医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > テクノロジー > ドーピング検査における検体分析法開発に関する共同研究契約を締結-筑波大/LSIM

ドーピング検査における検体分析法開発に関する共同研究契約を締結-筑波大/LSIM

読了時間:約 1分5秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2015年02月02日 PM06:10

遺伝子組換えエリスロポエチンの分析法の研究開発

筑波大学と株式会社LSIメディエンスは、ドーピング検査における検体分析の研究開発に関して、1月29日に共同研究契約を締結したことを発表した。同契約は、日本国内において、大学とドーピング検査における検体分析機関との間で初めて締結された、分析法開発に関する契約となる。


この画像はイメージです

この契約に基づき、筑波大学医学医療系の竹越一博教授の研究グループとLSIMアンチドーピングラボラトリーは、主要な禁止物質の一つである「遺伝子組換えエリスロポエチン」(Recombinant erythropoietins:rEPO)によるドーピングを、液体クロマトグラフィー質量分析法を用いて検出する分析法の研究開発を実施するという。

国内唯一のWADA公認ラボ、LSIMのアンチドーピングラボラトリー

現在のドーピング検査におけるrEPOの検出法である電気泳動法は、分析に日数を要するほか、多くの人的資源が必要であり、一層の分析効率の向上が求められている。今回の研究では、電気泳動法に代わる高精度かつ迅速にrEPOの検出が期待できる、液体クロマトグラフィー質量分析法の確立を目的としている。

LSIMのドーピング検査事業を担うアンチドーピングラボラトリーは、国内で唯一世界アンチ・ドーピング機構(World Anti-Doping Agency、WADA)の公認を受けた検体分析機関。同研究を通して、筑波大学の強みの一つであるスポーツ科学分野の知見と、LSIMアンチドーピングラボラトリーが有する経験豊富な分析スタッフと最先端の設備を生かし、協働することによって、アンチ・ドーピング活動の発展に寄与することを目指すと述べている。

▼外部リンク
筑波大学 プレスリリース

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 テクノロジー

  • 下水処理水の消毒によるウイルス不活化効率予測モデルを構築-東北大
  • 内視鏡診断支援機能「CAD EYE」搭載の「EW10-EC02」発売へ-富士フイルム
  • ミトコンドリア病を迅速かつ高精度に診断可能な全自動デバイスを開発-久留米大ほか
  • AI手法を組み合わせ、機能向上と副作用低下を両立させた人工心臓をデザイン-産総研
  • COVID-19肺炎のCT画像をAI解析するためのプラットフォームを開発-NIIほか