医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

武田薬品が中低所得国の保健システムを強化すべくグローバル企業社会的責任(CSR)プログラムの新たな提携先を選定

2022年09月16日 PM05:26
このエントリーをはてなブックマークに追加


 

大阪

(ビジネスワイヤ) — 武田薬品(TSE:4502/NYSE:TAK)は本日、当社のグローバル企業社会的責任(CSR)プログラムの4つの新たな提携先を発表しました。当プログラムでは、開発途上国と新興国に暮らす人々のための医療強化に向けた長期的な取り組みに本腰を入れています。優れたクリニックや病院でも、人々が利用できなければ、一貫性があって適切で質の高い医療を提供できません。アクセス可能な保健システムの構築には、強力な医療従事者、持続可能なサプライチェーン、適切な資源などが鍵となります。武田薬品の従業員は毎年の意思決定プロセスの極めて重要部分を担っており、2万3000人以上の従業員が投票により、2022会計年度のグローバルCSRプログラムの提携先として、アイパス、プラン・インターナショナル、ピュア・アース、国連人口基金(UNFPA)を選定しました。

2016年の発足以来、武田薬品のグローバルCSRプログラムは、19組織の国際機関や非政府組織が79カ国で取り組む24件の長期プログラム(23件以上の持続可能な開発目標(SDGs)が対象)に計197億円(約1億4070万米ドル)を拠出してきました。2022会計年度における武田薬品のこれら新規パートナーへの支援内容は次の通りです。

  • アイパスに9億9900万円(約713万米ドル)を拠出。エチオピア、インドネシア、パキスタンの孤立した地域で暮らす女性と少女に対する性と生殖に関する包括的な保健サービスへのアクセスと利用を向上させるための4年間のプログラムを支援します。本プログラムは労働力確保、保健システム、地域社会の支援機構を強化することで、性と生殖に関する質の高い医療へのアクセスの欠如に対処し、意図しない妊娠、危険な中絶による死傷、その他の潜在的な教育・経教育機会および経済機会の喪失につながる可能性を低減させます。
  • 4億9700万円(約355万米ドル)をプランインターナショナルに拠出。ソマリアの疎外された人々、特に女性器切除(FGM)の合併症を持つ少女と女性のための医療サービスへのアクセスを向上させます。FGMは、特に訓練を受けて地域社会で活動する女性人材が不足している遠隔地で、母子の死亡率に大きな影響を与えています。本プログラムでは今後4年間、年齢・性別に対応した必須の包摂的な巡回医療サービスを運営し、FGM管理のための巡回/奉仕診療基準および臨床指針を開発することで保健システムを強化します。
  • ピュア・アースに10億円(約714万米ドル)を拠出。コロンビア、インド、インドネシア、キルギスタン、ペルーの子どもを鉛中毒から守る活動を支援します。現在、世界の子どもの3人に1人が永久的な脳損傷を引き起こす量の鉛を血液中に持っていますが、多くの国ではそれに効果的に対処するためのシステムや技術的能力が不足しています。この5年間のプログラムでは、各国の医療システムを強化し、子どもの鉛への曝露を発見・モニタリングし、その治療と暴露削減を行うための医療専門家を育成しながら、親、教師、学童を教育することで、これらの子どもたちが潜在能力を最大限に発揮するためのより良い機会を得られるようにします。
  • UNFPAに9億9800万円(約713万米ドル)を拠出。アゼルバイジャン、エルサルバドル、インドネシア、マダガスカル、ジンバブエにおけるジェンダーに基づく暴力(GBV)のサバイバーが利用できる症例管理支援の水準と質を高めます。この4年間のプログラムでは、教育機関、政府、市民社会と連携して、社会サービスシステムを強化します。最前線のGBVワーカーに能力開発、指導、観察の能力を習得していただき、最も疎外されている人々を含むすべての女性と少女に、熟練した技能を要する支援を提供します。

2022会計年度の当社グローバルCSRプログラムのパートナーに加え、本プログラムの一部は、世界中の人道的活動の支援に充当します。武田薬品は、紛争や危機により移動を余儀なくされた移民のために、国際移住機関(IOM)の電子個人健康記録(e-PHR)ツールの本格展開をサポートすべく、同機関に3億円(約214万米ドル)を拠出します。このツールは、コロンビア、エクアドル、エチオピア、ケニア、ウガンダ、イエメンに導入され、国境、医療制度、言語を越えて病歴、診断、症状の記録とそれらへのアクセスを実現します。このデジタルソリューションは、8万3000人以上の受益者に届けることを目指しており、通過国や目的国で健康評価記録を利用可能にすることで、移民の健康ニーズに関する知識を高め、国内と国境間における疾病監視を強化し、対応能力を向上させます。

武田薬品のチーフ・グローバル・コーポレート・アフェアーズ&サステナビリティ・オフィサーの大薮貴子は、次のように述べています。「私たちは、アイパス、プラン・インターナショナル、ピュア・アース、UNPFAと提携し、根本原因に効果的に対処するインフラやシステムの構築を支援することで、最も権利を奪われた人々の一部の差し迫ったニーズに直接応えられることを誇りに思います。これらの提携は、生命を脅かす緊急事態を軽減しながら、人々の日々の暮らしと地球を変革します。240年の歴史を持つ企業として、私たちは持続可能な影響を与えるには時間がかかることを知っており、長期的な視点に立っています。また、最も永続的で革新的なソリューションの一部は、提携により実現することも分かっています。私たちは価値観を大切にしながら、これらの活動に乗り出します。これらの極めて重要かつ世界的な保健問題に私たちがいかに取り組むかについて、従業員が直接発言できるようにし、最終的にこれらの地域社会により良く貢献し、力をつけていただくことで、将来に備えられるようにします。」

各プログラムは保健システムの強化を独自の方法で支援しており、各国の保健ニーズに沿っています。これらの4~10年に及ぶ資金拠出は、中低所得国の保健システムが直面する最も複雑で長年続く課題の一部には、即効性のある解決策がないことを反映しています。

今年のパートナーは、次のように述べています。

  • アイパスの代表兼最高経営責任者(CEO)のアヌ・クマール氏は、次のように述べています。「アイパスは、武田薬品がすべての人にとって健康で公正な世界を実現し、支援が届きにくい地域に暮らす女性と少女を対象に質が高く持続可能な性と生殖に関する医療へのアクセスを拡大するという約束および実践を共有していることから、同社と協力できることを大変光栄に思います。今回の提携は、エチオピア、インドネシア、パキスタンの医療従事者、医療制度、地域社会の能力を強化するでしょう。」
  • プラン・インターナショナル・ジャパン理事長の池上清子博士は、次のように述べています。「ソマリアでのプラン・インターナショナルと武田薬品の5年間に及ぶ新たな提携は、巡回/奉仕診療基準やFGM管理の臨床指針の策定を通じて地方の保健システムを強化するだけでなく、ソマリアの少女と女性は啓発キャンペーンと研修を通じて自分の性や身体について決定できるようにもなります。」
  • ピュア・アースのリッチ・フラー最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「ピュア・アースは、武田薬品をパートナーに迎えることができ、大変光栄に思います。私たちは協力して、5カ国で未検出・未確認の鉛中毒にいま苦しんでいる子どもを評価・特定し、治療を開始できるようにします。これは官民連携がいかに解決策を加速させられるかを示す例として説得力があります。子どもの鉛中毒の危機に対する武田の指導力は、影響力の強い模範となります。」
  • 国連人口基金事務局長のナタリア・カネム医師は、次のように述べています。「ジェンダーに基づく暴力は、世界で最も一般的な人権侵害の1つであり、推計で女性の3人に1人が一生のうちに身体的または性的な虐待を経験しています。暴力には、社会、経済、国の違いは関係ありません。武田薬品の支援を得て、UNFPAは女性と少女への暴力の蔓延に対する取り組みを拡大し、ジェンダーに基づく暴力の発生率が最高レベルにある国々で専門的な保護・対応サービスを提供していきます。私たちは、この世界的な苦難の蔓延を完全になくすために共に取り組む武田薬品との提携に感謝します。」

武田薬品のグローバルCSRプログラムにおける提携では、2016年の発足以来、顕著な前進を見せています。

  • 1050万人以上に直接的な恩恵を提供。
  • 6万人以上の有資格医療従事者およびコミュニティーヘルスワーカーを訓練。
  • 地域社会の住民100万人以上に、栄養、水、衛生、性と生殖の健康など、的を絞った保健教育を実施。
  • 420万人の小児にはしかなどの予防可能な疾病の予防接種を実施。
  • 当社のパートナーは2027年までに2200万人に直接的な恩恵を提供すべく順調に活動中で、脆弱な立場にある女性や新生児の命を救うケアの提供、医療従事者の訓練、疾病予防、難民への包括的支援の強化のほか、多くの活動を実施中。

武田薬品工業株式会社について

武田薬品工業株式会社(TSE:4502/NYSE:TAK)は、日本に本社を置き、自らの企業理念に基づき患者さんを中心に考えるというバリュー(価値観)を根幹とする、グローバルな研究開発型のバイオ医薬品のリーディングカンパニーです。武田薬品は、「すべての患者さんのために、ともに働く仲間のために、いのちを育む地球のために」という約束を胸に、革新的な医薬品を創出し続ける未来を目指します。研究開発においては、オンコロジー(がん)、希少遺伝子疾患および血液疾患、ニューロサイエンス(神経精神疾患)、消化器系疾患の4つの疾患領域に重点的に取り組むとともに、血漿分画製剤とワクチンにも注力しています。武田薬品は、研究開発能力の強化ならびにパートナーシップを推し進め、強固かつ多様なモダリティ(創薬手法)のパイプラインを構築することにより、革新的な医薬品を開発し、人々の人生を豊かにする新たな治療選択肢をお届けします。武田薬品は、約80の国と地域で、医療関係者の皆さんとともに、患者さんの生活の質の向上に貢献できるよう活動しています。詳細については、https://www.takeda.comをご覧ください。

留意事項

本留意事項において、「リリース」とは、本リリース(添付資料及び補足資料を含みます。)において武田薬品工業株式会社(以下、「武田薬品」)によって説明又は配布された本書類、口頭のプレゼンテーション、質疑応答及び書面又は口頭の資料を意味します。本リリース(それに関する口頭の説明及び質疑応答を含みます。)は、いかなる法域においても、いかなる有価証券の購入、取得、申込み、交換、売却その他の処分の提案、案内若しくは勧誘又はいかなる投票若しくは承認の勧誘のいずれの一部を構成、表明又は形成するものではなく、またこれを行うことを意図しておりません。本リリースにより株式又は有価証券の募集を公に行うものではありません。米国 1933 年証券法に基づく登録又は登録免除の要件に従い行うものを除き、米国において有価証券の募集は行われません。本リリースは、(投資、取得、処分その他の取引の検討のためではなく)情報提供のみを目的として受領者により使用されるという条件の下で(受領者に対して提供される追加情報と共に)提供されております。当該制限を遵守しなかった場合には、適用のある証券法違反となる可能性がございます。

武田薬品が直接的に、又は間接的に投資している会社は別々の会社になります。本リリースにおいて、「武田薬品」という用語は、武田薬品およびその子会社全般を参照するものとして便宜上使われていることがあり得ます。同様に、「当社(we、usおよびour)」という用語は、子会社全般又はそこで勤務する者を参照していることもあり得ます。これらの用語は、特定の会社を明らかにすることが有益な目的を与えない場合に用いられることもあり得ます。

将来に関する見通し情報

本ニュースリリース及び本ニュースリリースに関して配布された資料には、武田薬品の見積もり、予測、目標及び計画を含む当社の将来の事業、将来のポジション及び業績に関する将来見通し情報、理念又は見解が含まれています。将来見通し情報は、「目標にする(targets)」、「計画する(plans)」、「信じる(believes)」、「望む(hopes)」、「継続する(continues)」、「期待する(expects)」、「めざす(aims)」、「意図する(intends)」、「確実にする(ensures)」、「だろう(will)」、「かもしれない(may)」、「すべきであろう(should)」、「であろう(would)」「することができた(could)」、「予想される(anticipates)」、「見込む(estimates)」、「予想する(projects)」などの用語若しくは同様の表現又はそれらの否定表現を含むことが多いですが、それに限られるものではございません。これら将来見通し情報は、多くの重要な要因に関する前提に基づいており、実際の業績は、将来見通し情報において明示又は暗示された将来の業績とは大きく異なる可能性があります。その重要な要因には、日本及び米国の一般的な経済条件を含む当社のグローバルな事業を取り巻く経済状況、競合製品の出現と開発、世界的な医療制度改革を含む関連法規の変更、臨床試験成功の不確実性や規制当局による判断とその時期を含む臨床製品開発に伴う課題、新規および既存製品の商業上の成功の不確実性、製造上の困難や遅延、金利及び為替の変動、市場で販売された製品又は候補製品の安全性又は有効性に関するクレーム又は懸念等、新規コロナウイルス・パンデミックのような健康危機が、当社が事業を行う国の政府を含む当社とその顧客及び供給業者に及ぼす影響、買収対象企業とのPMI(買収後の統合活動)の時期及び影響、武田薬品の事業にとってのノン・コア資産を売却する能力及びかかる資産売却のタイミング、当社のウェブサイト(https://www.takeda.com/investors/sec-filings/)又はwww.sec.gov において閲覧可能な米国証券取引委員会に提出したForm 20-Fによる最新の年次報告書及び当社の他の報告書において特定されたその他の要因が含まれます。武田薬品は、法律や証券取引所の規則により要請される場合を除き、本ニュースリリースに含まれる、又は当社が提示するいかなる将来見通し情報を更新する義務を負うものではありません。過去の実績は将来の経営結果の指針とはならず、また、本ニュースリリースにおける武田薬品の経営結果は武田薬品の将来の経営結果又はその公表を示すものではなく、その予測、予想、保証又は見積もりではありません。

為替レート

本プレスリリースでは、日本円で表示された一部の金額は、単に読者の便宜のために、米ドルに換算しています。他に注記がない限り、これらの便宜的な換算は、2022年9月2日にニューヨーク連邦準備銀行が認定した正午の買いレートの1米ドル=140.03円の為替レートで行われています。これらの便宜的な換算に使用されたレートおよび方法は、武田薬品の連結財務諸表作成に使用される国際財務報告基準に基づく通貨為替レートおよび変換方法とは異なっています。これらの換算は、関連する日本円の金額がこのレートまたはその他のレートで米ドルに換算され得ることを示すものと解釈すべきではありません。

医療情報

本ニュースリリースには、製品についての情報が含まれておりますが、それらの製品は、すべての国で発売されているものではありませんし、また国によって異なる商標、効能、用量等で販売されている場合もあります。ここに記載されている情報は、開発品を含むいかなる医療用医薬品の効能を勧誘、宣伝又は広告するものではありません。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

businesswire.comでソースバージョンを見る:https://www.businesswire.com/news/home/20220913005823/ja/

CONTACT

Media:

Japanese Media

Jun Saito

jun.saito@takeda.com

+81 (0) 3-3278-2325

Media Outside Japan

Megan Ostrower

megan.ostrower@takeda.com

+1 772-559-4924

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

同じカテゴリーの記事 

  • Takeda to Present Data at 64th American Society of Hematology (ASH) Annual Meeting, Demonstrating Commitment to Patients with Hematologic Cancers and Other Blood Diseases
  • 知临集团宣布发行 2023 年到期的 300 万美元可转换票据
  • ZCGの関連会社がユニバーサル・マリン・メディカル・サプライ・インターナショナルを買収
  • BiomeBank Continues Growth Trajectory With Over $10M Capital Raise
  • Medidata推出全新原生应用程序“myMedidata”,加速研究启动并提升患者体验