医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > 医療 > オーストラリア 失明の治療に貢献する幹細胞研究

オーストラリア 失明の治療に貢献する幹細胞研究

読了時間:約 1分13秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2013年02月20日 AM10:13

黄斑変性症の解明

オーストラリアでは、実に7人に1人が、加齢にともなう黄斑変性症を経験している。しかし、どのように、また、なぜ、黄斑変性症が発症するのかについては、まだ謎が多いのが現状だ。

幹細胞の研究を利用して、オーストラリアの科学者たちは、皮膚細胞を網膜細胞に変える試みをしている。これによって、今まで治療不可能と言われてきたような失明の構造が解明される。

(Wikipediaより引用)

幹細胞の研究 広がる応用

メルボルンにあるオーストラリア眼科研究センター(CERA)の研究チームは、黄斑変性症の患者の皮膚細胞を幹細胞に変化させ、さらにそれを新しい網膜細胞に変化した。これと、ダメージを受けた細胞のどの部分が機能しなくなったのかを、念入りに比較した。

幹細胞の研究によって、この疾患を実験室で再現することができ、よりよい診断と治療法を導き出すことにつながる。

新しく設立された「オーストラリア国立幹細胞基金」は、シアトルから幹細胞のエキスパート、キャサリン・デービッドソン博士を呼び寄せ、その第1号プロジェクトとして、同研究に出資している。デービッドソン博士は、18日メルボルンで行われた開設式で、次のように語った。

「黄斑変性症によって、網膜の特定の細胞が死に、それらに依存する細胞もまた死んでしまうことは、すでに既知の事実である。しかし、なぜ、またどのように、その現象が起きるのか、これから解明する必要がある。」

(長谷川優喜)

▼外部リンク

CERA:International stem cell expert joins CERA
http://www.cera.org.au/

National Stem Cell Foundation of Australia
http://www.stemcellfoundation.net.au/news/

The Australian:Vic stem cell bid to beat blindness
http://www.theaustralian.com.au/

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 医療

  • うつ病患者、「超低周波変動・超微弱磁場環境治療」で抑うつ症状が改善-名大
  • 食後インスリン分泌に「野菜を噛んで食べること」が影響する機序解明-早大ほか
  • 難治性骨折の治癒促進するプラズマ照射法を開発、損傷部強度3.5倍に-大阪公立大
  • 5歳児の2割弱に睡眠問題あり、弘前市の未就学児の調査結果-弘前大
  • 水虫治療薬テルビナフィン耐性に関与の白癬菌タンパク質同定-武蔵野大ほか