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アマゾンと全米安全評議会が米国で最も多い労働災害の解決に向け、この種で初となる提携関係を構築

2021年06月14日 PM05:24
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シアトル & シカゴ

(ビジネスワイヤ) — アマゾン(NASDAQ:AMZN)と全米安全評議会(NSC)は本日、米国で最大の労働災害のカテゴリーである筋骨格系障害(MSD)を予防する新たな方法を考案するため、5年間の提携を結ぶと発表しました。アマゾンとNSCは数カ月前から、この種で初となる連携に向けて協力してきました。

NSCの代表兼最高経営責任者(CEO)を務めるロレイン・マーチンは、次のように述べています。「今回の提携により、人々が日々直面する問題を解決することで、充実した生活を送ることができるようになるでしょう。職場に行くことは、前向きで、やりがいがあり、安全な経験であるべきです。世界中の企業がこの重要な問題を解決できるように支援するとともに、従業員の職場での安全を守るという当評議会の非営利の使命を後押しするために、アマゾンが寛大に支援してくださることに、私たちは感謝します。」

メリーランド州ボルチモアにあるアマゾンのフルフィルメント・センターで時間給従業員として働くチェルシー・ワイマーは、次のように述べています。「アマゾンの現場安全チームの一員としての私の目標は、仲間の従業員が職場で健康を維持し、私たち全員が無事に帰宅して友人や家族に会えるよう、できる限りのことをすることです。アマゾンは安全性に対して高い基準を持っています。今回の提携はそのさらなる証しであり、MSDを減らすための取り組みを待ち遠しく思います。」

今回の提携では、主要な関係者を巻き込み、調査研究を行い、新たな技術やプロセスを考案し、その成果を拡大することで、さまざまな業界でのMSDの予防を目指します。この連携は、アマゾンからの1200万ドルという、NSC史上最大の企業献金によって実現したもので、5つの重要な要素から成り立っています。

諮問委員会:官民の安全専門家、企業、研究者を結集して国際諮問委員会を設立します。諮問委員会は、MSD予防に向けた最も有望な手法を検討し、提携の構成要素を開発するとともに、MSDの予防で外部関係者の参画を促すために協力します。

先駆的な研究:人工知能、自然言語処理、機械学習の次世代ツールを活用した研究を行い、現在や今後のMSDの革新や動向を探ります。この研究成果は、検討を行って洞察的知見を得られるよう、すべての業界に提供します。

小規模企業や大学への助成金:小規模企業、大学、大学生に助成金を提供します。この助成金は、あらゆる規模の企業が影響力を及ぼすことに役立つ研究や革新活動の資金となります。

イノベーションへの挑戦:イノベーション・チャレンジ競技会を通じて、MSDに対処するための革新的で実用的な解決策を生み出し、強化します。これらの競技会では、専門家に結集していただき、共同作業と反復作業を行い、技術やアイデアを共有します。

業界への行動要請 – MSDの誓約:アマゾンとNSCは提携を通じて発見した解決策を共有しながら、「MSDの誓約」を策定するとともに、他の企業にも下記の取り組みへの参加を呼び掛けることで、変革を促します。

  • 適切なリスク軽減を確実に行うために傷害の予防的指標を追跡し、データに基づいて予防戦略を実施する。
  • 傷害予防に関する従業員や雇用者への教育を含むMSD予防プログラムを実施する。
  • MSDを予防するための革新的な解決策を採用して推進するとともに、最優良事例を世界中の他の組織と共有する。

今回の提携は6月の全国安全月間に開始され、初年度は諮問委員会の設立、研究提携先の見極め、既存データの分析、助成金やイノベーション・チャレンジ・プログラムの準備に重点的に取り組みます。

アマゾンの世界職場健康安全担当バイスプレジデントを務めるヘザー・マクドゥーガルは、次のように述べています。「当社の従業員の安全ほど重要なものはありません。今回の提携により、当社はMSDを減らすための最善の方法について深く追求することができるようになります。NSCは、職場での安全対策を推進してきた長い歴史があります。当社はこの重要な課題についての革新に取り組み、これを解決するために、NSCに加え、世界中の他の多くの企業、専門家、学生と協力していきたいと思います。」

NSCとの連携は、「地球上で最も安全な職場」を目指すアマゾンの長期的な使命の新たな取り組みです。2021年には安全プロジェクトに3億ドル以上の投資も行っており、2025年までに記録可能な事故の発生率を50%削減するという目標を掲げています。アマゾンは日々、健康や安全の専門家と緊密に協力しており、すべての建物内で何千回もの安全点検を行い、職場での福利厚生を改善する方法について従業員からの意見を積極的に求めています。アマゾンの職場内を見学し、そのチームや技術について詳しく知りたい方は、www.amazon.com/FCtoursからフルフィルメント・センター・ツアーにお申し込みください。

全米安全評議会は米国有数の非営利安全擁護団体で、100年以上の歴史を持っています。NSCは使命遂行型の組織として、予防可能な死亡や傷害の主因を撲滅するための活動に取り組んでおり、職場、道路、機能障害に重点を置いています。職場だけでなく職場以外の場所でも人々の安全を維持・向上させるために、安全文化を創造しています。

アマゾンの従業員の安全に関する詳細については、www.amazon.com/employee-safetyをご覧ください。

今回の提携に関する詳細については、www.nsc.org/amazonpartnershipをご覧ください。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

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