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クランベリージュースが心臓疾患と糖尿病のリスク因子からの保護に役立つ可能性

2015年07月01日 PM07:50
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米マサチューセッツ州レイクビル・ミドルバラ

(ビジネスワイヤ)– 新たな研究1によれば、低カロリーのクランベリージュース・カクテルを飲用することが、心臓疾患、糖尿病、脳卒中を含め、世界中で死因の上位を占める慢性疾患のリスクを低減するのに役立つ可能性があります。世界保健機関による推定2でこれら3疾患が世界中で年間1560万人の命を奪っていることを考えれば、この研究結果は歓迎すべきニュースです。これらの病気は最も一般的で治療コストの高い病気の部類に入りますが、幸いなことに食事介入で最も予防しやすい病気の部類にも入ります。そこでこの研究が役割を持つことになります。この研究では、クランベリーがポリフェノールと呼ばれる保護化合物の豊かな供給源であることを示していますが、ポリフェノールは身体が自然に持つ防御機能を支え、バランスの取れた生活習慣の実現に役立ち、健康を増進します。

このSmart News Release(スマート・ニュース・リリース)にはマルチメディアのコンテンツが含まれています。リリース全文はこちらから: http://www.businesswire.com/news/home/20150701005677/ja/

Cranberries contain more naturally occurring polyphenols than most other common fruits. New research ...

Cranberries contain more naturally occurring polyphenols than most other common fruits. New research published in the Journal of Nutrition suggests that drinking two glasses of low-calorie cranberry juice a day could lower risk of any number of chronic illnesses including heart disease, diabetes and stroke. (Photo: Business Wire)

健康増進のために飲用を

米国農務省(USDA)の研究者らは、ポリフェノール含有量の高いクランベリーが全身の健康をどこまで増進するかを検討するため、健康な成人ボランティア56人(平均50歳)に8週間分の食事を提供しました。あるグループはコップ1杯(8オンス)の低カロリー・クランベリージュースを1日2回(合計16オンス)飲用しました。一方、別のグループは色と風味が同様のプラセボ飲料を飲用しました。

オーシャンスプレーのリサーチサイエンス担当ディレクターであるChristina Khoo博士は、次のように説明しています。「研究者らは実験の開始時点と終了時点で、血圧、血糖値、血中脂質、さらに炎症マーカーのC反応性タンパク質などの項目を測定しました。これらの測定値すべてをまとめると、1つのことが浮かび上がります。ある人でそれらの測定値が悪ければ悪いほど、その人が将来において糖尿病、心臓疾患、脳卒中のような病気に直面する可能性は高まります。」

1日コップ2杯の低カロリー・クランベリージュースを飲んだ被験者は、これら測定値のすべてで改善を示しました。この変化は累積するもので、心臓疾患リスクの10パーセント低下、脳卒中リスクの15パーセント低下につながる可能性があります3。注目すべき点として、血圧値の低下だけでもDASH(高血圧予防の食事法)など最高の食事法によって達成される値に匹敵します4。DASHは米国立衛生研究所が数件の研究の成功後、血圧低下のための定石として確立した食事パターンです。

ポリフェノールで効能が充実

Khoo博士は次のように述べています。「これらの結果は、ポリフェノールが私たちの身体を保護するのに役立ち、多くの病気を寄せ付けない能力に優れている可能性を示しています。私たちにとって幸いなことに、コップ1杯のクランベリージュースを飲み干すだけで、ポリフェノールをたくさん摂取できます。食事で一般的に摂取する果物の中で、クランベリーはポリフェノール含有量が最高の果物の1つで、リンゴ、ブルーベリー、ブドウ、サクランボよりも多くなっています。」

酸味のあるクランベリーを毎日の食事に取り入れることは、健康増進にとって非常に有望で、持続可能性と実用性を備えた生活習慣的アプローチです。ポリフェノールの心血管代謝への効果に加え、クランベリーは独特なプロアントシアニジン(PAC)も含んでいます。PACは特定の細菌が体内に住み着くのを防ぐ上で役立つ可能性があります。

全身の健康に対する実証済み効果

クランベリージュースの飲用が疾患リスクを低下させ得るというUSDA研究チームの研究結果の前にも、これらの結果を支持する研究があり、クランベリー製品を健康的な食事とバランスの取れた生活習慣に含めることが唱導されています。米疾病予防管理センターの全国健康栄養調査(NHANES)から得られた4年分のデータを分析した最近の2件の研究5,6では、クランベリージュースを定期的に飲用している人は高い確率で、体重が正常で、ウエスト周囲が大幅に短く、心臓の健康指標が良好であることが判明しました。尿路の健康維持におけるクランベリーの実証済み効果にこれらの利点を加えれば、クランベリーが極めて優れたベリーである理由が分かります。

クランベリーが持つ健康上の利点の詳細については、www.cranberryhealth.comをご覧ください。

オーシャンスプレーについて

オーシャンスプレーは米国、カナダ、チリのクランベリーおよびグレープフルーツの栽培農家700戸以上が所有する活発な農業協同組合で、何世代にもわたり家族農業の生活様式の維持に貢献してきました。1930年創設のオーシャンスプレーは現在、クランベリージュース、ジュース飲料、乾燥クランベリーの世界有数の生産者で、 瓶ジュースの分野では北米のベストセラーブランドとなっています。当協同組合のクランベリーは現在、世界90カ国以上で美味で体に良い製品1000種超に使用されています。2200人以上の従業員と、20カ所近くのクランベリー集荷/加工施設を擁するオーシャンスプレーは、当組合が属する地域社会、従業員、環境を尊重する方法での事業運営に真摯な努力を傾けています。オーシャンスプレーは2014会計年度の総売上高として20億ドル以上を計上しています。詳細ついてはwww.oceanspray.comまたはwww.oceanspray.coopをご覧ください。

1 Novotny, J et al. “Cranberry Juice Consumption Lowers Markers of Cardiometabolic Risk, Including Blood Pressure and Circulating C-Reactive Protein, Triglyceride, and Glucose Concentrations in Adults.” The Journal of Nutrition. 2015; http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25904733
2 World Health Organization. “Top 10 Causes of Death Fact Sheet.” WHO Media Centre. 2014. http://www.who.int/mediacentre/factsheets/fs310/en/
3 Collins, R et al. “Blood Pressure, Stroke, and Coronary Heart Disease. Part 2, Short-Term Reductions in Blood Pressure: Overview of Randomised Drug Trials in Their Epidemiological Context.” Lancet. 1990; 335:827–38. http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/1969567
4 Heller, M. “What Is the DASH Diet?” The DASH Diet Eating Plan. 2015. http://dashdiet.org/what_is_the_dash_diet.asp
5 Duffey KJ et al. “Adult Cranberry Beverage Consumers Have Healthier Macronutrient Intakes and Measures of Body Composition Compared to Non-Consumers: National Health and Nutrition Examination Survey (NHANES) 2005–2008.” Nutrients. 2013; 5.12:4938-49. http://www.mdpi.com/2072-6643/5/12/4938/htm
6 Duffey KJ et al. “Adult consumers of cranberry juice cocktail have lower C-reactive protein levels compared with nonconsumers.” Nutrition Research. 2015; 35.2: 91-174 http://dx.doi.org/10.1016/j.nutres.2014.11.005

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