医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > 医療 > 岡山大学と津山中央病院 がん陽子線治療センター開設へ

岡山大学と津山中央病院 がん陽子線治療センター開設へ

読了時間:約 40秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2013年07月31日 PM02:13

中四国初のがん粒子線治療センター

岡山大学と財団法人津山慈風会・津山中央病院は7月26日、「岡山大学・津山中央病院共同運用 / がん陽子線治療センター」の開設を発表した。津山中央病院敷地内において、3年後の2016年3月の開業を目指す。

(この画像はイメージです)

現在、がんの粒子線治療を行っている施設は11ヶ所のみにとどまっている。中四国地方にはまだ開設されていないため、当センターが初めてとなる。

岡山県の活性化にも貢献

同じ日に行われた記者発表でのあいさつで、岡山大学・森田潔学長と財団法人津山慈風会の浮田芳典理事長は

「今後の医療や保健サービスの方向を広げる取り組み。本センターの開設で岡山県の医療産業都市化を推進し、県北部の活性化にも貢献したい」(岡山大学発表記事より引用)

と述べている。(小林 周)

▼外部リンク

岡山大学 発表記事
http://www.okayama-u.ac.jp/tp/news/news_id2660.html

財団法人津山慈風会・津山中央病院 ホームページ
http://www.tch.or.jp/tch/index.html

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 医療

  • OTULIN関連自己炎症症候群の常染色体顕性遺伝形式発症を確認、世界初-横浜市大ほか
  • 膵がん、線維化形成に関与するタンパク質ROCK2を同定-岡山大ほか
  • EYS関連網膜色素変性に視細胞変性への光暴露が関与、ヒトiPS細胞で解明-理研ほか
  • NGLY1欠損症、オキシトシン治療でモデルマウスのけいれん様症状抑制-理研ほか
  • 汗孔角化症、FDFT1遺伝子のエピゲノム異常が発症に関わることを発見-神戸大ほか