ニューヨーク
（ビジネスワイヤ） – 昨年9月の戦略的提携に関連する発表の流れを受けて、クリアアイ.エーアイはJ.P.モルガンの貿易・運転資本グループとの協業を引き続き行い、1月にクリアトレード®コンプライアンス・モジュールの本格的な運用を開始しました。クリアトレード®コンプライアンスは、取引での高いリスクの特性を把握し、自動化された方法で、レッド・フラッグの評価とレッド・フラッグの管理をサポートします。また、船舶やコンテナの追跡、船荷証券の検証、軍事・二重使用品の識別のため、外部のデータ・プロバイダーと事前に統合されています。これにより、銀行のリスクが減少し、効率性と組織統制が強化されるため、銀行は対応するコストを増加させずにグローバル市場をより高い水準に高めることができます。
クリアトレード®は、デジタル化、コンプライアンス、自動文書審査の3つのモジュールを提供することで、銀行の貿易業務と技術を将来に渡ってサポートする包括的な貿易金融ソフトウエア群です。
- デジタル化モジュールでは、ICR/OCRとNLPを使用して、文書内の情報を抽出し、銀行のバックオフィス・システムに直接データをマッピングすることで、運用の効率化と制裁スクリーニングの改善を可能にします。
- コンプライアンス・モジュールは、デジタル化モジュールから抽出したデータを使用し、各取引に関連するリスクをより適切に制御し、ナビゲートするのに役立つ情報を提供する一連のレッド・フラッグのチェック、そして船舶・コンテナのチェックを適用します。
- 自動文書審査モジュールは、貿易業務の処理を最適化するために、船積書類と照らし合わせながら規則や条件を解釈し、識別するための高度な技術を使用しています。
クリアトレード®プラットフォームは、より速く、より正確な文書処理を可能にしました。このプラットフォームの強力な画像処理とデータ抽出により、90%以上の精度と信頼性を実現しています。これにより、手作業による工程がなくなり、銀行のバックオフィス・システムへのデータ注入が実現し、業務効率と取引所要時間が改善されました。
クリアトレード®プラットフォームを利用することで、J.P.モルガンは、貿易金融業務の将来の証明への道のりを加速させており、プラットフォームのさらなる強化とグローバルな展開を計画しています。
JPモルガン・ペイメントの貿易部門グローバルヘッドであるジェームス・フレイザー氏は、「当社の業界が新型コロナのパンデミックを乗り超えて変化し続ける中、貿易のデジタル化に注力する理由がさらに増えました。クリアアイのクリアトレード® プラットフォームは、デューデリジェンスに関連する手作業や紙媒体の多いプロセスを合理化するためのカスタマイズを提供します。J.P.モルガンとクリアアイの戦略的提携により、クリアアイは自動化された処理を世界中の銀行に直接提供できるようになります。」と述べています。
クリアアイのCEOであるマリヤ・ジョージは、「J.P.モルガンとの戦略的提携により、クリアアイはフィンテックやレグテック市場の革命に焦点を当てています。クリアトレード® は、貿易取引の合理化に役立つだけでなく、グローバル・ソースからのデータを収集し、銀行が安全で効率的かつ合法的な貿易移動のための信頼できる意思決定を行えるようにし、変化する規制ニーズを満たすと同時に、貿易ベースのマネーロンダリングのリスクを低減します。」と述べています。
本発表およびクリアアイ.エーアイとJ.P.モルガンの戦略的提携についてのお問い合わせは、クリアアイ.エーアイの営業担当者にご連絡いただくか、同社ウェブサイトをご覧ください：www.cleareye.ai
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