを共同設立し、他の一流の血漿分画製剤企業と共同で、世界的な臨床試験で評価中の高度免疫グロブリン製剤の開発および製造を進めています。なお本アライアンスは、The Fight Is In Us連合および関連の回復期血漿寄付キャンペーンに参画しています。
  • その他の治療薬:武田薬品は、既存の自社製品を対象にCOVID-19ウイルスに対する効果の評価を行っており、COVID R&Dアライアンスを共同設立しました。さらにIMIケア・アライアンスと「COVID-19の治療介入とワクチンの普及促進」(Accelerating COVID-19 Therapeutic Interventions and Vaccines、ACTIV)パートナーシップにも参画しています。
  • ワクチン:武田薬品は、COVID-19ワクチンの普及促進に向け、日本政府、ノババックスモデルナと提携しています。当社は、しっかりした基盤があって広範な世界的製造・供給能力を活用し、日本国内でこれまで取り組んできたインフルエンザパンデミック対策を強化しています。武田薬品は、COVID-19に対する有効な治療薬やワクチンを迅速に発見・開発・提供し、将来のパンデミックに確実に備えるという共通の目標に向けて、提携先およびアライアンスを支援しています。

武田薬品のワクチンに対する取り組みについて

ワクチンは、毎年200~300万人以上の生命を救い、世界の公衆衛生を変革しました。武田薬品は過去70年間、ワクチンの提供により日本の人々の健康を守ってきました。現在、武田薬品のグローバルワクチンビジネスはデング熱、COVID-19、ジカウイルス感染症、ノロウイルス感染症など、世界で最も困難な感染症の一部を対象に、新機軸を取り入れた対策に取り組んでいます。武田薬品のチームはワクチンの開発製造とグローバルアクセスに関する傑出した実績と豊富な知識を生かして、世界で最も緊急性の高い公衆衛生ニーズに対応すべく、ワクチンのパイプラインを前進させています。詳細についてはwww.TakedaVaccines.comをご覧ください。

武田薬品工業株式会社について

武田薬品工業株式会社(TSE: 4502/NYSE: TAK)は、日本に本社を置き、自らの経営の基本精神に基づき患者さんを中心に考えるというバリュー(価値観)を根幹とする、グローバルな研究開発型のバイオ医薬品のリーディングカンパニーです。武田薬品は、患者さん、従業員、そして地球に対する約束に従って、人生・生活を変える治療薬を創出し、お届けすることに傾倒しています。研究開発においては、オンコロジー(がん)、希少な遺伝性疾患および血液疾患、ニューロサイエンス(神経精神疾患)、消化器系疾患の4つの疾患領域に重点的に取り組むとともに、血漿分画製剤およびワクチンにも注力しています。武田薬品は、研究開発能力の強化ならびにパートナーシップを推し進め、強固かつ多様なモダリティ(創薬手法)のパイプラインを構築することにより、革新的な医薬品を開発し、人々の人生を豊かにする新たな治療選択肢をお届けします。武田薬品は、約80カ国で、医療関係者の皆さんとともに、患者さんの生活の質の向上に貢献できるよう活動しています。詳細情報についてはhttps://www.takeda.comをご覧ください。

留意事項

本留意事項において、「ニュースリリース」とは、本資料(添付資料及び補足資料を含みます。)において武田薬品工業株式会社(以下、「武田薬品」)によって説明又は配布された本書類、口頭のプレゼンテーション、質疑応答及び書面又は口頭の資料を意味します。本ニュースリリース(それに関する口頭の説明及び質疑応答を含みます。)は、いかなる法域においても、いかなる有価証券の購入、取得、申込み、交換、売却その他の処分の提案、案内若しくは勧誘又はいかなる投票若しくは承認の勧誘のいずれの一部を構成、表明又は形成するものではなく、またこれを行うことを意図しておりません。本ニュースリリースにより株式又は有価証券の募集を公に行うものではありません。米国1933年証券法に基づく登録又は登録免除の要件に従い行うものを除き、米国において有価証券の募集は行われません。本ニュースリリースは、(投資、取得、処分その他の取引の検討のためではなく)情報提供のみを目的として受領者により使用されるという条件の下で(受領者に対して提供される追加情報と共に)提供されております。当該制限を遵守しなかった場合には、適用のある証券法違反となる可能性がございます。

武田薬品が直接的に、又は間接的に投資している会社は別々の会社になります。本ニュースリリースにおいて、「武田薬品」という用語は、武田薬品およびその子会社全般を参照するものとして便宜上使われていることがあり得ます。同様に、「当社(we、usおよびour)」という用語は、子会社全般又はそこで勤務する者を参照していることもあり得ます。これらの用語は、特定の会社を明らかにすることが有益な目的を与えない場合に用いられることもあり得ます。

将来に関する見通し情報

本プレスリース及び本プレスリリースに関して配布された資料には、武田薬品の見積もり、予測、目標及び計画を含む当社の将来の事業、将来のポジション及び業績に関する将来見通し情報、理念又は見解が含まれています。将来見通し情報は、「目標にする(targets)」、「計画する(plans)」、「信じる(believes)」、「望む(hopes)」、「継続する(continues)」、「期待する(expects)」、「めざす(aims)」、「意図する(intends)」、「保証する(ensures)」、「だろう(will)」、「かもしれない(may)」、「すべきであろう(should)」、「であろう(would)」「することができた(could)」、「予想されるanticipates)」、「見込む(estimates)」、「予想する(projects)」などの用語、同様の表現、それらの否定表現を含むことが多いですが、それに限られるものではございません。かかる将来見通し情報は、多くの重要な要因に関する仮定に基づいており、これらの要因は実際の結果が将来見通し情報で明示ないし暗示された内容と著しく異なる場合の原因になり得るものです。これらの要因には、日本と米国の一般的な経済条件を含む当社の世界的な事業を取り巻く経済状況、競合製品の出現と開発、世界的な医療制度改革を含む関連法規の変更、臨床的成功の不確実性および規制当局による判断とその時期を含む新製品開発に固有の問題、新製品および既存製品の商業的成功の不確実性、製造における困難または遅延、金利及び通貨為替レートの変動、市場で販売された製品または製品の安全性または有効性に関するクレームまたは懸念等、新型コロナウイルスの世界的流行病のような健康危機が武田薬品ならびにその顧客およびサプライヤー(武田薬品が営業する国々における外国政府を含む)に及ぼす影響や当社事業のその他の面に及ぼす影響、買収対象企業とのPMI(買収後の統合活動)の時期及び影響、武田薬品の事業にとっての非コア資産を売却する能力及びかかる資産売却のタイミング、武田薬品が米国証券取引委員会に提出したForm 20-Fによる最新の年次報告書及び他の報告書(https://www.takeda.com/investors/ reports/sec-filings/又はwww.sec.govにおいて閲覧可能)で指摘したその他の要因が含まれますが、これらに限られません。武田薬品は、法律ないし証券取引所規則で要求される場合を除き、本プレスリリースに含まれる、または当社が提示するいかなる将来見通し情報を更新する義務を負うものではありません。過去の実績は将来の経営結果の指針とはならず、また、本プレスリリースにおける武田薬品の経営結果ないし記述は武田薬品の将来の経営結果を示すものではなく、また、その予測、予想、保証、見積もりではありません。

医療情報

本プレスリリースには製品についての情報が含まれていますが、それらの製品はすべての国で発売されているわけではなく、また国によって異なる商標、適応症、用量、濃度で販売されている場合があります。ここに記載されている情報は、開発品を含むいかなる処方薬についても、その使用の勧誘、販促、宣伝と見なすべきではありません。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

businesswire.comでソースバージョンを見る:https://www.businesswire.com/news/home/20210317005798/ja/

CONTACT

Takeda

Japanese Media

Kazumi Kobayashi

kazumi.kobayashi@takeda.com

+81 (0) 3-3278-2095

Media Outside Japan

Rachel Wiese

rachel.wiese@takeda.com

+1 917-796-8703

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

同じカテゴリーの記事 

  • ニュークレラがイーインクのデジタル・マイクロフルイディクス部門を買収
  • PharmaEssentia Resubmits Application to the U.S. FDA For Ropeginterferon alfa-2b-njft to Treat Polycythemia Vera (PV)
  • 患者安全運動財団が第一回医療安全特別研究員プログラムに5人を選出
  • SpeeDxが迅速なポイントオブケア診断法を開発するためにCARB-Xから資金提供を受ける
  • UPL、東南アジアでのフルピリミン・ライスの独占入手でMeijiとの協業を発表