医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 鎌田医薬局長、相次ぐ後発品回収で苦言-「現場に影響、由々しきこと」

鎌田医薬局長、相次ぐ後発品回収で苦言-「現場に影響、由々しきこと」

読了時間:約 1分16秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2020年11月20日 AM10:20

厚生労働省医薬・生活衛生局の鎌田光明局長は17日の参議院厚生労働委員会で、後発品の回収事案が相次いでいる現状について「現場に大きな影響、迷惑をかけているのは由々しきこと」との認識を示した。本田顕子議員(自民党)の質問に対する答弁で、厚労省が後発品の品質問題に厳しい現状認識を持っていることが分かった。

後発品をめぐっては、最近では大手後発品メーカーの日医工が抗生物質製剤や鎮咳剤など複数の品目を対象に自主回収に踏み切るなど、回収事案が相次いでいる。鎌田氏は「製薬企業の不適切な医薬品の品質管理、製造管理が原因で回収が度々発生していること、特に最近は後発品メーカーで大きな事案が続いたことで現場に大きな影響、迷惑をかけていることは由々しきこと」と述べた。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【小林製薬】小林社長・会長が引責辞任-紅麹問題で経営責任明確化
  • 【アマゾン】アマゾンファーマシー開始-大手薬局チェーン9社が参加
  • 【青森県】癌化学療法の共通TR完成-薬薬連携拡大への布石に
  • 【生物由来技術部会】ハートシート「承認不適切」-きょう24日にも可否審議へ
  • 【日薬 岩月会長】中間年改定、中止か延期か廃止-長期品は丁寧な説明必要