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英アビンドン

（ビジネスワイヤ） — 低コスト・超低消費電力の無線通信技術における先駆的企業であるToumaz Limited（AIM: TMZ）は、使い捨て式無線バイタルサインモニタリングソリューションSensiumVitals^®のパイロット試験の結果を発表しました。試験結果は予想を上回るもので、SensiumVitals^®は定期的な病棟回診の合間で病状が悪化した患者をすべて検知し、より深刻な臨床問題の発生を防ぎ、患者1人・入院1回当たり平均9004ドルの経費削減をもたらしました。

米サンタモニカのセントジョンズヘルスセンターで実施されたパイロット試験から、同病院の一般病棟入院患者にSensiumVitals^®を使用することで、早期介入を促進して患者の病状悪化を防止し、費用のかかる集中治療室や高度治療室への入室を防止できることが証明されました。また入院期間の大幅な短縮にも寄与しました。

SensiumVitals^®ソリューションの費用対効果に関する独立した分析では、早期介入を受けた患者1人当たりの費用削減額が、入院1回当たり平均9004ドルであったと結論付けています。またこれらの患者において、マッチングさせた対照群と比較して、入院期間が平均6日間短縮されました。この研究・分析を行ったのはAnalysis Group of Bostonとケベック大学モントリオール校の研究者です。

SensiumVitals^®は超軽量・無線式ウェアラブル機器としてFDAから認可されており、医療従事者はこれにより体温・心拍数・呼吸数の変化を迅速に検知することができます。これらの小型パッチはあらかじめゲル化したECG電極を含むもので、それらの電極を患者の胸部に貼り付けてバイタルサインの連続的モニタリングを行います。バイタルサインは病棟の中央ステーションまたは携帯型ウェブ対応機器のスクリーン上で確認できます。SensiumVitals^®は、医師や看護師のページャーやスマートフォンにアラートを自動送信したり、患者のバイタルサインデータをシームレスな形で病院の電子カルテシステムに送ったりするように設定できます。本装置を使用した看護師の85%はバイタルサインの連続的モニタリングが有益だったと報告しています。

セントジョンズヘルスセンター最高看護責任者（CNO）のDawna Hendel氏は、次のように述べています。

「医療費は患者転帰と同様、誰もが重要視しています。この装置は患者のバイタルサインを4時間または6時間ごとに確認する代わりに、変化の早期発見を可能にしてくれます。理想的には、内科・外科病棟のすべてと救急救命室に展開すべきです。これは患者ケアを真に改善する装置です。」

Toumaz最高経営責任者（CEO）のAnthony Sethillは、次のように付け加えています。

「この種の患者モニタリング装置の臨床診療における有効性と、患者の病状悪化を医療専門家に即座に警告できる機能は、患者転帰に明白な改善をもたらし、入院期間を短縮するとともに、患者の健康を守ることに貢献します。」

「このパイロット試験の成功は明らかに、病院がSensiumVitals^®を一般病棟・外科病棟のすべてで展開することにより、大幅な経費削減が可能であることを示しています。」

SensiumVitals^®はパイロット試験の成功に続き、2013年中にCEマーキングを取得できると予想され、当グループはさらに英国の私立病院グループで実施するパイロット試験の計画を進めています。

Toumazのパイロット試験の結果はこちらで公表されています： www.toumaz.com

Toumazについて(www.toumazltd.com)

Toumazは、医療モニタリング機器や消費者向けインターネット接続機器を含め、多様な市場向けの低コスト・超低消費電力の無線技術における先駆的企業です。最近、当社がフロンティア・シリコンを買収したことで、事業規模が拡大し、専門性に加え、デジタルオーディオおよびネットワークオーディオの市場におけるリーダーの地位がもたらされました。

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