医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

米国アステックス社株式に対する公開買付けの結果および買収完了にともなう子会社の異動に関するお知らせ

2013年10月11日 PM09:55
このエントリーをはてなブックマークに追加


 

東京

(ビジネスワイヤ) — 米国東部時間2013年9月13日に開始した、当社の完全子会社である大塚製薬株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:岩本太郎、以下「大塚製薬」)の間接子会社であるオータム アクイジション コーポレーションによるアステックス ファーマシューティカルズ インク(本社:米国カリフォルニア州ダブリン、会長兼CEO:ジェームス S.J. マヌーソ、以下「アステックス社」)の普通株式を1株あたり現金8.50米ドルで買い取る株式公開買付け(以下、「本公開買付け」)について、本公開買付け期間が米国東部時間2013年10月10日深夜12時をもって終了し、本公開買付けが成立しましたので、その結果について下記の通りお知らせします。
また、本公開買付け後の合併手続きが、米国東部時間2013年10月11日に完了しましたので、あわせてお知らせします。

本合併により、同日付けでアステックス社は当社の連結子会社となり、同社株式のNASDAQ市場での取引は停止され、同社株式は上場廃止となります。

 

1.

 

本公開買付けの結果

(1)

本公開買付けの概要

 

公開買付け実施者

    オータム アクイジション コーポレーション

公開買付けの対象会社

アステックス社

買付けを行う株式の種類

普通株式

買付け価格

1株あたり8.50米ドル

買付け期間

米国東部時間2013年9月13日から同年10月10日深夜12時まで

下限応募株式数

オータム アクイジション コーポレーションは、アステックス社の発行済株式総数の50%超(完全希薄化後ベース)の応募があった場合に買付けを行います。
 

(2)

 

本公開買付けの結果

           

 

  応募の状況(米国東部時間2013年10月10日深夜12時現在)
発行済株式総数に占める応募株式数の割合 :52.3% (49,774,483 株)
(Notice of Guaranteed Delivery*1 により応募された2.9% (2,724,347株)を含まず)

 

本公開買付けの成否:
応募株式数が1. (1) ⑥に記載の下限応募株式数を超えましたので、オータム アクイジション コーポレーションは応募株式の全てについて買付けを行いました。
 

*1 Notice of Guaranteed Delivery
株主が所有する株式の公開買付けに応募しようとする際に、一定の理由で公開買付け期間終了までに応募手続きを完了することができない場合、所定の金融機関に提出する書面で、これにより、公開買付け終了後であっても3営業日以内においては、応募することが可能となるものです。

(3) 本公開買付け後の合併手続き
オータム アクイジション コーポレーションは米国東部時間2013年10月11日、オータム アクイジション コーポレーションを消滅会社、アステックス社を存続会社とするデラウェア州法に基づく略式合併(short form merger、株主総会を開催しない合併手続き)を行い、大塚製薬によるアステックス社の買収は同日中に完了しました。これにより、同日をもって、本公開買付けに応募されなかったアステックス社株式(ただし、アステックス社、大塚製薬、ならびに両社の完全子会社(オータム アクイジション コーポレーションを含む)が保有する株式、およびデラウェア州法に基づき買取請求権が行使された株式を除く)は、本公開買付けにおける買付け価格と同じ1株あたり8.50米ドルの現金を受け取る権利に転換されました。なお、当該現金の支払いにあたっては利息は付されず、源泉徴収税の対象となる場合には、当該源泉徴収税相当額が控除されます。

2. 子会社の異動
(1) 異動の理由
このたびの買収完了にともないアステックス社は当社の子会社となります。

(2) 取得株式数、取得価格および取得前後の所有株式の状況

異動前の所有株式数  

0株
(議決権所有割合:0.0%)

取得株式数 95,231,392株
取得価格 約886百万米ドル
異動後の所有株式数  

95,231,392株
(議決権所有割合:100.0%)

 

(3) 異動する子会社(アステックス社)の概要

商  号

 

Astex Pharmaceuticals, Inc.

設  立

2011年4月6日

代 表 者

取締役会会長兼CEO ジェームス S.J. マヌーソ

所 在 地

4140 Dublin Blvd., Suite 200, Dublin, CA 94568, USA

資 本 金

95千米ドル (2013年6月30日現在)
発行済株式総数 普通株式 94,934,406株 (2013年6月30日現在)

決 算 期

12月

従 業 員 数

136名 (2012年12月31日現在)

大株主及び持ち株比率
(2013年4月22日現在)

 

BlackRock, Inc. 7.1%
James S.J. Manuso 5.4%
Apax Partners and affiliates 5.1%
※上記はアステック社が2013年4月29日にSECに届け出たDEF 14A記載のものです

当社と当該会社
との間の関係
(2013年6月30現在)

資本関係:当社と当該会社との間には、記載すべき資本関係はありません。また、当社の関係者及び関係会社と当該会社の関係者及び関係会社の間には、特筆すべき資本関係はありません。
人的関係:当社と当該会社との間には、記載すべき人的関係はありません。また、当社の関係者及び関係会社と当該会社の関係者及び関係会社の間には、特筆すべき人的関係はありません。
  取引関係:当社と当該会社との間には、記載すべき取引関係はありません。また、当社の関係者及び関係会社と当該会社の関係者及び関係会社の間には、特筆すべき取引関係はありません。
 

アステックス社の最近事業年度における業績の動向

(単位:千ドル)   2012年12月期   2011年12月期   2010年12月期
売上高 83,159 66,914 52,972
営業利益 △7,052 2,412 15,886
当期純利益 8,247 5,542 16,273
総資産 275,164 276,948 129,098
純資産   236,943   220,001   121,612
 

(4) 子会社の異動日
米国東部時間2013年10月11日

3. 今後の見通し
本件が当社の連結業績に与える影響については、詳細が確定次第、改めてお知らせします。

以上

将来見通しに関する注意事項

本プレスリリースに含まれる将来予想情報には、本取引により生じる利益の予測およびかかる状況に対する仮定に関する表現が含まれています。期待する、見込みである、信じる、計画する、予定である、見通しである、計画である、予測する、展望するなどの単語およびこれらと同様の表現は、かかる将来予測情報を示すものです。このお知らせにおける記載は、既知または未知のリスク、不確実性、ならびに実際の結果、収益、業績または達成度を、かかる将来予測情報により明示または暗示された将来の結果、収益、業績または達成度から大きく乖離させるその他の要素を含んでいます。かかる要素には、一般的な業界および市場の状況、金利および通貨為替変動などの一般的な国内および国際的な経済条件、競合他社が取得する技術的優位性および特許、新製品開発・臨床試験における固有の困難性、製品の安全性および効果に関するクレームや懸念、規制上の許認可の取得、国内外の保健医療改革、国内外の事業に影響を与える法規制、市場の受容・第三者の同意の獲得失敗などが含まれます。当社は、今後生じる事象や状況を反映しまたは予測され若しくはされていなかった事象の発生を反映して将来予測情報を更新または訂正する義務を負うものではなく、かかる義務を明確に拒否します。

CONTACT

大塚ホールディングス株式会社
IR部 IR担当部長
木村琢磨
TEL 03-6361-7411

同じカテゴリーの記事 

  • C2N Diagnostics Expands Into Japan Through Mediford Corporation Partnership With Precivity™ Blood Testing for Alzheimer’s Disease and Brain Research Market
  • BeiGene Demonstrates Global Progress in 2023 Responsible Business & Sustainability Report
  • Takeda Receives Positive CHMP Opinion for Fruquintinib in Previously Treated Metastatic Colorectal Cancer
  • joimax® Obtains Registration for All Products in the Indian Market
  • Avistone Announces the Approval of Vebreltinib as the First MET-TKI Treatment for a Rare Brain Glioma Subtype in China