ロンドン
(ビジネスワイヤ) — カラコンとエボニックが水系アクリル腸溶性システム「アクリーズ(Acryl-EZE®)」の販売促進と技術サポートで提携契約を締結したと発表しました。
この新たな提携契約に至るまで、製薬業界向けの本製品の製造・流通・販売・サポートはカラコンが単独で担ってきました。エボニックのネットワークとカラコンの確立したチャネルを通じて、高機能でコスト効率に優れた腸溶性アクリルコーティングソリューション「アクリーズ」の販促と技術サポートに2社が専心するため、今回の提携によってお客さまに新たな価値を創出できるはずです。
アクリーズ・システムは、経口固形製剤向けの腸溶性フィルムコーティング剤として使用され、元々は2社が共同開発したものです。エボニックの世界的に認められた腸溶性ポリマーEUDRAGIT® L 100-55のメリットおよび性能と、カラコンの完全製剤化/部分製剤化コーティングシステムを兼ね備えたもので、開発および製造の両面で時間を大きく節約できます。
カラコンのマルッティ・ヘドマン最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「当社の販売・マーケティング活動を拡大することで、より多くのお客さまと接し、サポートを届けることができるとともに、徐放性ポリマーの大手企業であるエボニックと力を合わせることで、より広範な技術サービスを提供できるようになるはずです。私たちはこの新たな提携活動に入れることを非常にうれしく思います。」
エボニック インダストリーズのヘルスケア部門ヘッドを務めるJean-Luc Herbeaux氏は、次のように述べています。「カラコンは完全製剤化フィルムコーティングシステムの市場リーダー企業であり、アクリーズは製薬市場で確固たる地位を確立しています。今回の提携で私たちの提供製品・サービスが拡大し、単機能の賦形剤から完全製剤化徐放性コーティングシステムまで、お客さまに届ける選択肢を広げることができます。」
今後、腸溶性コーティングプロジェクトを手掛けるお客さまは、エボニックの技術センター9カ所、カラコンの技術サービスラボ20カ所を世界規模で利用できるようになります。カラコンとエボニックの両社が提供するサービスには、規模拡大と製造の面での施設内支援、規制面でのサポート、製剤化と開発の面でのサポート、技術訓練が含まれます。
アクリーズとその他のカラコン製腸溶性コーティングに関する詳細情報については、こちらをご覧ください:http://www.colorcon.com/products-formulation/all-products/film-coatings/enteric-release
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