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豪メルボルン

（ビジネスワイヤ） — DNAシーケンシングおよびアレイベース技術の世界的リーダー企業であるイルミナは本日、ヒトの健康と疾患にかかわるヒト腸内微生物叢の理解を深めるため、精密腸内微生物叢科学のリーダー企業であるマイクローバ・ライフ・サイエンシズと提携したと発表しました。

この提携により、マイクローバの専有的な高品質の腸内微生物叢解析プラットフォームとイルミナの革命的な次世代シーケンシングツールを組み合わせ、研究者が新たな発見をするために必要な精密メタゲノムデータを生成できるようにします。

両社は、アジア太平洋地域と日本での活動に重点を置きながら、メンタルヘルスやパーキンソン病から栄養や睡眠まで、微生物叢とヒトの健康との関連性を明らかにする研究活動を実現していきます。

こうしたプロジェクトは、イルミナの方法論によって可能となる正確で高解像度のデータに加え、マイクローバの分析機能を利用できなければ、実現しません。

マイクローバのブレイク・ウィルズ最高経営責任者（CEO）は、今回の提携により、ヒト疾患研究のための腸内微生物叢プロファイリングの導入がさらに加速するだろうと述べています。

「腸内微生物叢が健康や病態において果たす役割についての理解を深めるための研究には、非常に大きな可能性が残されています。マイクローバの深い分析能力とイルミナの高度な技術を組み合わせることで、この可能性が実現します。」

イルミナのアジア太平洋・日本担当バイスプレジデント兼ゼネラルマネジャーのグレッチェン・ウェイトマンは、両社が協力することで、腸内微生物叢の分析機能を利用してそこから洞察的知見を得ることが速やかに可能になると説明しています。

「今回の提携は、ゲノムシーケンシングがヒトの健康を理解する取り組みの最前線となっている中で、イルミナのNGSにおける確立された信頼性および世界的な事業展開規模と、マイクローバの先進的な分析サービスを組み合わせることで、腸内微生物叢プロファイリングの潜在的な用途を追究・実証することを目的としています。」

現在、複数のプロジェクトが進行中で、クイーンズランド大学ではパーキンソン病の治療法の研究が、食品・精神センターではうつ病の治療に使用される糞便微生物叢移植（FMT）の研究が行われており、今回の提携により、質の高い微生物叢研究の普及が進み、ヒトの健康にとって重要な新発見が可能になると期待されます。

マイクローバ・ライフ・サイエンシズについて

マイクローバ・ライフ・サイエンシズは精密微生物叢科学を手掛ける企業であり、微生物叢を分析する世界有数の技術により、人々の健康に変革をもたらす活動に取り組んでいます。マイクローバの専有的な分析プラットフォームにより、研究者は腸内微生物叢を正確に把握することで、重要な関連性を明らかにし、新たな発見をすることができます。精密分析に裏打ちされたマイクローバのエンドツーエンドサポートには、有効性が確認済みの試料採取方法、ショットガンメタゲノムシーケンシング、優れたバイオインフォマティクス分析が含まれます。

イルミナについて

イルミナは、ゲノムの力を解き放つことにより、人々の健康を改善しています。技術革新に注力することで、当社はDNAシーケンシングおよびアレイベース技術の世界的リーダーとしての地位を確立し、研究、臨床、応用市場でお客さまにサービスを提供しています。当社の製品は、生命科学、腫瘍学、生殖の健康、農業、その他の新興セグメントでの応用に利用されています。詳細については、www.illumina.comをご覧になり、ツイッター、フェイスブック、リンクトイン、インスタグラム、ユーチューブで当社をフォローしてください。

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