医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

メアリー・ケイが肌の健康助成金を発表し、第51回欧州研究皮膚科学会年次総会で眼瞼下垂の仕組みに関する画期的な研究成果を公表

2022年10月28日 PM09:41
このエントリーをはてなブックマークに追加


 

ダラス

(ビジネスワイヤ) — 世界有数の革新的スキンケア企業のメアリー・ケイは、研究者に助成金を授与するため、スイスのジュネーブに登録事務所を置く欧州研究皮膚科学会(ESDR)と新たな提携関係を構築したと、第51回ESDR年次総会で発表しました。この学会は2022年9月28日~10月1日に会場開催され、セッションの録画は後にオンデマンドで視聴できます。

本プレスリリースではマルチメディアを使用しています。リリースの全文はこちらをご覧ください。:https://www.businesswire.com/news/home/20221025005859/ja/

“Women are seeking more advanced at-home beauty treatment options and our Upstream Innovation team is meeting this need by designing new products that provide compelling skin benefits. Participation at international conferences like ESDR is one way we share and learn about the latest advancements in skincare science to remain relevant in our research efforts and build industry-wide connections,” said Dr. Lucy Gildea, Chief Innovation Officer, Product & Science at Mary Kay. (Credit: Mary Kay Inc.)

“Women are seeking more advanced at-home beauty treatment options and our Upstream Innovation team is meeting this need by designing new products that provide compelling skin benefits. Participation at international conferences like ESDR is one way we share and learn about the latest advancements in skincare science to remain relevant in our research efforts and build industry-wide connections,” said Dr. Lucy Gildea, Chief Innovation Officer, Product & Science at Mary Kay. (Credit: Mary Kay Inc.)

メアリー・ケイは今後、皮膚の健康と疾患に関する画期的で革新的な研究を行う研究者に2万ドルの助成金を授与します。資格のある方は2022年12月9日まで応募できます。助成金受領者は、5月に開催される第1回国際研究皮膚科学会総会に先立って来年3月に開かれる特別仮想イベントで発表されます。メアリー・ケイは、研究者がこの資金を利用して、皮膚科学の新たな視点や介入戦略を発見できるよう力になりたいと願っています。

メアリー・ケイは、皮膚の老化の仕組みに関する継続的研究の一環として、第51回ESDR年次総会で画期的な新発見を発表しました。研究チームは、目の特に上まぶたに影響を与える経時的な変化について探究しました。時間の経過とともに、上まぶたの外郭が下がり始め、まぶたが下がって目にかぶさったようになります。現在、眼瞼下垂の見た目を大幅に改善できることが示されているのは病院での選択肢のみです。今回の年次総会では、メアリー・ケイのGeetha Kalahasti上流研究・臨床・科学的信用性担当準主任科学者が、眼瞼下垂を治療するための局所溶液として、植物エキスを含む化粧品処方の効果を評価する臨床研究の結果を共有しました。植物エキスは、その効果につながる3つの主要要素、すなわち真皮基質の分解、上眼瞼挙筋の弱化、上眼瞼脂肪体の移動に対処するものです。研究結果では、まぶたの下垂・かぶさりが著しく改善され、眼瞼下垂の悩みに自宅で化粧品を用いて対処できる有望な解決策が提示されました。2人の独立した認定皮膚科専門医がこの臨床画像を評価し、その結果に説得力のあることを確認しました。

メアリー・ケイの製品&科学担当最高イノベーション責任者のルーシー・ギルデイ博士は、次のように述べています。「女性は自宅でのより高度な美容法の選択肢を求めており、当社の上流イノベーション・チームは魅力的な肌効果をもたらす新製品を設計することでそのニーズに応えています。これは、私たちが消費者の期待に応え、それを上回るために行っている多くの方法の1つにすぎません。ESDRのような国際会議への参加は、私たちの研究活動の妥当性を保ち、業界全体のつながりを構築し、メアリー・ケイを皮膚科学の世界的リーダーとして確立するために、スキンケア科学の最新の進歩について共有し、学ぶための1つの方法です。」

ESDRは、皮膚疾患に悩む患者の皆さまの健康を改善することを目的として、研究皮膚科学を支援しています。欧州研究皮膚科学会(ESDR)の年次総会は、毎年9月に欧州で開催されています。今年のESDR年次総会の内容には、国際的に著名な科学者によるゲスト講演会、査読済みアブストラクトの口頭発表、皮膚科学に関する最先端の「フロンティア」講演、幅広いテーマに関する教育シンポジウム、ポスターの電子発表、双方向のワークショップ型セッションが含まれました。51カ国から1100人以上の登録代表者が参加したこのESDR年次総会には、最新の基礎・臨床・橋渡し研究の成果を見出すべく、皮膚科学に関心を持つ科学者が世界中から集まります。

ESDRのエリ・シュプレッヒャー科学プログラム委員会委員長は、次のように述べています。「ESDR理事会を代表し、ESDRへの支援とESDRの活動への寛大な貢献について、メアリー・ケイに感謝したいと思います。当学会の重要な目的は、研究皮膚科学の革新的な研究を促進し、皮膚の橋渡し研究に携わる研究者の活動を支援することです。私たちは、この取り組みにメアリー・ケイにご参加いただいて光栄であり、感謝するとともにうれしく思います。」

メアリー・ケイについて

ガラスの天井を打ち破った女性の先駆者の一人として知られるメアリー・ケイ・アッシュは、1963年に1つの目標を掲げて自らの夢である化粧品会社を起業しました。その目標とは、女性の人生を豊かにすることです。彼女の夢は、約40カ国に数百万人の独立したセールス担当者を擁する数十億ドル規模の会社へと発展しました。起業家精神を開発する企業としてメアリー・ケイが力を入れている活動は、教育、メンターシップ、唱道活動、ネットワーキング、イノベーションを通じた女性の道程の支援です。メアリー・ケイは、美容の背後にある科学への投資と、最先端のスキンケア、カラー化粧品、栄養補助食品、フレグランスの製造に注力しています。当社は、持続可能な未来のために今の生活を豊かにし、卓越した事業運営の促進に努力する世界の組織と提携し、がん研究を支援し、ジェンダー平等を推進し、家庭内虐待の被害者を保護し、地域社会を美化し、子供たちが夢を追求するよう奨励することに、信念を持って取り組んでいます。詳細については、marykayglobal.comフェイスブックインスタグラムリンクトインをご覧ください。ツイッターでのフォローもお願いします。

欧州研究皮膚科学会(ESDR)について

1970年に設立された欧州研究皮膚科学会(ESDR)は、皮膚科学に関連する基礎科学と臨床科学の振興に努める非営利組織です。ESDRは現在、約1100人の会員が在籍する欧州最大の研究皮膚科学会です。ESDRは、研究皮膚科学と皮膚研究の支援を通じて、皮膚の恒常性に対する理解の深化と、皮膚疾患と性感染症に苦しむ患者の健康状態の改善に貢献しています。ESDRは世界の臨床医と科学者の間で研究皮膚科学に関する情報交換を促進しています。また年間を通じて、皮膚科学研究の知識を向上させる教育イベントも主催しています。詳細情報については、https://esdr.org/をご覧ください。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

businesswire.comでソースバージョンを見る:https://www.businesswire.com/news/home/20221025005859/ja/

CONTACT

Mary Kay Inc. Corporate Communications

marykay.com/newsroom

同じカテゴリーの記事 

  • La Jolla Institute for Immunology and RevolKa started a Research Collaboration
  • U.S. FDA Approves Subcutaneous Administration of Takeda’s ENTYVIO® (vedolizumab) for Maintenance Therapy in Moderately to Severely Active Crohn’s Disease
  • ESCMID Global 2024: Shionogi presents real-world data demonstrating efficacy of Fetcroja® / Fetroja® (cefiderocol) in critically ill patients with certain difficult-to-treat bacterial infections
  • Renesas’ New FemtoClock™ 3 Timing Solution Delivers Industry’s Lowest Power and Leading Jitter Performance of 25fs-rms
  • 成人向け予防接種プログラムは初期投資の19倍もの社会経済的価値をもたらすとの新レポートを発表