厚生労働省は、医道審議会薬剤師分科会薬剤師倫理部会の答申を受け、薬剤師8人を行政処分すると発表した。処分内容は、薬剤師免許取消、業務停止、戒告で、免許取消と業務停止は13日から、戒告は8月30日に処分済み。免許取消事案では、睡眠薬のフルニトラゼパムを用いた準強制わいせつ未遂と意識障害を伴う中毒性神経障害による傷害を負わせていた。対象者は次の通り。
▽永田勇貴(42歳・茨城県水戸市):薬局管理者として、勤務先の女性にフルニトラゼパムを混入させた飲食物を摂取させ、意識朦朧の状態にした上で着衣の上から両胸を触ろうとしたが気づかれたため、目的を遂げなかった。