米コロラド州レイクウッド
(ビジネスワイヤ) — テルモBCTは現行適正製造基準(cGMP)に適合し、米国連邦規則集(CFR)第11章を順守する細胞治療企業・研究組織を支援すべく継続的に取り組んでいる目標の一環として、Quantumシステム用ソフトウエアの更新版をリリースしました。
QUANTUM用ソフトウエア2.0版に関する重要事実:
- 細胞培養プロセスの電子データ収集により、従来のマニュアルレポーティングを自動化します。
- カスタマイズしたリモートアラーム通知により、細胞培養プロセスを中断するイベントの発生をユーザーに知らせます。
- ユーザー認証や、オペレーターやアドミニストレーターによる作業と設定変更の追跡によりプロセス管理を改善し、トレーサビリティーを強化します。
- 停電後はシステムを電源が切れる前の状態に戻し、最後に実行していたシステムタスクを回復します。
QUANTUMシステムに関する重要事実:
- 自動化細胞培養プラットフォームで、フラスコ使用の培養に伴うタスク、つまり開放型で労働集約的な人手作業を簡素化することに貢献し、細胞培養プロセスの再現性と拡張性を向上させ、全般的な製造要件を満たすのに役立ちます。
- 2010年に発売されたQuantumシステムは一部の市場で提供可能です。
関係者の主な発言:
Dave Flaten、テルモBCT、細胞プロセッシング担当バイスプレジデント
「成長を遂げる再生医療分野にとって非常に重要な技術を持つテルモBCTは、顧客の声に耳を傾け、できる限りの手段で支援することが必須であると考えています。当社はQuantumソフトウエアの最新版をリリースすることで、顧客が目標を達成し、プロセスの拡張性とコンプライアンスを高め、営業・研究活動を一層促進するのに役立つ高度化ツールを提供します。」
主な資料:
注記: 本ソフトウエア更新は、Quantumの装置や細胞増殖セット、アクセサリーセットの変更を伴いません。
テルモBCTについて
血液成分・治療用アフェレシス・細胞技術の世界的リーダーであるテルモBCTは、アフェレシス採取技術、マニュアル式および自動式の全血処理、病原菌低減技術に加え、治療用アフェレシスおよび治療用細胞処理の一流技術を独自に併せ持つ唯一の企業です。当社は血液が今日果たしている役割以上のものを患者に提供できる潜在力を持っていると確信します。こうした信念が当社のイノベーション努力を促し、お客さまとの提携活動を強化しています。
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