医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【厚労省】唾液でPCR検査可能に-発症9日以内、保険適用も

【厚労省】唾液でPCR検査可能に-発症9日以内、保険適用も

読了時間:約 1分26秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2020年06月05日 AM10:15

厚生労働省は2日、新型コロナウイルスに感染しているかどうかを判定するPCR検査について、発症から9日以内の患者であれば、唾液を検体とすることを可能とする考えを示した。鼻奥の粘液を検体として採取する現在の方法は患者の肉体的負担が大きく、医療者が飛沫感染するリスクもあるため、唾液を検体とすることで負担を少なくする。

同日付で保険適用し、承認済みの検査キットを唾液で検査できるよう使用目的を一部変更する薬事承認なども行った。無症状の患者は、引き続き鼻から検体を採取する。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【国衛研/厚労省】新たに複数化合物検出-小林の紅麹健康被害で
  • 【厚労省】選定療養の対象1095品目-田辺三菱が49品目と最多
  • 【厚科審制度部会】薬機法改正へ検討スタート-承認制度見直しなど議論
  • 【消費者庁】健康被害報告基準明確化を-機能性食品検討で初会合
  • 【厚労省】心筋炎既往歴「慎重に」-コロナワクチンで周知