高齢者層が増えるに従って、“薬を飲みやすく”するための工夫がますます現場で求められている。昨今では「服薬補助ゼリー」の普及が進み、様々な製品が出ている一方で、どんなゼリーを使うのが良いのか訊かれて困った薬剤師もいるだろう。日本在宅薬学会理事の狭間紀代氏に、服薬補助ゼリーの患者さんへのすすめ方についてお話を伺った… 続きを読む
予防接種に関して、定期接種・任意接種に関わらず、保護者は情報を知りたいと考えており、任意接種ワクチンに限っても、約半数の保護者が全ての情報を知りたいと考えている。また、半数以上の保護者が予防接種について、医師からもっと詳しい情報を聞きたいと考えており、情報不足感を持っていることが明らかになった。… 続きを読む
ポリファーマシー(多剤処方)の原因の一つに、「医師は、他医の処方に口を出しにくい」文化があることが指摘される。QLifeはこうした「医師による疑義照会」の現状を確認するため、診療所医師250人に対してインターネット調査を行った。… 続きを読む
患者満足度調査を実施する医療機関が増え、特に病院においては、結果をそのままホームページで公開しているところも珍しくない。ところが診療所で実施する場合には、スタッフ体制が充分でないこともあり負担が大きい。その実態を確認すべく、医科診療所に限定して、「患者満足度調査」の実施状況を調査した。… 続きを読む
加齢を主なファクターとするだけに、今後ますます深刻化することは必至といえる加齢黄斑変性治療の最新情報について、川崎医科大学眼科学教室の水川憲一先生に話を伺った… 続きを読む
各院が最も重視しているのが、「職場内コミュニケーションの円滑化(定期的なミーティング、意見交換会など)」であり、2番目が「残業時間の削減」であった。規模別にみると、大規模医院では「残業時間の削減」と「休暇取得の推進」をより重視しており、個人規模医院では「人事評価や要望の吸い上げ(院長や事務長との面談など)」が比較的重視度合いが強い傾向がある… 続きを読む
労働基準法で「常時10人以上の労働者を使用する使用者は、就業規則を作成して、提出」しなければならないことになっている。大規模医院(30人以上)ではさすがに未整備施設は皆無だが、中規模医院(10~29人)では1割が違反をしているようだ。個人規模医院では43%が就業規則を整備済みであった… 続きを読む
職員の採用・離職防止に悩む院長にとって、「待遇・福利厚生」をどうするかはおおいに迷うところ。給与水準をなかなか上げられない場合には、金銭面以外での待遇を何かしら工夫する必要がある。他院と比べて、どんな面をどの程度整備していくのが良いのだろうか… 続きを読む
患者との間でトラブルを起こす職員はだいたい決まっている。でも、「せっかく採用できたのに、下手な叱り方をして辞められては困る」と内心ひやひやしながら指導している院長も多いのではないだろうか。そもそも院内での患者トラブルとは、どの程度発生しているものだろうか?… 続きを読む