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エクセンシアの2022年第2四半期および上半期ビジネスアップデート

2022年08月19日 PM08:47
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英オックスフォード

(ビジネスワイヤ) — エクセンシア(Nasdaq: EXAI)

本プレスリリースではマルチメディアを使用しています。リリースの全文はこちらをご覧ください。:https://www.businesswire.com/news/home/20220817005683/ja/

当社のパイプライン、共同研究、事業に関する最近の進展状況に加え、2022年第2四半期および上半期の財務業績の概要を以下に示します。また、エクセンシアは8月18日(木)午後1時30分(英国夏時間)/午前8時30分(米国東部時間)に電話会議を開催し、当社のパイプラインと企業戦略の概要を説明します。

エクセンシアの創立者で最高経営責任者(CEO)のアンドリュー・ホプキンス(D.Phil.)は、次のように述べています。「2022年上半期に、私たちは新規と既存の主要共同研究を実行し、パイプラインプログラムを前進させ、エクセンシアの創立10周年を迎えました。過去10年間に、私たちは創薬と開発を最新化するAI駆使型の手法を開拓してきました。AIで設計して初めて臨床試験に入った分子の1つであるEXS-21546プログラムのトップラインデータを当四半期に発表できたことは、10周年にふさわしいことでした。7億3000万ドル以上の現金を持つ当社は、長期的に自社の医薬品プロジェクトのポートフォリオを実行できる力強い態勢にあると考えています。当社の戦略では、社内パイプラインと提携プログラムとの間で機敏な相互作用を生み出すことができ、両者の間で候補薬剤を移動させることができます。これは、エクセンシアと当社パートナーにとって適した形で行われるだけでなく、患者のために成功確率に最良の影響をもたらすことができます。」

最近のハイライト

当社の精密医療プラットフォーム、さらにはエクセンシアの技術や事業の重要な要素を活用して、社内パイプラインと提携パイプラインに前進がありました。

社内パイプライン

精密オンコロジーなど、エクセンシアが成功確率を高められると考える領域に力点を置いた完全所有、過半数所有、共同所有のプログラム

  • 6月のトップラインデータを受けて、EXS-21546(エボテックと共に過半数所有)の活動を順調に進め、1b/2相試験を2022年後半に開始する予定。
    • 1b/2相試験は、シミュレーションを指針とした臨床試験デザイン原則によって最適化されるとともに、エクセンシアの精密医療プラットフォームを活用し、最も関連性の高い患者に対する潜在的効果を最大化する。
  • GTAEXS-617(GT Apeironとの共同所有)のCTA申請を2022年末までに行う見込み。
    • 2023年上半期に開始を見込む臨床試験計画をサポートするための橋渡し研究を含め、CTA/IND申請用の研究を実施中。

提携プログラム

拡張性のあるエンドツーエンドプラットフォームを活用して幅広いパイプラインを推進すると同時に、前進を支えるために多額の現金流入を創出

  • サノフィとの新たな共同研究により、がんと炎症・免疫の各領域でそれぞれ最初の2つの標的を特定。
  • 最初の精密医療プロジェクトを開始し、がん領域におけるサノフィのバイオ医薬品を対象に患者エンリッチメントに傾注。
  • ブリストル マイヤーズ スクイブ(BMS)との共同研究を推進し、BMS1およびBMS2の両共同研究において継続的な前進を達成。
  • エクセンシアとバイエルは、最近の創薬マイルストーンの達成を受けて、共同研究を終了することに相互に合意。エクセンシアは、本共同研究で追求した2つの標的のうち1つを開発するオプション権を保持する。
    • バイエルとの契約は、AIのみの設計サービスに基づくエクセンシアの提携として最後のものであり、より最近の提携と比較して、経済性が低く、業務の関与度も少なかった。
    • 今回の更新は、エクセンシアのAI設計、実験生物学、精密医療プラットフォームを統合できるプログラムに一層傾注する当社の戦略に沿ったもの。

臨床分野における最近の進展は、当社の先進的なAIベースのプラットフォームがヒト生物学に高いレベルで応用可能な新規分子を創出する能力を浮き彫りにする

  • 2022年6月、健常者のボランティアが参加したEXS-21546の1a相試験からトップラインデータを発表。
    • 本試験では、EXS-21546で観察されたヒトでの薬物動態が前臨床モデルで設計・予測されたものと一致していることが実証され、投与期間中においてA2A受容体を持続的に阻害する1日2回(BID)の投与を支持。
    • EXS-21546は、A2A受容体の阻害が1日2回の投与期間中に持続することを示しており、持続的な標的関与のレベルを実証した。
    • EXS-21546は、SAD部分のすべての用量(30mg、90mg、250mg、400mg)およびMAD部分の150mg BIDにおいて、中枢神経系の有害事象が報告されず、忍容性が良好であった。

エクセンシアの手法により、ビジネスを推進するための多額の現金流入を実現

  • 2022年第2四半期の共同研究では、サノフィからの1億ドルを含む1億1100万ドルのキャッシュフローがあり、2022年上半期末の現金、現金同等物、短期銀行預金は7億3200万ドル。
    • 恒常為替レート・時価基準の外国為替の影響によるマイナス8%を含む。
    • 当四半期に、エクセンシアは、外国為替取引の実現益(先渡し契約精算額を除く)として1400万ドルを計上した。当社は、為替レートの変動による影響を抑えながら、予想される現金需要に対応するため、英ポンドと米ドルの両方で預金を保有している。
  • 2022年第2四半期の営業キャッシュフローは7290万ドルのプラス。

極めて重要な成長分野で経営陣を拡大

  • アイリーン・ジェニングス・ブラウンがエクセンシアの最高情報責任者(CIO)として入社し、最高技術責任者(CTO)のGarry Pairaudeau直属となり、ITおよびDevOpsを統括する。ジェニングス・ブラウンは、直近ではウェルカム・トラストの技術部門を統括するなど、25年以上にわたってITの役職を務めてきた経験を持つ。
  • 2022年1月にエクセンシアに入社したバイオ医薬品AI担当主任科学者であるシャーロット・ディーン博士が、今回の世界的流行病から生じる問題に取り組むためにUKリサーチ&イノベーションによる迅速対応プロジェクト募集を主導したことが評価され、大英帝国勲章MBEを授与された。

当四半期における査読論文および学会発表の一部

  • Coverage Score: A Model Agnostic Method to Efficiently Explore Chemical Space,”(カバレッジ・スコア:モデルの違いに左右されずに化学領域を効率的に探索する方法)が、2022年7月にJournal of Chemical Information and Modeling誌に掲載された。この能動学習の進歩により、化学領域をより効率的に探索できるようになり、候補物質の多様性の増大、モデル改良の迅速化、候補物質決定までの時間短縮をもたらす可能性がある。
  • 創薬を促進するために野生型GPCR標的をスクリーニングするエクセンシアの革新的なバイオセンサー手法をさらに検証した研究“Surface Plasmon Resonance Screening to Identify Active and Selective Adenosine Receptor Binding Fragments,”(表面プラズモン共鳴スクリーニングによる選択的なアデノシン受容体結合活性フラグメントの発見)が2022年6月にACS Medicinal Chemistry Letters誌に掲載された。
  • 4月に開催されたAACR年次総会で3件のポスターを発表し、効力・毒性・選択性など既知の問題を克服し、患者の治療成績を改善するためのエクセンシアのAI駆使型設計の潜在的利点を含め、エクセンシアのヒト組織精密医療プラットフォームを大きく紹介。

投資家向け電話会議とウェブキャストについて

エクセンシアは、8月18日(木)午後1時30分(英国夏時間)/午前8時30分(米国東部時間)に電話会議を開催します。電話会議のライブウェブキャストは、当社ウェブサイト(investors.exscientia.ai)の「投資家およびメディア」のセクションから視聴できます。あるいは、ライブの電話会議にアクセスするには、+1 (888) 330 3292(米国)、+44 203 433 3846(英国)、+1 (646) 960 0857(海外)にダイヤルし、電話会議IDの8333895を入力してください。録画は、エクセンシアのウェブサイトの「投資家およびメディア」セクションの「イベントおよびプレゼンテーション」で90日間にわたり視聴できます。

2022年第2四半期および上半期の財務業績

読者の便宜のため、当社はポンド表示の金額を、2022年6月30日のニューヨーク連邦準備銀行の正午の買レートである1.000ポンド対1.2162ドルで米ドルに換算しています。

売上高:2022年6月30日締め四半期および上半期の認識売上高は、それぞれ870万ドルおよび1720万ドルで、2021年6月30日締め四半期および上半期と比べて830万ドルおよび1040万ドル増加しました。これは主に、BMSとの2番目の共同研究における実行プロジェクト数の増加、エクセンシアの精密医療プラットフォームを活用するBMSとの契約の延長によって発生した収益、バイエルとの契約の終了後の残存収益の認識によるものです。

研究開発費および創薬コスト:共同研究の形態が多様であるため、研究開発活動に関連して発生した費用は、複数の財務諸表項目のいずれかに計上されている場合があります。以下の表は、これらの費用が会計項目にどのように区分されているかを示しています。

2022年6月30日締四半期(単位:100万ドル):

 

 

売上原価

研究開発

JV損失負担

Total

提携プログラム

10.9

10.9

社内パイプラインと技術開発

40.2

0.3

40.5

合計

10.9

40.2

0.3

51.4

2022年6月30日締め上半期(単位:100万ドル):

 

 

売上原価

研究開発

JV損失負担

合計

提携プログラム

17.7

17.7

社内パイプラインと技術開発

68.8

0.7

69.5

合計

17.7

68.8

0.7

87.2

研究開発費:2022年6月30日締め四半期および上半期の研究開発費は、それぞれ4020万ドルおよび6880万ドルで、2021年6月30日締めの同期間はそれぞれ990万ドルおよび1510万ドルでした。研究開発費の増加は、エクセンシアの社内および共同所有のポートフォリオの増加に加え、当社の継続的な技術投資に伴う人員およびその他の費用の増加が一因です。2022年6月30日締め四半期および上半期の株式報酬は、それぞれ910万ドルおよび1210万ドルで、2021年6月30日締めの同期間は160万ドルおよび190万ドルでした。

一般管理費:2022年6月30日締め四半期および上半期の一般管理費は、それぞれ1470万ドルおよび2420万ドルで、営業費用合計のそれぞれ22.3%および21.9%を占めています。2022年6月30日締め四半期および上半期において、一般管理費は2021年6月30日締め四半期および上半期と比べてそれぞれ560万ドルおよび1110万ドル増加しましたが、これは主に人件費の増加および上場会社の運営に関連してかかった追加費用の発生によるものです。2022年6月30日締め四半期および上半期の株式報酬は、それぞれ330万ドルおよび460万ドルで、2021年6月30日締めの同期間は170万ドルおよび200万ドルでした。

現金流入:2022年第2四半期に、エクセンシアは共同研究から1億1100万ドルの現金流入がありました。これに対し、2021年第2四半期は3950万ドルでした。

現金・現金同等物・銀行預金:2022年6月30日現在の現金・現金同等物・銀行預金は、2022年12月31日時点の6億8370万ドルに対し、7億3200万ドルでした。これには、12カ月定期預金の1億2170万ドルが含まれます。

連結損益計算書(抜粋)、恒常為替レート換算(未監査)

(単位:100万ドル、1株当りデータを除く、1.000ポンド=1.2162ドルの換算レート)

 

6月30日締め四半期

6月30日締め上半期

 

2022

2021

2022

2021

売上高

8.7

0.4

17.2

6.8

売上原価

(10.9)

(4.4)

(17.7)

(9.1)

研究開発費

(40.2)

(10.0)

(68.8)

(15.1)

一般管理費

(14.7)

(9.1)

(24.2)

(13.1)

営業費用

(65.8)

(23.5)

(110.7)

(37.3)

為替差益/(差損)

27.7

(3.4)

39.5

(3.5)

先渡取引損失

(13.7)

(13.7)

その他の収入

1.9

1.0

3.6

1.5

営業損失

(41.2)

(25.5)

(64.1)

(32.5)

金融収益/(費用)

0.4

0.5

(0.1)

合弁事業の損失負担

(0.3)

(0.5)

(0.7)

(0.9)

金融派生商品に関する利益

0.0

1.7

1.7

税引前損失

(41.1)

(24.3)

(64.3)

(31.8)

法人税減額益

6.3

1.7

10.6

2.6

当期間の損失

(34.8)

(22.6)

(53.7)

(29.2)

1株当たり純損失

(0.29)

(0.86)

(0.44)

(1.02)

連結貸借対照表(抜粋)、恒常為替レート換算(未監査)

(単位:100万ドル、1株当りデータを除く、1.000ポンド=1.2162ドルの換算レート)

 

2022年6月30日

2021年12月31日

現金・現金同等物・短期銀行預金

732.0

683.7

資産合計

849.0

779.2

資本合計

650.8

689.4

負債合計

198.2

89.8

資本および負債の合計

849.0

779.2

連結キャッシュフロー計算書(抜粋)、恒常為替レート換算(未監査)

(単位:100万ドル、1株当りデータを除く、1.000ポンド=1.2162ドルの換算レート)

 

2022年6月30日

2021年6月30日

営業活動による純キャッシュフロー

63.3

4.5

投資活動による純キャッシュフロー

(133.1)

(4.2)

財務活動による純キャッシュフロー

(3.7)

222.3

現金・現金同等物の正味(減少額)/増加額

(73.5)

222.6

現金・現金同等物・短期銀行預金の正味増加額

48.2

222.6

エクセンシアについて

エクセンシアはAIを駆使した製薬技術企業として、最も迅速かつ効果的な方法で最善の医薬品を発見・設計・開発することに傾倒しています。エクセンシアは、史上初の機能的な精密腫瘍学プラットフォームを開発して、治療法の選択を導き、前向き介入臨床研究で患者の転帰を改善することに成功するとともに、AI設計の低分子を臨床環境に進めました。当社の社内パイプラインは、がん領域における当社の精密医療プラットフォームの活用に重点を置いており、提携パイプラインは、当社のアプローチを他の治療領域に拡大しています。私たちは、医薬品創製の新しい手法を開拓することで、最高の科学アイデアを患者にとって最良の医薬品へと迅速に転換できると信じています。

エクセンシアは、オックスフォード(英国イングランド)に本社を置き、ウィーン(オーストリア)、ダンディー(英国スコットランド)、ボストン(米国マサチューセッツ州)、マイアミ(米国フロリダ州)、ケンブリッジ(英国イングランド)、大阪(日本)にオフィスを構えています。

詳細情報についてはhttps://www.exscientia.aiをご覧いただくか、ツイッター(@exscientiaAI)で当社をフォローしてください。

将来見通しに関する記述

本プレスリリースには、1995年米国民事証券訴訟改革法で定義された「将来見通しに関する記述」が含まれています。これには、候補分子の発見・開発の進捗、エクセンシアの製品候補の臨床試験の時期と進捗および報告されたデータ、予想される売上高とキャッシュ・ランウェイに関するエクセンシアの期待に関するものが含まれます。エクセンシアの目標、計画、期待、財務またはその他の予測、意図または考えに関する記述は将来見通しに関する記述であり、リスクを伴う記述と見なすべきものです。このような記述は多くのリスクと不確実性を伴い、仮定に基づいています。これには、COVID-19パンデミックが当社事業に与える影響に関連するものや、エクセンシアの製品開発活動の範囲、進捗および拡大、エクセンシアとそのパートナーが計画中および実施中の前臨床試験および臨床試験の開始、範囲、進捗およびそのコスト上の影響、臨床、科学、規制、技術の進展、ヒトの治療薬として安全かつ有効な製品候補を発見、開発、商業化する過程、このような製品候補を中心とした事業を構築する努力が含まれます。これらのリスクと不確実性、ならびにエクセンシアが2022年3月23日に米国証券取引委員会(SEC)に提出したフォーム20-Fによる年次報告書(ファイルNo. 001-40850)の「リスク要因」の項や他の項、およびエクセンシアが適宜SECに提出する他の文書(https://www.sec.gov/で入手可能)に記載されているその他のリスクと不確実性の観点から、このような将来見通しに関する記述に示された事象や状況が発生しない可能性があり、エクセンシアの実際の結果は、これらの記述で予測または暗示されたものとは大きく異なるものとなって、悪影響を及ぼす可能性があります。エクセンシアの将来見通しに関する記述は、当社経営陣の誠実な判断を反映していますが、これらの記述は当社が現時点で当社が知っている事実と要因にのみ基づいています。そのため、これらの将来見通しに関する記述を信頼しないよう注意してください。

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Media:

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