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サーモの調査から、患者によるPrEP利用の普及に向けた一般診療医の教育機会が明らかに

2022年12月05日 PM10:46
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ニューヨーク

(ビジネスワイヤ) — 医師ファーストのオンラインコミュニティーと医療従事者(HCP)による世界的な洞察的知見を提供するリーダー企業であるサーモは、世界エイズデーに合わせて、新しい調査の結果を発表しました。調査結果では、かかりつけ医(PCP)、産婦人科医(OB-GYN)、小児科医を含む一般診療医の46%が、現在承認されているPrEP(曝露前予防内服)薬の選択肢について、患者に処方するのに十分な知識を持っていないと感じていると報告していることが判明しました。一方、感染症専門医の98%はPrEP薬について十分な専門知識があると回答しており、非感染症専門医に対する業界関係者からのさらなる教育の必要性を示しています。PrEPに適した候補となる可能性がある患者は、感染症専門医を探す代わりにPCPを訪ねることが多いため、改善のための重要な余地があります。

本プレスリリースではマルチメディアを使用しています。リリースの全文はこちらをご覧ください。:https://www.businesswire.com/news/home/20221201005364/ja/

PrEPのコストは一貫して、調査対象となった医師の26%が報告しているように、患者が米国で治療を断る決定の要因となっています。しかし、患者が民間保険に加入している場合、ほとんどのケースでPrEPは全額がカバーされるため、患者支援プログラムや経済的支援プログラムを通じて、患者と医療提供者にさらなる教育の機会を提供する必要性が浮き彫りになっています。PrEPの民間保険適用にもかかわらず、26歳以下の若年成人はPrEPの利用に対する保険の障壁に直面しています。調査対象となった医師の23%は、親の保険に加入しているがPrEPを利用したくても親に知られたくない患者を支援するためのリソースを何も知らないと回答しています。この数字は、感染専門医だけを対象にした調査では16%に減少しており、この患者集団を支援するための患者支援プログラムや経済的支援プログラムの中で、より幅広く手を差し伸べるべき改善の余地が存在することを示しています。

コストがPrEPを患者が断るように促す要因になっているという懸念は、米国よりも欧州の方が少なくなっています。医師の経験を比較すると、米国でコストは患者がPrEP治療を断る理由の第1位であったのに対し、欧州主要5カ国では第3位でした。世界の他の国々も、患者がPrEPを断る主要な理由はコストであるという米国のとらえ方にならっています。欧州では、患者がPrEPを断る理由の第1位は他の予防対策をとる予定であること(27%)、次いで偏見(24%)、そしてコスト(20%)であると、医師は報告しています。

PrEPの普及はコストと教育のほかにも複数の分野における課題に直面:

  • 大半の患者でPrEPは最初に想起される治療ではない:患者がPrEPについて積極的に尋ねることが多いと回答した調査対象の医師はわずか16%。
  • 患者はPrEP薬の服薬順守に苦労:調査対象となった医師の70%は、患者がPrEP薬の1日1回の服用スケジュールを守るのに苦労することが多いか時々あると報告。
  • 調査対象となった医師の49%が、診療した患者から治療に関する誤った情報を聞いたと報告しているように、PrEPの作用に関する誤った情報が根強く残っている。
  • 診療に際して最も多く耳にする誤った情報を訪ねると、PrEPは他の男性と性交渉を持つ男性だけが対象、という内容を最も多く耳にすると医師の63%が回答。この情報は、毎年新たにHIVと診断される症例の平均22%が異性との性的接触によるものであるという現実と矛盾する。

感染症専門医でサーモ医療諮問委員会のクラウディア・マルトレル医師は、次のように述べています。「HIVは100%予防可能です。HIV/AIDSの流行との闘いでさらに前進するためには、医療従事者と患者の両方に対する教育が非常に重要となります。教育や、さらには保険適用の改善、薬物治療に対する意識の向上、リスクにさらされている集団のアクセス改善、HIV感染に対する偏見の低減はすべて、HIVの流行を終わらせるためにより良い仕事に当たる私たちの能力を支えるものです。」

コストと服薬順守がHIV患者を治療計画の成功から遠ざけている:

PrEPのコストに関する懸念と同様に、医師が患者にHIV治療薬を勧める際に最も重要となる治療の重要特性は「求めやすさ」(17%)であり、次いで「副作用が少ないこと」(15%)、「毎日服用する薬の量が少ないこと」(13%)となっています。さらに、医師の半数以上(56%)が、HIV/AIDSの治療を受けている患者は厳格な服薬順守プログラムに従うのが困難であると回答しているように、服薬順守もHIV治療における主要な障壁の1つであると報告しています。調査対象となった医師の48%は、患者が治療計画を守らない最大の理由は単に薬を飲み忘れることであると報告していることから、HIV患者の間で長時間作用型の注射剤への関心は高いと考えられます。また、半数近く(43%)の医師が多剤抵抗性HIVの患者を治療していると回答しており、この問題も医師にとって大きな懸念材料となっています。

本調査は、サーモが現在実施中のバロメーター調査の一環として行われたものです。2022年11月2日から14日の間に、世界各国の600人以上の医師から回答を得ました。調査結果の詳細については、app.sermo.com/barometerをご覧ください。

サーモについて

サーモは、医師の経験、専門知識、所見から、世界のヘルスケアコミュニティーのための実用的な洞察的知見を引きだします。当社は、150カ国で130万人以上の医療従事者(HCP)とかかわりながら、医師とその患者にとって重要な問題に関し、医師同士で影響力のある連携や議論を促進するためのソーシャルプラットフォームと独自のコミュニティーを医師に提供しています。サーモは、製薬企業、ヘルスケアパートナー、そして医療界全体に利益をもたらすビジネスインテリジェンスを提供すべく、一連の専有技術を通じたオンデマンドのアクセスを医師に提供しています。詳細についてはwww.sermo.comをご覧ください。

原文はbusinesswire.comでご覧ください:https://www.businesswire.com/news/home/20221201005355/en/

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

businesswire.comでソースバージョンを見る:https://www.businesswire.com/news/home/20221201005364/ja/

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