医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【薬学教育学会】卒前卒後教育の一体化を-学部高学年から実践例も

【薬学教育学会】卒前卒後教育の一体化を-学部高学年から実践例も

読了時間:約 1分39秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2022年08月24日 AM10:45

日本薬学教育学会大会が21日、オンライン上で開かれ、シンポジウムでは薬剤師の在学中から卒後研修にスムーズにつなげるため、卒前と卒後を一体化した薬剤師養成策が重要との指摘が相次いだ。大学教員からは、薬学部の高学年次から臨床手技や臨床研究の入門編を学習できるプログラムを卒前教育として実践する事例が示されたほか、薬局薬剤師にもレジデント制度が必要との意見が出た。

医師では免許取得後2年間の初期研修が必須化されている一方、薬剤師では卒後研修の法的規制はなく、各施設が独自の研修体制を構築している。薬剤師の資質向上に向けては、薬学部の卒前・卒後で一貫した検討が課題となっている。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【特許庁】「製薬企業にデメリット大」-AI創薬の特許出願認定
  • 【後発品検討会で報告書案】持続可能な産業構造実現へ-5年の集中改革期間を設定
  • 【国衛研/厚労省】新たに複数化合物検出-小林の紅麹健康被害で
  • 【厚労省】選定療養の対象1095品目-田辺三菱が49品目と最多
  • 【厚科審制度部会】薬機法改正へ検討スタート-承認制度見直しなど議論