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WINコンソーシアムとニューヨーク大学がん研究所が提携し、がん個別化治療の前進を目指す

2013年02月12日 PM06:10
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仏ビルジュイフ

(ビジネスワイヤ) — がん個別化治療を推進するワールドワイド・イノベーティブ・ネットワーク(WIN)コンソーシアムは、ニューヨーク大学がん研究所がコンソーシアムの会員に加わったと発表しました。今回の新たな提携により、NYUがん研究所はがん個別化治療における最も革新的なアプローチを世界各国の患者ケアにもたらすWINの活動で確実に積極的で重要な役割を果たすことでしょう。NYUがん研究所は、33年以上にわたって米国立がん研究所(NCI)が認定する総合がんセンターとして活動しています。この権威ある位置付けは、科学的卓越性、多様な研究アプローチを統合する能力、NCIが助成する研究活動におけるリーダーシップを特徴とする優良機関に贈られるものです。

WINコンソーシアムは、がん個別化治療のあらゆる利害関係者間の協働を促進し、コンソーシアムに参加する学術界や産業界のパートナーのグローバルネットワークを通じて分野を超えて世界規模で臨床試験を実施するために設立されました。継続中の大規模ながん臨床試験、確立された多くの専門分野にわたる研究体制、研究パートナーシップの成功実績を持つNYUがん研究所は、コンソーシアムで不可欠な役割を果たすことができます。

WINコンソーシアム会長のジョン・メンデルゾーン博士は、次のように述べています。「NYUがん研究所のWINへの参加は、コンソーシアムの能力と可能性の継続的発展における重要なステップです。多様な患者集団にサービスを提供してきた経験、疾患に焦点を当てた基礎的科学研究の卓越性、熱心で積極的なリーダーシップというNYUが持つ明確な強みは、がん個別化治療の技術革新をがん患者の治療にもたらす速度を速める上で役立つでしょう。」

NYUがん研究所所長のウィリアム・キャロル博士は、次のように述べています。「今回の提携により、革新的な世界規模の臨床試験・プロジェクトでNYUがん研究所が強力な役割を果たす機会が拡大するでしょう。私たちは、この協働はがん個別化治療実践を前進させる上で戦略的に重要であると考えています。コンソーシアムへの積極的な参加を楽しみにしています。」

組織が協働することで単独の場合より大きな成果を達成できるという認識の下に2010年に設立されたWINコンソーシアムは、学術、製薬、バイオテクノロジー、医療IT、患者アドボカシーの各分野における傑出した29組織が構成するグローバルネットワークであり、ゲノムに基づくがん研究における有望な前進を世界各国の患者ケアの標準とする取り組みの速度を加速し、その費用を削減するために活動しています。WINは非政府・非営利組織でパリに本部を置いています。

詳細についてはwww.winconsortium.orgをご覧ください。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

CONTACT

Catherine Bresson:
Director Operational Team
Catherine.bresson@winconsortium.org
+33(0)1
42 114020

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