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アスクレピオスが設備、技術、従業員の質への投資を加速:医療界の革新者として患者と従業員の安全を最優先

2014年05月02日 AM05:13
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独ハンブルク

(ビジネスワイヤ) — ヘルスケア事業を展開するアスクレピオスの持ち株会社であるアスクレピオス・クリニケンは、引き続きあらゆる事業レベルで持続可能な成長を達成しています。2013年度には、医療機器の近代化と改良および医師と職員の教育と研修に対する投資が重点的に行われました。アスクレピオス・グループの経営委員会最高経営責任者(CEO)のウルリッヒ・バントシュナイダーは、アスクレピオス・グループが患者と従業員の安全を最優先していることを強調するとともに、エネルギー価格、原材料費、人件費の上昇が続いていることを反映してコストが増加する一方、ドイツの医療制度の下で診療報酬が抑制されている結果としてこの差が一段と拡大していると指摘しています。さらに、バントシュナイダーは次のように述べています。「アスクレピオスは、早くから病院業務のあらゆる分野で改善の実践に注力しています。」

売上高が28億9900万ユーロ(+3.1%)に増加した最大の理由は、治療患者数の220万人(+4.6%)への増加です。2013年も外来患者数が大幅に増加し、前年に比べて外来患者数は約6.6%増えました。一方、入院患者数の増加は小幅にとどまりました。

EBITDAは6.4%増加し、2億8400万ユーロとなりました。2013年度前半の利益は前年の水準を下回っていましたが、季節的な要因による小幅の押し上げ効果と地域単位の協調的な資材調達体制が貢献して、2013年度通年では増益を確保しました。金利・税金控除前利益(EBIT)は、既存事業の拡大が貢献して7.4%増の1億7580万ユーロ(前年度は1億6380万ユーロ)となりました。グループ純利益は7.3%増加して1億2110万ユーロ(前年度は1億1290万ユーロ)となり、税率は前年度とほぼ同水準でした。

健全な財務構造を反映して資金力は盤石

営業キャッシュフローは1.9%増加して2億2980万ユーロとなり、主に医療機器の近代化と改良および医師や職員の教育と研修に充てられました。アスクレピオスは、グループ内の研究拠点を通じて、あらゆる部門を対象とした全社的な品質向上プログラムを加速させています。

自己資本は8.8%増加して9億2630万ユーロ(前年度は8億5150万ユーロ)となりましたが、総資本はわずか4.3%増の27億5500万ユーロ(前年度は26億4150万ユーロ)でした。この結果、期末時点の自己資本比率は33.6%(前年度は32.2%)に上昇しました。

2013年12月31日時点の純負債は、6790万ユーロの劣後資本を含めて5億9870万ユーロ(前年度は6億2540万ユーロ)に減少しました。この結果、EBITDAに対する負債の比率は2.1倍(前年度は2.3倍)に低下しました。現金および現金同等物(2億400万ユーロ)と未使用信用枠(4億9200万ユーロ)を合計した流動性準備金は、2013年12月31日時点で1年前の3億5500万ユーロのほぼ2倍となる6億9600万ユーロでした。グループ経営委員会CEO代理で、アスクレピオス・グループの財務戦略を統括する最高財務責任者(CFO)のスティーブン・レオンハードは、次のように指摘しています。「アスクレピオスは、厳密に調整されたさまざまな資金源からなる幅広い資金基盤を確保しており、流動性準備金に支えられた財務面での柔軟性と高い格付けを維持しています。」

見通しは良好

アスクレピオス経営委員会CEOのウルリッヒ・バントシュナイダーは次のように述べています。「アスクレピオスは、早くから病院業務のあらゆる分野における改善の実践に注力しています。また、ドイツ全域で展開する大手病院チェーンとしての基盤を背景に、今年はアスクレピオスが強みとする質、革新、社会的責任を重視します。特に、患者の安全を最優先します。そのための対策を一段と強化し、グループ内のすべての施設においてこれを標準化すると同時に、患者との対話や患者への説明も徹底する考えです。」

アスクレピオスは、2014年度の既存事業ベースの売上高伸び率を2~4%と予想しています。さらに、病院の買収による成長機会も模索しています。

監査済連結財務諸表を含む2013年度アニュアルレポートが本日、日中にアスクレピオスのウェブサイト(www.asklepios.com)にて発表されます。前年度決算の数字は、売上高とその他営業利益の計上方法の変更を考慮して調整されています。この再分類は、アスクレピオスと他の病院運営企業との比較を容易にすることを目的としています。

アスクレピオスについて:ヘルスケア事業を展開するアスクレピオス・クリニケンは、ドイツ最大規模の民間病院・医療施設運営企業です。アスクレピオス・グループは、質の高さと革新力を重視した責任ある持続可能な成長戦略をとっています。こうした戦略に基づき、アスクレピオスは30年余り前の創業以来、目覚ましく成長してきました。現在、アスクレピオスはドイツ国内で150件を超える医療施設を運営しており、4万5000名強のスタッフを抱えています。2013年度にアスクレピオス・グループの医療施設で治療を受けた患者の数は約220万人に達しました。

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