医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > 医療 > 第19回日本先天代謝異常学会セミナー、7月開催・参加受付中-先天代謝異常学会

第19回日本先天代謝異常学会セミナー、7月開催・参加受付中-先天代謝異常学会

読了時間:約 1分14秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2023年05月31日 AM11:10

対面・Web配信あり、「」セミナー初開催

日本先天代謝異常学会は、同学会主催の「第19回日本先天代謝異常学会セミナー」について周知した。開催日は7月15日・16日の2日間、東京コンファレンスセンター品川で行われる。8月2日~9月15日に録画のWeb配信も行われる予定。同セミナーの実行委員長は、千葉県こども病院の村山圭氏が務める。


画像はリリースより
(詳細は▼関連リンクからご確認ください)

7月15日は6本の講義、共催セミナー2本、ランチョンセミナー1本などを開催予定。「先天代謝異常症、Dr.窪田に挑戦」と題したセミナーでは、窪田満氏に挑戦したい参加者を募っている(挑戦者は現地参加のみ、受講料半額)。7月16日には、2本の講義、共催セミナー2本などを予定しており、初めて「胆汁酸代謝異常症」に関する講義も行われる。もうひとつの講義は「先天代謝異常症と腎障害~先天代謝異常症で何故腎障害が起きるのかを理解する~」、講師は今澤俊之氏が務める。

現在、参加受付中で、申し込み締め切りは7月10日。同学会ホームページから受け付けている。

また、例年「」と日程が重なることを受け、日本小児肝臓研究会の参加者は先天代謝異常学会セミナーのWeb視聴を半額で受けられるという。

テーマは「先天代謝異常症を疑ってみようじゃないか」

実行委員長の村山圭氏は、今回のセミナー開催にあたり、次のように述べている。

「3年間のテーマは「先天代謝異常症、ベストプラクティスを目指して」。その1年目である今年は「先天代謝異常症を疑ってみようじゃないか」とした。代謝性疾患は日常診療で普通に遭遇する疾患。キャリアに関係なく、しっかりと疑い、適切に診断し治療しなければならない。このセミナーで、代謝性疾患の考え方の基本を身につけることによって、ベストプラクティスに近づけると思う。代謝マインド・代謝リテラシーを是非この機会に身につけてほしいと切に願う」。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 医療

  • 肝線維化の治療薬候補を同定、iPS細胞から誘導の肝星細胞で-東大ほか
  • 「ストレス造血時」における造血幹細胞の代謝調節を解明-東北大ほか
  • 食道扁平上皮がんで高頻度のNRF2変異、がん化促進の仕組みを解明-東北大ほか
  • 熱中症搬送者、2040年には日本の都市圏で2倍増の可能性-名工大ほか
  • 日本人がアフターコロナでもマスク着用を続けるのは「自分がしたいから」-阪大ほか