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腎性貧血治療薬「ダーブロック錠」発売、1日1回投与の経口薬-GSKと協和キリン

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2020年08月27日 AM11:30

透析の有無に関わらず投与可能な経口の低酸素誘導因子プロリン水酸化酵素阻害薬

グラクソ・スミスクライン株式会社は8月26日、経口の低酸素誘導因子プロリン水酸化酵素阻害薬(hypoxia-inducible factor prolyl-hydroxylase inhibitor、以下HIF-PHI)である「ダーブロック錠」(一般名:)について、腎性貧血を効能・効果として、同日より発売したと発表した。

ダーブロック錠は、経口の低酸素誘導因子プロリン水酸化酵素阻害薬。透析の有無に関わらず、成人の腎性貧血を効能・効果とした治療薬。酸素を検知するプロリン水酸化酵素を阻害することで低酸素誘導因子を安定化し、高地で身体に生じる生理学的作用と同様に、赤血球産生や鉄代謝に関与するエリスロポエチンやその他の遺伝子の転写を誘導すると考えられている。

日本国内における流通・販売業務は戦略的販売提携契約に基づき、協和キリンが担当

(Chronic Kidney Disease)の患者では、赤血球産生を促すホルモンであるエリスロポエチンが十分に産生されないため、貧血がよく見られる。腎性貧血に対して注射剤による標準治療はあるものの、経口薬による治療に対するアンメットメディカルニーズがあった。そこで、透析の有無に関わらず経口投与が可能で、1日1回投与、低温保管の必要性がない同剤が、新たな治療選択肢として開発された。

同剤の日本国内における流通・販売業務は、2018年に締結した戦略的販売提携契約に基づき、協和キリン株式会社が独占的に行う予定。また、医療機関等へのプロモーション活動は協和キリンが実施し、MSL活動は協和キリンとGSKが協働で実施するとしている。

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