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飽和脂肪酸と低い精子濃度の関連を発見 デンマーク研究

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2013年01月12日 PM08:13

精液中の精子が41%少ない

デンマークの研究チームは、飽和脂肪酸の摂取量と不妊男性の低い精子濃度との関連を発見した。研究では、701人の男性を対象に、食品中に含まれる飽和脂肪酸が直接精子の質にどのような影響を与えるか調べた。

結果は明確だった。飽和脂肪酸を含む食品を多く食べている男性は、健康的な食事を摂取する男性よりも精子濃度が38%低く、精液中の精子が41%少なかった。詳細は学会誌「American Journal of Clinical Nutrition」に12月26日、掲載された。

さらに、「肥満度」も精液に影響を与える可能性が示唆されている。飽和脂肪酸を多く含む食品と肥満との間には因果関係が存在することからも、除外できない要因だ。

(写真はWikiメディアより引用)

フランス人男性の精子が3分の1に

男性の生殖能力に関する懸念を最初に引き起こしたのは1992年9月に発表された、デンマーク人男性の精液濃度が1938年~91年に半減したという調査結果だった。

最近では、昨年12月に欧州の学会誌「Human Reproduction」に「フランス人男性の精子の数が1989年から2005年の間に3分の1減った」とする研究結果が発表された。

ハンバーガーやフライドポテトを控えて子作りを

デンマークでは2011年10月1日から脂肪税として、2.3%を超える飽和脂肪酸を含むバターなど乳製品や肉、加工食品を対象に飽和脂肪酸1キロ当たり16クローネ(約217円)を課税した。

だが昨年11月、食品の価格上昇が原因で、世界初の脂肪税は1年で撤廃。

今回の研究結果を踏まえて、子どもを望んでいる男性は、ハンバーガーやフライドポテト、ピザ、チーズ、肉などの飽和脂肪酸を多く含む食品を控えた方がいいかもしれない。

▼外部リンク

学会誌「American Journal of Clinical Nutrition」
http://ajcn.nutrition.org/

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