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ブライアン・オカラガン氏の役員就任に関するお知らせ

2013年09月19日 AM09:25
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SEATTLE

(ビジネスワイヤ) — 失明疾患の撲滅を目指し、革新的な新薬の開発に従事している眼科領域に特化したバイオ製薬企業アキュセラ社は、本日、ブライアン・オカラガン氏を役員に任命したことを発表いたします。

アキュセラ社の会長、社長兼CEOである窪田良医学博士は、「オカラガン氏をアキュセラ社の役員として迎えられたことは大変喜ばしく、同氏のこれまでのバイオ・ベンチャー企業設立の多大な成果、複数の大手製薬企業における指導者としての経験と、企業・商業化戦略の両分野における豊富な経験が、弊社の今後の発展に寄与すると期待している。そして、本日の役員任命は、弊社の継続的な成長戦略の取り組みの一環として、重要な意味を持っている。」と述べました。

ブライアン・オカラガン氏について

現在、オカラガン氏はSangart社の社長兼CEO、役員を務めています。同氏は、これまでに、NPS社において最高商務責任者を務め、企業戦略の指揮を執り、Covance社では部長として2つの主要事業の再構築と再建に携わり、成功を収めました。Novartis社では、免疫移植領域と感染症・免疫移植領域で北米本部長を務め、複数の新薬製品の発売、ライセンス契約の締結、主要事業の発展に貢献しました。また、スイスのバイオ・ベンチャー企業であるBioPartners社を共同設立し、Merck・バイオ社では部長、アイルランドと英国のPfizer社、アイルランドのBayer社では様々な管理職を担ってきました。オカラガン氏は、ヘンリー大学で経営学修士号を取得、アイルランドのコーク・リージョナル大学とマーケティング・インスティテュートでマーケティングの学位を取得しています。現在、オカラガン氏はBIOCOM、Aquavit社、サンディエゴ・センチュリークラブを含む数々の役員にも就任しています。

アキュセラ社について

アキュセラ社(www.acucela.jp) は、世界中で数千万人の患者が苦しんでいる失明疾患の新しい治療薬の開発を行っている臨床開発ステージのバイオ製薬企業です。アキュセラ社は大塚製薬と共同で、加齢黄斑変性治療薬エミクススタト塩酸塩、ドライアイ治療薬レバミピド点眼液、及び緑内障治療薬OPA-6566の3つの新薬候補化合物の臨床開発を進めています。当社のコア技術である視覚サイクルモジュレーション(Visual Cycle Modulation, VCM)をターゲットとするエミクススタト塩酸塩は、現在地図状萎縮を伴うドライ型加齢黄斑変性の治療薬候補として臨床試験を実施中です。また、当社のVCM化合物は、糖尿病性網膜症/糖尿病性黄斑浮腫、スターガート病、未熟児網膜症等、その他の網膜疾患に対しても治療効果が期待されています。ドライアイ治療薬レバミピド点眼液は、現在米国で臨床試験を実施中で、国内では「ムコスタ®点眼液UD2%」として2012年1月から販売されています。OPA-6566は、アデノシンA2a受容体アゴニストという、従来の緑内障治療薬にはない新規作用メカニズムを持つ化合物で、現在大塚製薬との共同開発契約に基づき、開放隅角緑内障または高眼圧症患者の眼圧低下を対象に点眼剤として開発中です。

同ニュース・リリースに関するお問い合わせは、下記にお願いいたします。

CONTACT

フランチェスカ T. ノーラン
コーポレートコミュニケーションディレクター
Acucela Inc.
電話:
+1-206-805-8308
メールアドレス: francesca.nolan@acucela.com

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