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マリンクロット、2013年度第3四半期財務業績を発表

2013年08月14日 PM05:55
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ダブリン

(ビジネスワイヤ) — スペシャルティ医薬品および医療イメージング世界的大手のマリンクロット(NYSE: MNK)は本日、2013年度第3四半期(2013年6月28日締め)の業績を発表しました。

2013年度第3四半期の純売上高は5億7000万ドルで、2012年度第3四半期に報告した5億1630万ドルから10.4%増加しました。

非GAAPベースでは、2013年度第3四半期の調整純利益(1)は2840万ドルでした(前年同期は5060万ドル)。非GAAP調整1株当たり利益は0.49ドルでした(前年同期は0.88ドル)。2013年度第3四半期の調整純利益では、4250万ドルの分離費用、800万ドルの再編費用、560万ドルの無形資産償却費、20万ドルの非継続事業による損失を除外しています(いずれも税金控除後)。

GAAPベースでは、2013年度第3四半期の純利益は減少して2790万ドルの純損失(1株当たり0.48ドルの損失)になりました(前年同期は3320万ドルの純利益、1株当たりでは0.58ドル)。当四半期の純損失には、原材料費の増加、1130万ドルの再編費用のほか、2013年6月28日に行われたマリンクロットのコヴィディエン(NYSE: COV)からのスピンオフに関連した2750万ドルの会社構築費用と4420万ドルの分離費用も影響しています。分離費用は、法務、会計、税務などの専門家報酬です。

マリンクロットの社長兼最高経営責任者(CEO)のMark Trudeauは、次のように述べています。「独立した上場企業として初めてとなるマリンクロットの第3四半期の業績には、大手スペシャルティ医薬品企業への転換に資源を集中させるという明示的戦略が反映されています。当社のスペシャルティ医薬品セグメントは、利益率の高いブランド医薬品とジェネリック医薬品の販売により、純売上高と営業利益が堅調に増加しました。今後については、マリンクロットの開発計画には楽観的見通しを持っています。当社は今後、重要な新薬を上市してスペシャルティ医薬品分野での発展を進めていくことが可能です。同時に当社は、全社的に運営効率を高めることで収益性を高めることにも注力しています。本日発表する再編プログラムもその努力の一部です。」

2013年度第3四半期の粗利益は2億6580万ドルで、前年同期の2億4320万ドルと比較して9.3%増加しました。当四半期の純売上高に対する粗利益の割合は46.6%で、47.1%から0.5ポイント低下しました。これは、原材料費と製造費用の増加が主な原因ですが、利益率の高いスペシャルティ医薬品のブランド製品とジェネリック製品の売り上げによって相殺されています。

2013年度第3四半期の販売費および一般管理費(SG&A)は1億6690万ドルで、前年同期の1億3720万ドルと比較して21.6%の増加となりました。2013年度第3四半期の純売上高に対する販売費および一般管理費の割合は29.3%で、2012年度第3四半期の26.6%から上昇しました。これは主として、会社構築費用によるものです。

2013年度第3四半期の研究開発費(R&D)は4480万ドルで、前年同期の3520万ドルと比較して27.3%増加しました。四半期中の研究開発費は純売上高の7.9%となり、前年同期の6.8%から上昇しています。研究開発費の増加は、新製品パイプラインの構築への当社の継続的投資を反映したもので、ブランド鎮痛剤MNK-155の第III相臨床試験の実施やくも膜下注入製品への投資が含まれます。

2013年度第3四半期の分離費用は4420万ドルでした(前年同期は720万ドル)。費用の増加は、スピンオフ取引を完了するために四半期中に発生した手数料に関連するものです。

第3四半期の調整EBITDA(1)は9020万ドルでした(前年同期は1億380万ドル)。調整EBITDAの減少は、収益の増加が原材料費の増加、会社構築費用、研究開発費の絶対額の増加の影響で相殺されたことを反映しています。2013年度第3四半期の調整EBITDAの純売上高に対する割合は15.8%でした(前年同期は20.1%)。

両年度の税率は、従来コヴィディエンの一部として経営されてきた事業を反映させ、カーブアウト方式による会計で計算されています。当年度の実効税率には、当社のコヴィディエンからの分離が非課税対象として行われたために4420万ドルの分離費用に対する税効果が170万ドルしかなかったことが不利に作用しました。

2013年度9カ月期業績

2013年度9カ月期の純売上高は16億5930万ドルで、前年同期の15億4310万ドルと比較して7.5%増加しました。

非GAAPベースでは、調整純利益は1億2390万ドルでした(前年同期は1億5570万ドル)。非GAAP調整1株当たり利益は2.15ドルでした(前年同期は2.70ドル)。

GAAPベースでは、2013年度9カ月期の純利益は2530万ドルに減少しました(前年同期は1億840万ドル)。1株当たりGAAP利益は0.44ドルでした(前年同期は1.88ドル)。

2013年度9カ月期の調整EBITDAは2億8030万ドルで、前年同期の3億1230万ドルと比較して10.2%減少しました。これは、収益の増加が原材料費の増加、会社構築費用、研究開発費の絶対額の増加の影響で相殺されたことを反映しています。2013年度第3四半期の調整EBITDAの純売上高に対する割合は16.9%でした(前年同期は20.2%)。

事業セグメント別業績

スペシャルティ医薬品セグメント

2013年度第3四半期の当社のスペシャルティ医薬品セグメントの純売上高は3億860万ドルで、前年同期の2億5470万ドルと比較して21.2%増加しました。ブランド製品の純売上高は5490万ドルで(前年同期は4160万ドル)、EXALGO®(ヒドロモルフォン塩酸塩)徐放タブレット(CII)が業績をけん引しました。ジェネリック製品と医薬品有効成分(API)の売上高は2億5370万ドルでした(前年同期は2億1310万ドル)。その主要因は、製品群全体が成長したことにあり、特にConcerta®のジェネリック製品であるメチルフェニデート塩酸塩徐放タブレット(USP、CII)(メチルフェニデートER)が成果を挙げました。

四半期のセグメント営業利益は9480万ドルで、前年同期の5090万ドルと比較して86.2%増加しました。セグメントの営業利益率は30.7%で(前年同期は20.0%)、これには利益率の高い製品ラインの成長と新製品の追加が反映され、売上高の強力な成長に伴う営業レバレッジも奏功しました。四半期の特徴的な成果を以下に示します。

EXALGOの純売上高は好調で3420万ドルとなり、前年同期の2450万ドルと比較して39.6%増加しました。これは主として2012年9月に発売した32mg用量製品が好調だったことによります。年初来の純売上高は、9220万ドルになりました。

第3四半期のメチルフェニデートERの純売上高は、1740万ドルでした。年初来の純売上高は、8830万ドルになりました。2013年度第3四半期中の売上高には、販売チャネルに製品が徐々に浸透していることが反映されています。

グローバル医療イメージング・セグメント

当社のグローバル医療イメージング・セグメントの純売上高は2億4790万ドルでした(2012年度第3四半期は2億4670万ドル)。造影剤および送達システム(CMDS)の売上高は1億3890万ドルで(前年同期は1億2900万ドル)、一時的な顧客注文の実行があったことが主に影響しています。放射線イメージング製品の売上高は1億900万ドルでした(前年同期は1億1770万ドル)。

第3四半期のセグメント営業利益は1350万ドルでした(前年同期は4930万ドル)。営業利益率は5.4%で(前年同期は20.0%)、グローバル医療イメージングの原材料費と製造費用の増加がマイナスに影響しました。

2013年度の見通し

ガイダンスの更新:当社の年初来業績と第4四半期の見通しに基づき、マリンクロットは2013年5月3日に提示した2013年度のガイダンスを更新します。

  • マリンクロットの総売上高成長率は、8%から10%の範囲です(前回発表は7%から11%)
  • スペシャルティ医薬品セグメントの売上高成長率は、22%から25%の範囲です(前回発表は21%から25%)
  • グローバル医療イメージング・セグメントの売上高は、5%から8%の範囲で減少します(前回発表は3%から7%の減少)
  • 調整EBITDA利益率は、17%から19%の範囲です(前回発表は17%から21%)
  • 2013年度第4四半期の実効税率は、27%から30%です(前回発表は28%から32%)
  • 設備投資は、1億4000万ドルから1億6000万ドルまでの予想を変更しません

メチルフェニデートER:現状の売り上げおよび市場シェアの動向に基づき、当社はメチルフェニデートERの売上高ガイダンスを引き上げ、1億3500万ドルから1億5000万ドルの範囲に入ると予想します(前回発表から1億2500万ドル以上の増加)。

EXALGO:現状の売り上げ動向および顧客注文に基づき、当社は現在、本製品ラインの2013年度の売上高が1億1500万ドル以上になると予想しています(前回発表は1億ドル以上)。

最近の動向

再編プログラム:マリンクロットは継続的に事業の改善に取り組み、今後3年間に1億ドルから1億2500万ドルの再編活動の実施を予定しています。この再編プログラムに基づいて具体的な行動を進める中で、それぞれの個別の行動の2年以内に費用を回収できると予想しています。

MNK-795:2013年7月29日に当社は、MNK-795の新薬申請の提出が米国食品医薬品局に受理され、優先審査が認められたと発表しました。MNK-795はオキシコドンとアセトアミノフェンの経口制御放出製剤で、オピオイド系鎮痛剤の使用が適切な中度から重度の急性疼痛の管理を目的に研究されてきました。FDAの優先審査は、承認された場合に治療の安全性または効果において標準的治療と比較して大きな改善をもたらす医薬品に対して実施される所定のNDA審査のプロセスです。承認された場合、MNK-795はオキシコドンとアセトアミノフェンの即放成分と徐放成分が含まれた制御放出複合薬となります。剤形は、デポメッドの先進的Acuform®薬剤送達技術を用いて設計され、不正開封防止特性も持たせています。

電話会議とウェブキャスト

当社は、2013年8月9日(金)に米国東部夏時間午前8時30分から投資家向け電話会議を開催します。この電話会議には、以下の3つの方法で参加できます。

マリンクロットのウェブサイト:http://investor.mallinckrodt.com

電話:「聴取のみ」の参加の場合も質疑応答への参加を希望する場合も、米国からのダイヤルイン番号は877-415-3182です。米国外から参加する場合のダイヤルイン番号は857-244-7325です。アクセスコードはいずれも44964726です。

録音再生:電話会議の録音再生は、2013年8月9日の米国東部夏時間午前10時30分からご利用可能になり、2013年8月23日の米国東部夏時間午後11時59分に終了します。米国からの参加者のダイヤルイン番号は888-286-8010です。米国外の参加者のダイヤルイン番号は617-801-6888です。録音再生のアクセスコードはいずれも51646528です。

マリンクロットについて

マリンクロットは世界的スペシャルティ医薬品および医療イメージング会社として、スペシャルティ医薬品および医療用造影剤の開発・製造・営業・販売を行っています。当社のスペシャルティ医薬品部門にはブランド医薬品およびジェネリック医薬品が含まれ、医療用造影剤部門には造影剤と核イメージング造影剤が含まれます。マリンクロットは世界に約5500人の従業員を擁し、約50カ国で直販を行い、商品はさらに約40カ国で販売されています。当社の2012年度の総売上高は21億ドルでした。マリンクロットの詳細についてはwww.mallinckrodt.comをご覧ください。

Concertaは、アルザ・コーポレーションの登録商標です。

Acuformは、デポメッドの登録商標です。

(1) 非GAAP財務指標

本プレスリリースには、調整純利益、調整1株当たり利益、調整EBITDA、事業成長率などの財務指標が含まれ、これらはいずれも米国証券取引委員会の該当規則および規制では、「非GAAP」の財務指標と見なされます。

調整純利益は、米国で一般に認められた会計原則(GAAP)に従って作成された純利益から分離費用、再編・関連費用(純額)、無形資産償却費、非継続事業に関係する税引後の効果を除外したものです。調整1株当たり利益は、調整純利益を希薄化後株式数で除したものです。

調整EBITDAは、純利息、法人所得税、減価償却費、無形資産償却費を控除する前のGAAP純利益から特定の項目を除外して調整したものです。これらの項目には、該当する場合は、非継続事業、その他の利益(純額)、分離費用、再編費用(純額)、即時払い前払いおよびマイルストーン支払金、買収関連費用、および非現金性減損費用が含まれます。

事業成長率は、恒常通貨ベース(該当する前期の実勢為替レート)での当期と前期の純売上高の変化を示す指標です。この指標は、経営陣の成果報酬を決定するための業績指標の1つです。

当社がこれらの非GAAP財務指標を提供するのは、これらがGAAPに従った財務指標と共に経営陣によって当社の事業成績を評価するために使用されているからです。さらに、これらは一部の投資家が当社の業績を計測するためにも使用されると考えられます。経営陣は、これらの非GAAP指標が当社の中心的な事業成績の指標とはならないと当社が考える項目を除外することで、一定の基準に基づいた複数期間にわたる当社業績についての有益な情報を与えると考えています。

これらの非GAAP指標は、GAAPに沿って作成された財務情報を補足するものであり、その代わりとなるものではありません。当社の非GAAP指標の定義は、他社の類似した名称の指標とは異なる可能性があります。

非GAAP財務指標は、当社が報告した営業業績の増減につながる項目の影響を除外しているため、当社経営陣は投資家の方々に対して、当社の連結財務報告、および公式報告書を全体的に確認することを強くお奨めします。非GAAP財務指標とそれに最も直接的に対応するGAAP財務指標との差異調整は、本リリースに付された表に記載されています。

将来見通しに関する記述

本リリースに含まれる記述で過去の事実について記述していないものは、1995年米国民事証券訴訟改革法で定義される意味での将来見通しに関する記述を構成する場合があります。そうした将来見通しに関する記述には、将来の財務状態や営業成績、当社の事業に影響を与える経済・事業・競合・規制上の要因についての記述が含まれますが、これらに限定されません。本リリース中の将来見通しに関する記述はいずれも、当社経営陣の現時点における見解と予想に基づいていますが、幾つものリスク、不確実性、状況の変化の影響を受け、その結果、実際の結果または当社の行動が当該記述によって表明されているか含意されているものとは大幅に異なる場合があります。実際の将来の結果が現在の期待と大きく異なる場合の要因としては、米国麻薬取締局から調達・生産割当を受ける当社の能力、当社のテクネチウム-99mジェネレータ生産施設にモリブデン-99を取得および/または適時に搬送する当社の能力、顧客集中、顧客・購入グループ・第三者支払者・政府組織による経費抑制努力、新製品の開発と商業化を成功させる当社の能力、知的財産権を保護する当社の能力、競争、技術・製品・事業の買収を統合する当社の能力、製造物責任上の損失およびその他の訴訟による債務、少数の大規模な公的保険業者ないし私的保険業者の支払い実態、医療費割戻し制度における複雑な報告・支払義務、法律および規制の改正、世界的な事業運営、外国為替レート、重大な健康・安全・環境賠償責任、訴訟および違反、情報技術インフラなどがありますが、これらに限定されません。これらの要因およびその他の要因は、フォーム10の修正済登録届出書の「リスク要因」の項に詳しく記載されています。当社は、法律により義務付けられた場合を除き、これらの将来見通しに関する記述を更新する一切の責務を否認します。

 
マリンクロット
要約総合損益計算書
(未監査、単位は百万ドル、ただし1株当たりのデータを除く)
           
四半期

2013年
6月28日締め

 

純売上高比
(%)

2012年
6月29日締め

 

純売上高比
(%)

純売上高(1) $ 570.0 100.0 % $ 516.3 100.0 %
売上原価 304.2   53.4 273.1   52.9
粗利益 265.8 46.6 243.2 47.1
販売費および一般管理費 166.9 29.3 137.2 26.6
研究開発費 44.8 7.9 35.2 6.8
分離費用 44.2 7.8 7.2 1.4
再編費用、純額 11.3 2.0 5.0 1.0
事業売却利益 (0.8 ) (0.1 ) (0.8 ) (0.2 )
営業利益(損失) (0.6 ) (0.1 ) 59.4 11.5
支払利息 (9.4 ) (1.6 ) (0.1 )
受取利息 0.1
その他の利益、純額 2.1   0.4 0.1  
継続事業による税引前利益(損失) (7.9 ) (1.4 ) 59.5 11.5
法人所得税引当金 19.8   3.5 24.4   4.7
継続事業による利益(損失) (27.7 ) (4.9 ) 35.1 6.8
非継続事業による損失、法人所得税控除後 (0.2 ) (1.9 ) (0.4 )
純利益(損失) $ (27.9 ) (4.9 ) $ 33.2   6.4
 
基本および希薄化後1株当たり利益(損失):
継続事業による利益(損失) $ (0.48 ) $ 0.61
非継続事業による損失 (0.03 )
純利益(損失) (0.48 ) 0.58
基本および希薄化後発行済み株式数(2) 57.7 57.7
     
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