医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > 行政・経営 > 混乱が続く「亀広記念医学会」医師は確保できたものの、給与遅配状態に

混乱が続く「亀広記念医学会」医師は確保できたものの、給与遅配状態に

読了時間:約 46秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2012年09月30日 AM09:00
医師は確保したものの

2012年9月11日付けで、常勤の医師らが集団で辞表を提出していた大阪府枚方市の医療法人「」が経営する「関西記念病院」と「関西サナトリウム」で、勤務する医師や職員などの9月分の給与支払いが滞っていることが、産経ニュースの報道で明らかになりました。

「亀広記念医学会」では、8月に新理事長が就任。しかし新理事長らは出勤せず、管理者不在の状況に陥っており、常勤医12名のうち9名が辞表を提出し、新理事長らの退陣を求めていました。

(この画像はイメージです morrissey’s photostream)

常勤・非常勤は確保し、医療法の基準は満たせる状態に

懸念されていたのが、医師の確保ですが、これについては今月末までにできる見通しとなっているそうです。

新理事長は、今月に入り出勤をしていますが、気になるのが給与遅延状態。この問題について新理事長側は、

「給与は現金で支払ったが、金額が一部不足している」

と認めており、旧理事長側は、

「法人は医療面でも財務面でも破綻寸前まで崩壊している」

とし、今後も新理事長らの退陣などを求めていくとのことです。

▼外部リンク

msn. 産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 行政・経営

  • 【厚労省】チェックリストを改訂-薬局のサイバー攻撃対策
  • 【中医協総会】イミフィンジ約11%下げ-用法用量変化再算定で
  • 【千葉科学大公立化検討会】薬学部に厳しい声相次ぐ-公立化でも学部再編必要
  • 【厚労省】受託者からの再委託は不可-調剤責任は委託薬局に
  • 機能性表示食品をめぐる検討会、サプリにGMP義務化へ‐品質管理「推奨」から強化