医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > 医薬品・医療機器 > 第一三共 抗血小板剤「プラスグレル」日本国内第3相臨床試験終了

第一三共 抗血小板剤「プラスグレル」日本国内第3相臨床試験終了

読了時間:約 42秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2012年09月26日 PM05:00
第一三共株式会社、9月21日発表

同社発表によると、経皮的冠動脈形成術(PCI)を受ける急性冠症候群(ACS)患者を対象の、アスピリン併用時のプラスグレルを24~48週間投与時の有効性・安全性に関し、クロピドグレルを対照薬とした二重盲検で比較検討する第3相臨床試験(PRASFIT-ACS試験)の経過観察期間を終了した。

(この画像はイメージです)

2010年より日本国内で実施してきた本試験の主要評価項目である心血管死・非致死性心筋梗塞・非致死性虚血性脳卒中、の発現を評価したところ、所期の目的を達成する成績が得られた。

現在、同社は日本国内で本剤について、待機的PCI施行患者を対象とした心臓領域での第3相臨床試験も実施している。2012年度中に終了する予定。

以上、2つの臨床試験結果を踏まえ、2013年度に製造販売承認申請を行う予定だ。

加えて、日本国内では虚血性脳血管障害患者を対象とした第3相臨床試験も実施、こちらは2014年度に終了予定。

▼外部リンク

第一三共株式会社ニュースリリース
http://www.daiichisankyo.co.jp/news/detail/004470.html

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 医薬品・医療機器

  • 大腸内視鏡前の排便性状をAIで判定するアプリ「ナースコープ」を開発-国がんほか
  • ヒフデュラ、慢性炎症性脱髄性多発根神経炎で適応追加申請-アルジェニクス
  • アレセンサ、ALK陽性早期非小細胞肺がん初の術後補助療法でFDA承認-中外
  • 全身型重症筋無力症治療薬ヒフデュラ配合皮下注を発売-アルジェニクス
  • バビースモ、網膜色素線条P3試験で主要評価項目達成-中外