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独ハイデルベルク

（ビジネスワイヤ） — 難溶性薬物の有効な局所適用に傾注するドラッグデリバリー企業のNovaliq GmbHは本日、資金調達の第5ラウンドを成功裏に完了し、1390万ユーロ（1810万ドル）を確保したと発表しました。Novaliqは2007年以来、2710万ユーロ（3520万ドル）の資金を調達してきました。

今回も、SAPの共同設立者であるディートマー・ホップの投資会社Dievini Hopp Bio Tech Holding GmbH & Co. KGのみから資金を調達しました。Novaliqは新たな資金により、医療機器分野での貢献を目指してリードプロジェクトの承認を前進させ、製薬プロジェクトCyclASol™の臨床開発を発展させるとともに、技術プラットフォームを拡大する予定です。

Dieviniが積極的な投資対象としているライフサイエンス企業やヘルスサイエンス企業は、生命を脅かす疾患の患者の治療に当たり、医師が現在よりもクオリティーと安全性に優れた治療を施すことが最終的に可能となるよう、新しい治療レジメンの可能性を高める革新的な治療薬・診断薬に傾注しているような企業です。

Dievini HoppのMathias Hothumマネジングディレクターは、次のように述べています。「Novaliqはドライアイを含め、眼の症状に対する局所薬のまったく新しいクラスを構築中です。このクラスは従来製品に取って代わる有力な製品となる能力を備えています。先駆的な眼科ドラッグデリバリー技術と強力な経営陣を誇るNovaliqへの投資を拡大できることは、当社にとって喜びです。」

Novaliq GmbHは、難溶性薬物の先進世代の眼科製剤を開発するドラッグデリバリー企業です。Novaliq GmbHが特許を保有している眼科製剤は、半フッ素化アルカン（SFA）を使用していますが、SFAは局所用点眼薬の形で容易に利用できます。キャリアとしてのSFAが持つ当社だけの独自の特性を利用して、眼科用の処方薬と般消費者向け製品の両方を新たに創出することが可能となります。

Novaliqの戦略は、涙液蒸発亢進型ドライアイの分野で、一般消費者向け製品と処方薬のポートフォリオを確立することです。これらの製品は満たされないニーズに対応することを目的とし、防腐剤を使用しないという大きな利点を備えています。

Novaliqのベルンハルト・ギュンター最高経営責任者（CEO）は、次のように述べています。「当社が自らの技術プラットフォームを活用して自社を全社的に発展させる上で、投資家から現在寄せていただいている信頼とその支援に満足しています。他の製品が潜在的に刺激性の表面活性剤を含むエマルジョンを使用しているのに対し、当社の主力処方薬CyclASolは、初のドライアイ治療用シクロスポリンA溶液です。」

Novaliq専有のSFAを使用したこの製品はEyeSol™技術を基盤とし、多用量のユニットにおいて防腐剤を使用しません。刺激性の界面活性剤や防腐剤を含まないため、忍容性と利便性が向上します。

Novaliq GmbHについて

Novaliqは革新的な製剤の開発を目標とするドラッグデリバリー企業です。当社が特許を保有する半フッ素化アルカン（SFA）は、治療目的で薬剤または酸素を運ぶキャリアとして、さまざまな投与経路にて使用可能です。Novaliq は現在、SFA独自の物理化学的特性を利用し、革新的な眼科製剤や臓器保存液を開発中で、市場での可能性が非常に高い数種類の製品候補が、さまざまな開発段階にあります。

関心のある方は、今後の意義ある開発機会に関する検討の提案をお寄せください。

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