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【続報】ケンコーコム ヨヤクスリをめぐる疑義照会に対する回答書を神奈川県薬剤師会へ提出

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2014年03月13日 PM05:34

神奈川県薬剤師会がホームページで発表

ケンコーコム株式会社は3月7日、公益社団法人 神奈川県薬剤師会から2月19日付で提出された疑義照会に対する回答書を、同薬剤師会に提出した。3月11日、同薬剤師会ホームページ上で明かされた。

この疑義照会は2月5日付で、神奈川県下の薬局のファクシミリ宛てに一斉送信されたヨヤクスリを紹介する文章に対して行われたもの。その送信元がケンコーコムであるかを問うとともに、5つの質問が提出されていた。【前回の記事はこちら

(この画像はイメージです)

個人情報は特定できない状態で使用と明言

回答書冒頭では、2月5日に送信された文書については、ケンコーコムが送信したものであると認めている。その上で、最も心配された患者情報の保護については、処方箋に記載された情報を統計データとして使用する場合であっても、個人を識別、あるいは特定できない状態に完全に加工して使用するとしている。また、ヨヤクスリのサイトに会員登録する場合、個人情報の取り扱いについて、利用規約やプライバシー・ポリシーの内容を確認せずに、次の画面へ移行できる状態となっていた点については、指摘をふまえた上で確認できるように設定を改めたという。

2月5日にファクシミリにより一斉に送付された薬局は、ヨヤクスリのサイト上に掲載されているが、参加意志の確認のために当該薬局に対して事前に説明すべきであったのでは、という問いに対しては、薬局が公共性の高い施設であることから一般に公開されている基本的な情報を集約し、同サイト上に掲載していると回答。

合わせて平成元年に当時の厚生省(現・厚生労働省)が通知した「処方せん受入れ準備体制の整備のためのファクシミリの利用について」(平成元年11月15日付け薬企第48号・保険発第107号厚生省薬務局企画課長・保険局医療課長連名通知)を引き合いに、その正当性を主張。ヨヤクスリを通じた薬局へのFAX送信は、これまでも認められていた処方箋受け入れ準備体制のためのFAX送信と異なるものではなく、薬局の従前の患者へのサービスにただちに齟齬が生じるものではないとしている。

一部薬局からは掲載の要望もあるとのこと

最後に、患者サービスの徹底を図るため、ヨヤクスリのサイトへ薬局を掲載するのは、希望する薬局のみにすべきではないかという指摘には、助言やご意見を真摯に受け止めるとしながらも、一部の薬局からFAXや薬局の情報を早急に同サイト上に掲載してほしいとの要望も寄せられていると回答し、同サービスが必要とされている現状を示した。

ヨヤクスリは、パソコンやスマートフォンから調剤薬局を無料で探すことができるサービス。手持ちの処方箋を撮影し、同サイト上に掲載されている薬局の中でFAXに対応薬局に画像を送信することで患者にとって都合がいい薬局、都合がいい時間に処方薬を受け取る予約ができるとしている。(QLifePro編集部)

▼外部リンク

公益社団法人 神奈川県薬剤師会
http://www.kpa.or.jp/news-for-all/10623/


https://www.yoyakusuri.com/

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