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マシモが呼吸数測定のrainbow アコースティックモニタリング用のRAS-45センサーでCEマークを取得したと発表

2016年08月22日 PM11:22
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スイス・ヌーシャテル

(ビジネスワイヤ) — マシモ(NASDAQ: MASI)は本日、単回使用の成人/小児用アコースティック呼吸センサーRAS-45でCEマークを取得したと発表しました。RAS-45は呼吸数(RRa®)を測定するrainbow アコースティックモニタリング(RAM)に使用するものです。

このSmart News Release(スマート・ニュース・リリース)にはマルチメディアのコンテンツが含まれています。リリース全文はこちらから: http://www.businesswire.com/news/home/20160822005610/ja/

Masimo Root with rainbow Acoustic Monitoring (RAM) of Respiration Rate (RRa) with RAS-45 Sensor (Pho ...

Masimo Root with rainbow Acoustic Monitoring (RAM) of Respiration Rate (RRa) with RAS-45 Sensor (Photo: Business Wire)

呼吸数の連続的モニタリングは、疼痛管理のために患者自己管理鎮痛法を受けている術後患者で特に重要です。麻酔患者安全財団(APSF)と病院認定合同委員会は、オピオイド鎮痛薬の投与を受けている全患者について、酸素化と換気の連続的モニタリングを推奨しました1,2。RAMは音響トランスデュサー内蔵の革新的な粘着式センサーを使用して、非侵襲的かつ連続的に、呼吸数を測定します。こうしたセンサーがマシモのRAS-125cや今回のRAS-45などであり、患者の頸部に装着します。マシモの画期的な信号抽出技術(SET®)を活用したアコースティック信号処理により、呼吸信号を分離・処理し、連続的に呼吸数(RRa)を表示します。RRaは正確で使いやすく信頼性があり、患者コンプライアンスを向上させることが示されています3,4。RRaは呼吸障害や患者の苦痛の早期検出を促し、術後患者や意識下鎮静法が必要な処置において、患者安全にブレークスルーをもたらします4

RAS-45は頸部への留置と装着を改善するよう設計しており、RAS-125cより粘着プロファイルが小さくなっています。柔軟性があり、透明接着剤を使用しています。RAS-125cと同様に、Masimo MX技術ボードと動作し、RRaを測定して、アコースティック呼吸波形を表示します。RAS-45のパフォーマンスパラメーター、測定範囲、精度は、RAS-125cと同様の仕様を維持しています。両センサーとも体重10kg以上の患者が対象です。

マシモの創設者で最高経営責任者(CEO)のジョー・キアニは、次のように述べています。「RAMは、Masimo SET®技術やrainbow®技術に基づく当社の画期的な信号処理技術の力を活用して、これらの成果を呼吸の音から呼吸を測定できるように応用したものです。研究によれば、RAM RRaは呼吸休止5の検出に感度が高い上に、臨床医や患者にとって使いやすくなっています3。」

@MasimoInnovates | #Masimo

References

1 Stoelting, RK et al. APSF newsletter. 2011. www.apsf.org.

2 The Joint Commission Sentinel Event Alert. Issue 49, August 8, 2012. www.jointcomission.org.

3 Macknet MR et al. Anesthesiology. 2007;107:A84 (abstract).

4 Goudra BG et al. Open J Anesthesiol. 2013;3:74-79.

5 Ramsay MAE et al. Anesthesia-analgesia. 2013:117:1.

マシモについて

マシモ(NASDAQ: MASI)は革新的な非侵襲的モニタリング技術における世界的リーダー企業です。当社の使命は、非侵襲的モニタリングを新たな施設やアプリケーションに導入することで、患者ケアの転帰を改善し、コストを削減することです。1995年、当社はMasimo SET® Measure-through Motion and Low Perfusion™(体動時・低灌流時モニタリング可能)パルスオキシメトリーを発表しました。Masimo SET®は誤報を大幅に減らし、正確なモニタリングで正しい警報を発することが多くの研究で示されています。Masimo SET®は世界各国の主要な病院やその他の医療現場で推定1億人以上の患者に使用されています。2005年、マシモはrainbow® Pulse CO-Oximetry技術を発表し、それまで侵襲的な手段でのみ可能であった血液成分モニタリングを非侵襲的、連続的なものとすることを可能にしました。測定できるのは、SpO2、脈拍数、灌流指標(PI)に加え、トータルヘモグロビン濃度(SpHb®)、酸素含量(SpOC™)、カルボキシヘモグロビン濃度(SpCO®)、メトヘモグロビン濃度(SpMet®)、さらに最近では脈波変動指標(PVI®)および予備酸素摂量指数(ORI™)です。2014年、マシモはマシモ・オープン・コネクト (Masimo Open Connect™、MOC-9™)インターフェースを装備した直感的な患者モニタリング・コネクティビティ・プラットフォームRoot®を導入しました。またマシモはウエアラブル患者モニターRadius-7™やフィンガーチップパルスオキシメーターMightySat™などの製品でmHealth(モバイルヘルス)におけるリーダーの役割を積極的に果たしています。マシモと当社製品の追加情報については、www.masimo.comをご覧ください。マシモの製品に関して発表済みの臨床研究の結果はいずれもhttp://www.masimo.com/cpub/clinical-evidence.htmでご覧いただけます。

将来見通しに関する記述

本プレスリリースは、1995年民事証券訴訟改革法との関連で、1933年証券法第27A条および1934年証券取引所法第21E条で規定された将来見通しに関する記述を含みます。これらの将来見通しに関する記述には、特にマシモのRAM™、RRa®、RAS-45の潜在的有効性などに関する記述が含まれています。これらの将来見通しに関する記述は、当社に影響を及ぼす将来の出来事についての現時点での予測に基づいており、リスクおよび不確実性に左右され、これらのすべてが予測困難で、これらのすべてが当社のコントロールを超えており、種々のリスク要因の結果として、将来見通しに関する記述で表明された内容とは不利な形で著しく異なる結果が生じる場合の原因となり得るものです。これらのリスク要因には、臨床結果の再現性に関する当社の仮定に関連するリスク、マシモのRAM™、RRa®、RAS-45を含む独自の非侵襲的測定技術が良好な臨床結果と患者安全性に貢献するという当社見解に関連するリスク、マシモの非侵襲的医療技術のブレークスルーが従来手法に匹敵する正確性と独自のメリット(全患者と全臨床条件で侵襲的外傷を引き起こすことなく早期治療を可能にする迅速・継続的結果を含む)を備え、コスト効率に優れたソリューションになるとの当社見解に関連するリスクに加え、米国証券取引委員会(SEC)に提出した当社の最新報告書のセクション「リスク要因(Risk Factors)」で指摘したその他の要因が含まれますが、これらの要因に限定されません。これらの報告書はSECのウェブサイト(www.sec.gov)から無料で入手できます。当社は将来見通しに関する記述に反映された予測が合理的であると考えるものの、当社はこれらの予測が正しいと判明するかどうか判断できません。本プレスリリースに含まれる将来見通しに関する記述はすべて、全体として前記の注意書きによる明示的条件の下に成立するものです。読者の皆さまは、本日の時点についてのみ言及しているこれら将来見通しに関する記述に過度の信頼を寄せないようお願いします。当社はこれらの記述または当社がSECに提出した直近の報告書に含まれる「リスク要因」について、新規の情報、将来の出来事、その他の結果に関係なく、適用される証券法で求められる場合を除き、更新・修正・説明する義務を何ら負いません。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

businesswire.comでソースバージョンを見る:http://www.businesswire.com/news/home/20160822005610/ja/

CONTACT

Masimo
Evan Lamb, 949-396-3376
elamb@masimo.com

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