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ノクソファームの第1相臨床試験でCOVID-19患者に対する抗炎症作用が示される

2021年08月26日 PM08:26
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シドニー

(ビジネスワイヤ) — オーストラリアの臨床段階医薬品開発企業であるノクソファーム(ASX:NOX)は、TBK1(TANK結合キナーゼ1)阻害剤であるイドロノキシル(ビヨンダ)について、中等症のCOVID-19患者に対する抗炎症薬としての適性を検討したNOXCOVID第1相臨床試験の中間トップラインデータを発表しました。ノクソファームは初期の良好な結果に基づいて、COVID-19疾患に対する有効な抗炎症治療法を見極めるための世界的な臨床試験プログラムの1つにビヨンダを追加するための協議を開始しました。

TBK1阻害の意義は、2つの点で重要であると見なされます。すなわち、(i) コロナウイルスやインフルエンザウイルスなどのRNAウイルスに対する免疫反応の機能不全を阻害することができること、(ii) プレドニゾンやデキサメタゾンなどの標準的な抗炎症薬による有害な免疫抑制効果(ウイルス排除を遅らせて二次感染のリスクを高める可能性がある)を回避できることです。

ノクソファームの最高経営責任者(CEO)兼マネジングディレクターであるグラハム・ケリーは、次のように述べています。「NOXCOVID第1相臨床試験は、高い割合の患者が炎症の悪化を経験していたことから、この役割を担うビヨンダにとって大変励みとなるものです。この試験では、大きな安全性の問題は確認されず、中等度の呼吸器疾患で入院した患者38人中37人が回復しました。」

「モナシュ大学およびハドソン研究所の小児免疫学教授と、モナシュ小児病院の小児科医を務めるマルセル・ノルド医師(M.D.)は、次のように述べています。「現在分かっていることに基づけば、ビヨンダの特性は私たちが武器として使えるCOVID-19治療薬の不足部分を埋める可能性があります。患者さんが自分で投与できるので、自宅で使用することができます。その作用機序は、中等症のCOVID-19患者さんの治療を実現するかもしれませんし、重要な点として、他の多くのウイルスにも効果を示し得るものです。ビヨンダで、ノクソファームは素晴らしい機会を手にしました。」

ノクソファームについて

ノクソファーム・リミテッド (ASX:NOX)は、オーストラリアの臨床段階医薬品開発企業として、がんとサイトカインストーム(敗血症性ショック)の治療薬を中心に取り組んでいます。

ビヨンダは当社初のパイプライン医薬品候補で、第2相臨床試験を実施中です。ビヨンダは、セラミド/スフィンゴシン-1-リン酸のバランス調整効果と、STINGシグナル伝達の阻害という2つの主要な薬物作用を有しています。前者の標的に対する活性は、標準的ながん治療、すなわち化学療法、放射線療法、免疫チェックポイント阻害剤の有効性と安全性を高めるように設計した腫瘍毒性およびがん免疫療法という二重作用の実現に寄与します。後者の標的に対する活性は抗炎症作用をもたらし、さらには抗がん作用に寄与するだけでなく、敗血症性ショックを予防する可能性もあります。

ノクソファームは、がんと炎症の両分野で包括的な創薬プログラムを実施しており、心血管疾患と神経疾患の分野で活発な医薬品開発活動を行っている米国のバイオテクノロジー企業Nyrada Inc (ASX:NYR)の大株主でもあります。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

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