医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

Rhizen PharmaceuticalsがCovid-19患者でRP7214を検討する第2相試験で最初の患者への投与を発表

2021年09月24日 PM04:50
このエントリーをはてなブックマークに追加


 

スイス・バーゼル

(ビジネスワイヤ) — オンコロジー・炎症分野に傾注する臨床段階のバイオ製薬企業であるRhizen Pharmaceuticals AGは本日、低分子経口ジヒドロオロト酸デヒドロゲナーゼ(DHODH)阻害剤RP7214の第2相臨床試験で、最初の患者への投与を実施したと発表しました。このランダム化二重盲検プラセボ対照第2相試験は、前臨床試験で示された有望な有効性と健康なボランティアでの第1相試験で示された安全性を背景に、基礎的リスク因子を持つ軽度のcovid-19有症状患者で、経口薬RP7214の有効性と安全性を評価します。本試験はインドで、Rhizenのインド子会社Incozen Therapeutics Pvt ltd.による調整の下、12施設で実施中であり、両群に204人の患者を組み入れるようにデザインされています。

ウイルス複製は構成要素を大量に必要としており、宿主細胞に由来するヌクレオチドに依存しています。DHODHはピリミジン生合成経路における律速酵素で、その阻害はウイルス複製に必要な宿主ヌクレオチドプールの枯渇をもたらします。RP7214はヒトDHODHを強力に阻害する低分子で、低ナノモルの効力があり、前臨床条件では宿主細胞に何ら影響を及ぼすことなく、SARS-COV-2複製に対する選択的活性を示しています。DHODH阻害剤は潜在的な抗炎症能力を持つことが知られており、加えてRP7214は健康なボランティアでの第1相試験で高い経口バイオアベイラビリティーと広い安全濃度域を実証済みであることから、軽度のCOVID患者でRP7214の試験を実施するための説得力のある根拠となっています。ウイルスゲノムの複製に根本的に対処するプロファイルを持つRP7214は、患者におけるSARS-COV-2の変異状態に依存しないと見込まれるため、病勢進行および入院を防ぐ潜在的手段を提供します。

Rhizen Pharmaの創設者で最高経営責任者(CEO)のSwaroop Vakkalanka博士は、次のように述べています。「DHODH阻害は興味深い治療手法であり、腫瘍、炎症、抗感染症薬の領域に幅広く適用できます。Rhizenは、AMLでのRP7214の開発活動に加え、Covid-19における本計画の開発を前進させることで、今回の世界的流行病に対応できたことをうれしく思います。当社は本試験で、ウイルスの複製を阻害して除去し、抗炎症反応を誘導するRP7214の能力について理解できることを期待しています。RP7214の宿主指向性機序の直交性を考慮に入れると、RP7214はいずれ、広範なRNAウイルスの適応症を対象に、直接作用型の抗ウイルス薬とうまく組み合わせられると期待しています。治療効果があった場合、RP7214はワクチン未接種および接種済みのいずれの対象者でも、新規感染およびブレイクスルー感染の低減および重症度軽減で大きな役割を果たすことで、医療システムへの負担を軽減し、経済活動の再開を実現する重要な公衆衛生対策になると、当社は期待しています。」

RP7214は先に米国で、IND申請の下、単回/反復投与、摂食/絶食状態の各条件において、健康なボランティアを対象としたヒト初回投与第1相試験にて検討が行われ、試験されたすべての用量で忍容性が良好で、高いバイオアベイラビリティーと用量比例性の血漿中濃度を示しました。

Rhizen Pharmaceuticals AG.について:

Rhizen Pharmaceuticalsは革新的な臨床段階のバイオ製薬企業として、オンコロジー・炎症領域における新規治療薬の創薬と開発に傾注しています。Rhizenは2008年の設立以来、数種のがんと免疫関連細胞経路を標的とする専有的な医薬品候補の多様なパイプラインを創出してきました。

RhizenはPI3Kモジュレーターの分野で実証済みの専門知識を有しており、当社初のPI3Kデルタ/CK1エプシロン阻害剤資産であるUmbralisibを発見しました。Umbralisibは米国における当社ライセンスパートナーのTGセラピューティクス(TGTX)により、辺縁帯リンパ腫(MZL)/濾胞性リンパ腫(FL)向けの開発・商業化が成功しています。Rhizenはその他に、オンコロジー・炎症領域で創薬から第2相臨床開発段階まで、大規模なパイプラインを擁しています。

Rhizenはスイスのバーゼルに本社を置いています。詳細情報についてはhttps://www.rhizen.com/をご覧ください。

将来見通しに関する記述

本プレスリリースは、当社およびその事業と関連した将来見通しに関する記述を一定程度含んでいる可能性があります。当社はその予想が合理的な仮定に基づいていると考えていますが、過去の事実を除き、本プレスリリースに含まれる記述で将来の出来事に関するものはすべて、(i)予告なしの変更の影響を受けたり、(ii)当社ではコントロールできない要因の影響を受けたりします。これらの記述は、「目標にする」、「考える」、「予想する」、「目指す」、「意図する」、「可能性がある」、「予期する」、「見積もる」、「計画する」、「推定する」、「するつもりである」、「持つ場合がある」、「おそらく」、「はずである」、「であろう」、「かもしれない」などの言葉や類似した意味か反対の意味を持つその他の言葉や言い回しが先行するか、続くか、含まれる何らかの記述である可能性がありますが、それらに限定されません。将来見通しに関する記述には、当社の実際の結果、財務状況、実績、成果がそれら記述により明示ないし暗示された内容と大きく異なる場合の原因となり得る一定のリスク、不確実性、その他の要因が伴います。従って読者の皆さまは、特に何らかの契約および投資判断との関連で、これら将来見通しに関する記述を過度に信頼すべきではありません。法律で求められた場合を除き、将来において新しい情報が利用可能になった場合でも、これら将来見通しに関する記述のいずれかを更新したり、実際の結果が将来見通しに関する記述で予想された内容と大きく異なった場合の理由を更新したりする義務を一切負いません。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

businesswire.comでソースバージョンを見る:https://www.businesswire.com/news/home/20210924005104/ja/

CONTACT

Samyukta Bhagwati

Manager, Corporate Affairs & Communications

Rhizen Pharmaceuticals AG.

Telephone: +41 32 580 0113

Email: corpcomm@rhizen.com

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

同じカテゴリーの記事 

  • サラダックス・バイオメディカル、サルバトーレ・J・サラモネ博士が権威ある C.E. Pippenger博士賞を受賞したと発表
  • Japan’s MHLW Approves PADCEV® (enfortumab vedotin) for Advanced Urothelial Cancer
  • VFMCRP announces approval for TAVNEOS® (avacopan) for the treatment of ANCA-associated vasculitis in Japan
  • TAE Life Sciences Announces Installation of First Accelerator-based Neutron Beam System for Biologically Targeted Radiation Therapy at Xiamen Humanity Hospital in China
  • New Study Evaluates the Feasibility of Using Masimo EMMA® Capnography on Mechanically Ventilated Neonates