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LUX-Lung7におけるPFSの延長は、肺がん治療に何をもたらすか-2人のスペシャリストが読み解く

読了時間:約 8分42秒  2016年12月12日 AM10:00

提供:日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社

近年、目覚ましい進歩を遂げるがん治療の現場において、患者の生存期間は間違いなく延長している。一方、治療選択は多様化・複雑化し、単剤の効果のみで肺癌治療全体を評価することは困難になりつつある。また、薬剤同士の直接比較試験においても、全生存期間(OS)に有意差が表れることは少なくなっている。

こうしたなか、薬剤自体の効果を評価するうえで、改めてその重要性が評価されているのが無増悪生存期間(PFS)だ。今回は、「アファチニブ(製品名:ジオトリフ)」と「ゲフィチニブ」を直接比較したランダム化非盲検第IIb相試験「LUX-Lung7(LL7)」の結果をベースに、横浜市立大学医学部臨床統計学教室の山中竹春先生には統計家の立場から、新潟県立がんセンター新潟病院内科:呼吸器の三浦理先生には臨床医の立場から、PFSに対する考えを伺った。

※本取材は、ESMO2016にてLL7のOSデータが発表される以前の2016年9月に行われました。

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