仏ビルジュイフ
(ビジネスワイヤ) — がん個別化治療を推進するワールドワイド・イノベーティブ・ネットワーク(WIN)コンソーシアムは、カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)ムーアがんセンターが本コンソーシアムの会員になったと発表しました。WINは学会・業界・患者支援の名立たる組織から構成されるグローバルネットワークで、世界各国の患者にとってがん個別化治療を現実のものとするために活動しています。
UCSDムーアがんセンターは総合がんセンターとしてNCIの指定を受けていますが、同指定はNCIが支援するがん研究の最前線に立つ厳選研究機関に贈られる位置付けです。UCSDムーアがんセンターはノーベル賞受賞者や米国科学アカデミー会員を含む教授陣、バイオバンキングにおける先進的能力、全ゲノム配列決定の最先端技術を駆使できる新設の先進医学検査センターを擁しており、がん個別化治療研究における最新の発見に基づいて、WINの革新的で世界規模の臨床試験やプロジェクトを開発・実践する上で、不可欠な役割を果たすことになります。
WINコンソーシアム会長のDr.ジョン・メンデルゾーンは、次のように述べています。「UCSDムーアがんセンターがWINの会員になったことは大きな喜びです。UCSDの傑出した教授陣は、がん個別化治療を前進させる共同活動に深く関与しています。ムーアがんセンターはその先端技術力と、有能で積極的な研究者を通じ、がん個別化治療における最新の成果を患者に届けるWINの能力を大いに高めます。」
UCSDムーアがんセンター長のDr.スコット・リップマンは、次のように述べています。「UCSDは今回のWINとの提携によって、がん個別化治療を前進させるために奮闘している一流機関とともに、世界規模の画期的な臨床試験を提案し、このような試験に参加することができます。この種の分野横断的な連携は、ゲノム主体の発見による利益を患者に速やかに届ける上で、重要な一歩となります。」
テキサス大学M.D.アンダーソンがんセンター(米国)とギュスタフ・ルーシーがん研究所(フランス)によるイニシアチブで2010年に設立されたWINコンソーシアムは、学術、製薬、バイオテクノロジー、医療IT、患者支援の各分野における傑出した29組織が構成するグローバルネットワークで、世界規模の臨床試験や研究プロジェクトを通じ、ゲノムをベースとしたがん研究における最有望のテーマを発展・応用させることで、新しいがん治療薬の研究成果をベッドサイドまで届ける速度を加速し、その費用を削減するために活動しています。WINは非政府・非営利組織でパリに本部を置いています。
詳細情報についてはwww.winconsortium.orgをご覧ください。
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