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武田薬品が第63回米国血液学会(ASH)年次総会で血液疾患およびオンコロジーの領域における患者治療を前進させる新たな研究を発表

2021年12月09日 PM10:01
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米マサチューセッツ州ケンブリッジ & 大阪

武田薬品工業株式会社(TSE:4502/NYSE:TAK)(「武田薬品」)は本日、2021年12月11~14日にジョージア州アトランタで開催される第63回米国血液学会(ASH)年次総会で、当社がスポンサーとなっている研究のアブストラクト計23件を報告すると発表しました。血液疾患領域における武田薬品の最新の研究は、患者治療の最適化に重点を置くと同時に、治療選択肢が限られているかその効果がない患者に対する新規治療法の促進を狙ったものです。

Takeda Oncologyは、当社が販売している製品について多発性骨髄腫、リンパ腫、白血病に関連するデータに加え、自然免疫系を活用した治療薬の可能性に関する初期の洞察的知見を発表します。武田薬品は、血液疾患の領域において、さまざまな血液疾患を対象に、前向き研究、事後解析、実臨床のデータを発表しますが、これらの研究は出血性疾患のコミュニティーにおける幅広いニーズに応えるとともに、潜在的に変革力のある治療選択肢を追究することが目的です。

武田薬品Oncology Cell Therapy and Therapeutic Area Unitのヘッドを務めるクリストファー・アーレント博士は、次のように述べています。「Takeda Oncologyは、患者治療の改善を当社によるあらゆる活動の基盤としています。今年のASHで当社は、当社の定評ある医薬品の最適な使用法を決める上での情報を得ること役立つデータを発表し、がんに対する強力で効果的な免疫療法を実現する潜在力を持つようにデザインした2件のパイプラインプログラムの研究成果を発表することで、血液がんの治療における当社の奥深い伝統とリーダーシップを示せるものと期待しています。初期段階ですが、がんにうまく勝つために、これらの新しいトリートメントパスの追究を続けています。」

武田薬品Rare Genetics and Hematologyユニットのグローバルメディカルアフェアーズ担当ヘッドを務めるニール・インハーバーは、次のように付け加えています。「今年のASHで当社が大きく取り上げる血液疾患のデータは、個別化医療戦略を推進し、世界の出血性疾患コミュニティーにおける未充足ニーズに対応するための科学的革新をリードするという、当社の約束および実践を示すものです。生命を脅かす複数の希少血液疾患の治療に変革をもたらす可能性のある治験分子の有望なパイプラインを開発することに加え、当社の現行ポートフォリオの使用を拡大することで、希少な出血性疾患を持つ人々の中で利益を得られる方が増えるよう、引き続き傾注していきます。」

企業スポンサー研究のアブストラクトの完全なリストについては、こちらをご覧ください。

rADAMTS13(TAK-755)、modakafusp alfa(TAK-573)、subasumstat(TAK-981)は、米国食品医薬品局(FDA)、欧州医薬品庁(EMA)、その他の規制当局から使用承認を取得していない治験化合物です。

武田薬品のオンコロジー領域に対する取り組み

当社の研究開発上の中核的使命は、科学に対する傾倒、画期的イノベーション、患者の生活改善への熱意を通じ、世界中のがん患者に新規医薬品を届けることです。当社の血液疾患治療薬、充実したパイプライン、固形腫瘍治療薬のいずれにおいても、当社は患者に必要な治療を届けるべく、革新的であるとともに競争力のある立場の保持を目指しています。詳細情報についてはwww.takedaoncology.comをご覧ください。

武田薬品の血液疾患領域に対する取り組み

武田薬品は血友病分野のリーダー企業として、最長の伝統と市場をリードするポートフォリオを備えています。本ポートフォリオは数十年にわたる実臨床経験により、確立済みの安全性と有効性によって裏打ちされています。当社は70年以上にわたり患者さんのための革新を推進してきた経験を有しており、その広範なポートフォリオは複数種の出血性疾患を対象に11製品に及びます。当社が血液病分野のリーダーとしての経験を持っているということは、血液疾患の治療で今後の発展を追求している中で、今日のニーズを満たすための用意が整っているということを意味します。当社は血友病のコミュニティーと共に、早期診断、出血に対する早期の完全な予防、より個別化された患者ケアを含め、将来への期待を高めています。

武田薬品工業株式会社について

武田薬品工業株式会社(TSE: 4502/NYSE: TAK)は、日本に本社を置き、自らの経営の基本精神に基づき患者さんを中心に考えるというバリュー(価値観)を根幹とする、グローバルな研究開発型のバイオ医薬品のリーディングカンパニーです。武田薬品は、患者さん、従業員、そして地球に対する約束に従って、人生・生活を変える治療薬を創出し、お届けすることに傾倒しています。研究開発においては、オンコロジー(がん)、希少な遺伝性疾患および血液疾患、ニューロサイエンス(神経精神疾患)、消化器系疾患の4つの疾患領域に重点的に取り組むとともに、血漿分画製剤およびワクチンにも注力しています。武田薬品は、研究開発能力の強化ならびにパートナーシップを推し進め、強固かつ多様なモダリティ(創薬手法)のパイプラインを構築することにより、革新的な医薬品を開発し、人々の人生を豊かにする新たな治療選択肢をお届けします。武田薬品は、約80の国と地域で、医療関係者の皆さんとともに、患者さんの生活の質の向上に貢献できるよう活動しています。詳細情報についてはhttps://www.takeda.comをご覧ください。

留意事項

本留意事項において、「ニュースリリース」とは、本資料(添付資料及び補足資料を含みます。)において武田薬品工業株式会社(以下、「武田薬品」)によって説明又は配布された本書類、口頭のプレゼンテーション、質疑応答及び書面又は口頭の資料を意味します。本ニュースリリース(それに関する口頭の説明及び質疑応答を含みます。)は、いかなる法域においても、いかなる有価証券の購入、取得、申込み、交換、売却その他の処分の提案、案内若しくは勧誘又はいかなる投票若しくは承認の勧誘のいずれの一部を構成、表明又は形成するものではなく、またこれを行うことを意図しておりません。本ニュースリリースにより株式又は有価証券の募集を公に行うものではありません。米国1933年証券法に基づく登録又は登録免除の要件に従い行うものを除き、米国において有価証券の募集は行われません。本ニュースリリースは、(投資、取得、処分その他の取引の検討のためではなく)情報提供のみを目的として受領者により使用されるという条件の下で(受領者に対して提供される追加情報と共に)提供されております。当該制限を遵守しなかった場合には、適用のある証券法違反となる可能性がございます。

武田薬品が直接的に、又は間接的に投資している会社は別々の会社になります。本ニュースリリースにおいて、「武田薬品」という用語は、武田薬品およびその子会社全般を参照するものとして便宜上使われていることがあり得ます。同様に、「当社(we、usおよびour)」という用語は、子会社全般又はそこで勤務する者を参照していることもあり得ます。これらの用語は、特定の会社を明らかにすることが有益な目的を与えない場合に用いられることもあり得ます。

将来に関する見通し情報

本プレスリース及び本プレスリリースに関して配布された資料には、武田薬品の見積もり、予測、目標及び計画を含む当社の将来の事業、将来のポジション及び業績に関する将来見通し情報、理念又は見解が含まれています。将来見通し情報は、「目標にする(targets)」、「計画する(plans)」、「信じる(believes)」、「望む(hopes)」、「継続する(continues)」、「期待する(expects)」、「めざす(aims)」、「意図する(intends)」、「保証する(ensures)」、「だろう(will)」、「かもしれない(may)」、「すべきであろう(should)」、「であろう(would)」「することができた(could)」、「予想されるanticipates)」、「見込む(estimates)」、「予想する(projects)」などの用語、同様の表現、それらの否定表現を含むことが多いですが、それに限られるものではございません。かかる将来見通し情報は、多くの重要な要因に関する仮定に基づいており、これらの要因は実際の結果が将来見通し情報で明示ないし暗示された内容と著しく異なる場合の原因になり得るものです。これらの要因には、日本と米国の一般的な経済条件を含む当社の世界的な事業を取り巻く経済状況、競合製品の出現と開発、世界的な医療制度改革を含む関連法規の変更、臨床的成功の不確実性および規制当局による判断とその時期を含む新製品開発に固有の問題、新製品および既存製品の商業的成功の不確実性、製造における困難または遅延、金利及び通貨為替レートの変動、市場で販売された製品または製品の安全性または有効性に関するクレームまたは懸念等、新型コロナウイルスの世界的流行病のような健康危機が武田薬品ならびにその顧客およびサプライヤー(武田薬品が営業する国々における外国政府を含む)に及ぼす影響や当社事業のその他の面に及ぼす影響、買収対象企業とのPMI(買収後の統合活動)の時期及び影響、武田薬品の事業にとっての非コア資産を売却する能力及びかかる資産売却のタイミング、武田薬品が米国証券取引委員会に提出したForm 20-Fによる最新の年次報告書及び他の報告書(https://www.takeda.com/investors/sec-filings/又はwww.sec.govにおいて閲覧可能)で指摘したその他の要因が含まれますが、これらに限られません。武田薬品は、法律ないし証券取引所規則で要求される場合を除き、本プレスリリースに含まれる、または当社が提示するいかなる将来見通し情報を更新する義務を負うものではありません。過去の実績は将来の経営結果の指針とはならず、また、本プレスリリースにおける武田薬品の経営結果ないし記述は武田薬品の将来の経営結果を示すものではなく、また、その予測、予想、保証、見積もりではありません。

医療情報

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