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肝疾患治療薬の創出・開発に向けた共同研究契約を締結-武田薬品と米HemoShear社

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2017年10月20日 AM11:15

米国だけでも1600万人以上に影響すると推定されるNASH

武田薬品工業株式会社と米HemoShear Therapeutics, LLCは10月18日、非アルコール性脂肪性肝炎()を含む肝疾患の新規治療法を創出・開発するための共同研究契約を締結したと発表した。

肝疾患は、最終的には肝移植が必要となる段階まで進行する恐れもあり、大きなアンメットメディカルニーズがある。肝移植の主な原因の1つとして挙げられるNASHは、米国だけでも1600万人以上に影響があると推定される重篤な慢性肝疾患だ。

NASHは、肝臓内の炎症と過度の脂肪蓄積が特徴であり、線維症、、肝がんおよび肝不全へ進行する可能性がある。現在、FDAの承認を受けたNASHおよび肝線維症を適応とする治療法はない。

HemoShear社独自の創薬基盤技術の独占的アクセス権取得

HemoShear社独自の創薬基盤技術であるREVEAL-Tx(TM)は、患者由来の組織に生理的な血流状態を適用するもの。ヒトへ投与する薬剤濃度で候補化合物を研究することを可能にし、高い精度で疾患を再現することで、複合的な病態生理学的経路に対する重要な知見をもたらすという。米国肝臓病学会年次集会では、その基盤技術を用いたNASH疾患モデルにおいて、臨床段階の薬剤から多くの臨床観察事例を再現する能力を示したとの発表により、4つのPresidential Awardsを受賞した。

今回の契約に基づき、HemoShear社は契約一時金と研究開発費を受領し、武田薬品は特定の肝疾患に対するベストインクラスの治療法開発のため、HemoShear社独自の創薬基盤技術の独占的アクセス権を取得する。またHemoShear社は、開発や販売のマイルストン達成に応じて最大で4.7億米ドルおよびロイヤリティを受領する権利を有する。契約に関するその他の詳細については開示していない。

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