医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

KCIがV.A.C.®セラピーコネクター付きPrevena™ Peel & Place™被覆材を発表

2013年05月23日 PM07:25
このエントリーをはてなブックマークに追加


 

サンアントニオ

(ビジネスワイヤ) — キネティック・コンセプツは本日、V.A.C.®コネクター付きPrevena™ Peel & Place™(はがして貼る)被覆材を発表しました。この製品はPrevena™切開管理システムの可用性を拡大するものです。今日、KCI V.A.C.®セラピーシステムを活用している施設において、術創保護のメリットを得ることができる患者が増えることになります。また、外科医はKCIの多様な療法システムと被覆材構成によって術創を積極的に管理するための柔軟性を獲得し、最適な患者転帰を実現することができるようになります。

イタリアのパドヴァ大学病院で形成外科正教授を務めるフランコ・バセット教授は、次のように述べています。「私たちはKCIにPrevena™ Peel & Place™被覆材をその他のV.A.C.® セラピーユニットに対応させるようなコネクターを求めてきましたが、同社はそれを実現しました。Prevena™システムは切開部位を被覆・保護し、滲出液と感染性物質を除去するもので、これにより病院は整形外科・婦人科・心臓血管科・形成外科の多様な外科手術を受ける患者の術創管理がしやすくなることで、経費を節約できるはずです。」

Prevena™切開管理システムは術創管理向けに特別設計された初の電動陰圧製品で、他に類がありません。Prevena™システムは標準的な整形外科・心臓胸郭科・血管科の手術を含め、多様な術創タイプを対象として実施・公表された研究において、標準治療の切開管理と比べ、術後合併症のリスク低減と相関関係にあることが分かっています。

Prevena™システムに関して最近公表された2件の独立研究から、術後合併症のリスクにある患者で良好な臨床転帰が実証されました。今月、Dr. GrauhanらはJournal of Thoracic and Cardiovascular Surgeryの中で、胸骨切開術を受けた肥満患者150人を対象とする前向き対照試験から、統計的に有意な結果を報告しています1。本研究では、従来の滅菌創傷被覆材で処置した対照群において感染率が16%であったのに対して、Prevena™セラピー群での感染率は4%でした(p=0.0266)。米国では、胸骨創傷の感染による平均コストが6万4000ドルに上っています2

同様のプラス効果の結果が、Journal of Vascular Surgeryの3月版の中で報告されています3。Dr. Matatovらは、血管手術のために大腿部切開が必要な患者における鼠径部術創115例の後ろ向き解析を実施しました。本研究では対照群の患者(皮膚用接着剤あるいは吸収性被覆材で処置)の30%が創傷感染を経験した一方で、Prevena™セラピーで処置した群ではわずか6%しか創傷感染しませんでした(p=0.0011)。鼠径部の手術部位感染(SSI)によって入院日数が9日以上伸びる可能性があり、医療施設は感染症処置1件当たり2万ドル以上のコストを掛けねばならず、SSIは患者の生活の質にも悪影響を及ぼします。

KCIのジョー・ウッディー社長兼最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「コネクター付きPrevena™ Peel & Place™被覆材によって、多くの病院が既に備えているV.A.C.®セラピーユニットを活用して、積極的な切開管理手法を以前にも増して多くの患者に利用できるようになります。この製品により、外科医は、動き回る患者にとっておそらく在宅療養向けに完全なPrevena™システムが必要かどうか、あるいは入院患者が従来のV.A.C.®セラピーユニットを介してPrevenaセラピーを数日間利用することでメリットを得られるのかどうかについて、決断を下すことができます。」

KCIは、Prevena™システムによる切開管理から恩恵を受けるであろう手術は、世界全体で年間300万件以上に上ると見積もっています。

KCIとPrevena™切開管理システムに関する詳細情報については、www.KCI1.comをご覧ください。

KCIについて

キネティック・コンセプツ(KCI)は世界一流の医療技術企業として、世界25カ国以上の顧客と患者に対し、高度技術に基づいて変革をもたらす革新的な治療ソリューションの理解・開発・販売に専心しています。米テキサス州サンアントニオに本社を置くKCIは、創傷治療の科学を発展させ、医療専門家の進化するニーズに対応する顧客志向の革新成果を創出することで、患者ケアに好影響を与えることに傾注しています。KCIの専有的な陰圧技術は、医療提供者が多様なタイプの創傷を処置する方法に革命をもたらしました。V.A.C.®治療システムは世界全体で700万例以上の創傷治療で使用されてきました。KCIとその製品の詳細情報については、www.KCI1.comをご覧ください。

1 Grauhan O, Navasardyan A, Hofmann M, Müller P, Stein J, Hetzer R. Prevention of poststernotomy wound infections in obese patients by negative pressure wound therapy. J Thorac Cardiovasc Surg. 2013 May;145(5):1387-92.

Market Research National Level Report. Data from the Marketscan Projected Inpatient, Hospital Drug and Medpar Databases: Calendar Year 2011. New York, NY: Thomson Reuters; 2013

Matatov T, Reddy KN, Doucet LD, Zhao CX, Zhang WW. Experience with a new negative pressure incision management system in prevention of groin wound infection in vascular surgery patients. J Vasc Surg. 2013 Mar;57(3):791-5.

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

CONTACT

KCI Corporate Communications
Mike Barger, 210-255-6824
mike.barger@kci1.com

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...
 

同じカテゴリーの記事 

  • ADCセラピューティクスが当社の新規抗体薬物複合体ADCT-402の第I相中間データを発表
  • Vedanta Biosciences Granted Four New U.S. Patents Expanding Coverage for Compositions and Methods of Use for Therapeutics Based on Microbiome-Derived Bacterial Consortia
  • Daiichi Sankyo and Puma Biotechnology Announce Research Collaboration with Major Cancer Center in HER2-Mutated Cancer
  • 武田和Seattle Genetics呈报3期ECHELON-1临床试验的阳性数据,该试验评估ADCETRIS® (brentuximab vedotin)用于晚期霍奇金淋巴瘤的一线治疗
  • ADCセラピューティクスが当社の新規抗体薬物複合体ADCT-301の第I相中間データを発表