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バイオサイトジェン・ファーマシューティカルズの子会社ユーキュア・バイオファーマが腫瘍内免疫療法の開発・商業化に向けて、抗OX40抗体(YH002)と複数の有効成分をシンクロミューンにライセンス

2022年10月19日 PM09:18
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中国・北京 & 米フロリダ州フォートローダーデール

(ビジネスワイヤ) — バイオサイトジェン・ファーマシューティカルズ(北京)の完全子会社であるユーキュア(北京)バイオファーマ(ユーキュア)は、米国を拠点とする臨床段階のバイオ製薬企業であるシンクロミューンと、シンクロミューンのSyncrovax™技術を用いた腫瘍内免疫療法の開発および商業化に関する世界規模のライセンス契約を締結したと発表しました。

本契約の条項に基づき、シンクロミューンは、Syncrovax™療法の一部としてのユーキュアのYH002やその他の複数の有効成分を含む腫瘍内併用療法の開発・商業化に関する世界規模での独占的権利を獲得します。Syncrovax™以外の世界的権利は、ユーキュアとバイオサイトジェンが留保します。本契約に基づき、ユーキュアは、本分子の臨床的価値を反映した現金の契約一時金、開発・規制上の相当のマイルストーン支払い、Syncrovax™併用療法の長期的商業価値に基づくロイヤルティーやその他のインセンティブを含め、数億米ドルを受け取る可能性を有します。ユーキュアは医薬品の製造・供給を担当し、シンクロミューンは臨床開発および商業化を担当することになります。

Syncrovax™プラットフォームは、転移性固形がんを治療するための腫瘍内免疫療法を最適化すべく開発中の次世代型個別化がん治療薬です。この技術は、患者自身のがん抗原を用いて、個別化された自家がんワクチンを作成することを目的としています。このがんとの闘いの新手法は、転移性がんの免疫抑制特性を克服し、現在の全身免疫療法の限界に対処することで、強固な抗がん反応を生み出すように設計されています。シンクロミューンは、まず転移性の乳がん、前立腺がん、肺がんの併用療法を開発する予定であり、さらに6つの標的がんを狙った強力なパイプラインを有しています。

ユーキュアの最高経営責任者(CEO)兼最高医療責任者(CMO)でバイオサイトジェンの副社長のRong Chen(M.D.、Ph.D)は、次のように述べています。「YH002はOX40標的に対する共刺激分子であり、固形がんに対して良好な安全性と有望な抗腫瘍活性を示しています。私たちは腫瘍内免疫療法における可能性を実現するために、シンクロミューンと連携できることを大変うれしく思います。」

シンクロミューンの社長兼CEOであるエイモン・ホッブス氏は、次のように述べています。「私たちはユーキュア/バイオサイトジェンと独占的ライセンス契約を締結したことを大変うれしく思います。このライセンス契約は、当社の専有的なSyncrovax™プラットフォームの開発における重要な段階であり、当社のプラットフォームを最大限に活用して持続可能ながん治療法企業を構築するというシンクロミューンの戦略をさらに後押しするものです。」

シンクロミューンの常勤会長兼CMOであるチャールズ・リンク氏(M.D.)は、次のように述べています。「バイオサイトジェン独自のプラットフォームで開発された抗体は、競争優位性をもたらす可能性があると、私たちは考えています。前臨床データは、これらの第2世代分子がクラス最高の潜在力を持つ可能性を示しています。」

YH002について

YH002は、組み換え抗OX40ヒト化IgG1アゴニスト抗体です。YH002の特異性、安全性、抗がん作用は、一連の包括的な前臨床試験で実証されています。前臨床データの完全性は、局所進行性または転移性の固形がんを有する成人患者を対象としたYH002併用療法の臨床試験への移行を支持するものです。現在、オーストラリアにおいて、進行性固形がん患者を対象に安全性、忍容性、薬物動態を評価し、YH002のMTD/RP2Dを決定するための多施設共同非盲検第I相用量漸増ヒト初回(FIH)試験が進行中です。

Syncrovaxについて

Syncrovaxプラットフォーム療法は、腫瘍活性化と標的化デリバリーの組み合わせ手法を利用したものであり、腫瘍抗原の放出のタイミングおよび場所を免疫細胞の機能活性化と同調させることを目的としています。腫瘍の活性化を達成するために、標的腫瘍の一部を溶解し、免疫原性の細胞死とダメージ関連分子パターン(DAMPs)および腫瘍抗原の放出を促し、in situワクチンを生み出して腫瘍の微小環境を変化させます。本プラットフォームの第2の構成要素である標的化デリバリーでは、4つの有効成分を含む専有的な複合薬の固定用量を腫瘍の溶解部分に腫瘍内注入します。これは、腫瘍の微小環境と流入領域リンパ節において免疫活性化作用をもたらし、免疫反応をブロックするがんの能力を緩和し、抗原提示細胞や細胞傷害性T細胞の活性化に寄与するように設計されています。in situ 個別化ワクチンによって引き起こされる免疫反応によって、患者は複数の自己抗原に対して同時にワクチン接種を行うことができます。抗がん反応は、治療した腫瘍の部位だけでなく、全身の転移巣にも作用することが期待されます。

ユーキュアについて

ユーキュア・バイオファーマはバイオサイトジェンの完全子会社として、がんなどの適応症の抗体医薬療法に傾注しています。豊富な経験を有する強力な臨床開発チームを頼りに、世界中の患者の臨床ニーズに応える革新的な医薬品を開発しています。当社は、10以上の標的に対する製品パイプラインを確立しており、2つが第II相MRCT、2つが第I相臨床試験の段階にあります。詳細情報についてはwww.eucure.com/en/indexをご覧ください。

バイオサイトジェンについて

バイオサイトジェン(HKEX: 02315)は、革新的な技術で画期的な抗体医薬の研究開発を推進する世界的なバイオテクノロジー企業です。バイオサイトジェンは、完全ヒトモノクローナル抗体および二重特異性抗体を開発するために当社が専有するRenMab /RenLite®マウスプラットフォームを使用し、当社のin vivo薬効スクリーニングプラットフォームおよび臨床開発の優れた専門力を統合し、医薬品開発プロセス全体を簡素化しています。バイオサイトジェンは、1000種類以上のファーストインクラス/ベストインクラスの標的に対して抗体を開発する大規模プロジェクトの「プロジェクト・インテグラム」を実施しています。本プロジェクトにより、多国籍製薬企業(MNC)との提携数件を含め、28件の医薬品共同開発契約と16件のRenMice™ライセンス契約が世界各国の企業と結ぶに至りました。バイオサイトジェンは、北京に本社を構え、江蘇省海門、上海、ボストン(米国)、ハイデルベルク(ドイツ)に支社を有しています。詳細情報については、http://en.biocytogen.com.cnをご覧ください。

シンクロミューンについて

シンクロミューンは、固形がんに対する新規の腫瘍内免疫療法の開発に専心する非公開の臨床段階のバイオ製薬企業です。シンクロミューンは、新しい方法でがんと闘うことにより、未充足ニーズを持つ患者に人生を変える治療法を提供することに傾倒しています。当社は現在、腫瘍抗原の放出のタイミングや場所と免疫細胞の機能的活性化を同調させる併用手法を用いた新規プラットフォーム技術であるSyncrovaxを開発しています。このプラットフォームは、患者の免疫系が体中のがんを認識し攻撃する個別化自家ワクチンを作成できるように設計されています。当社の使命は、最適化された腫瘍内がん免疫療法薬の開発と治療薬における世界的リーダー企業となることです。シンクロミューンは、米国フロリダ州フォートローダーデールに本社を構えています。詳細情報についてはwww.syncromune.comをご覧ください。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

businesswire.comでソースバージョンを見る:https://www.businesswire.com/news/home/20221017005371/ja/

CONTACT

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Antibody assets and platforms: BD-Licensing@biocytogen.com

Media: pr@bbctg.com.cn

Syncromune Contact:


Danielle Hobbs

EVP, Investor Relations & Corporate Communications

Syncromune, Inc.

dhobbs@syncromune.com

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