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患者安全運動財団が2030年までに予防可能な患者死亡ゼロを達成するとの使命を支える新コミットメントモデルを発表

2020年11月26日 AM01:57
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米カリフォルニア州アーバイン

(ビジネスワイヤ) — 世界では毎年、480万人以上の患者が予防可能な医療過誤により命を落としています。世界的な非営利団体である患者安全運動財団(PSMF)は、2030年までに予防可能な患者死亡ゼロの達成を約束しており、その目標を実現するために病院・医療機関向けの改訂版コミットメントモデルを発表しました。

患者安全運動財団の当初モデルでは、医療施設で発生する予防可能な被害と死亡の主因に対処するに当たり、医療機関の誓約をとりつけることに眼目がありました。本日の改訂版では、その代わりに、安全で信頼できるケアの基盤の構築と維持を組織に求めており、無料の「実施可能な患者安全ソリューション」(APSS)を提供しています。APSSは、証拠に基づく最優良事例のまとめとソリューション、教育リソース、仮想コーチングを含むもので、組織がこれらの最優良事例を既存のプロセスに組み込めるようにします。

患者安全運動財団の最高経営責任者(CEO)であるデビッド・B・メイヤー医師は、次のように述べています。「これまでのコミットメントモデルの下、病院および医療システムの当財団パートナーは、2012年から2020年の間に36万6353人の命を救ったと報告しています。これは、医療による被害と死亡を防ぐプロセスの導入・実施に取り組むとの誓約で命が救われることを示しています。しかし、根絶という最終的な私たちの目標を達成するために、私たちは安全の基盤を創出することに重点を置いた別の手法を採用する時期になっていたと気づきました。これは世界規模の実践で食い違いが見られる領域であり、私たちは医療機関がこの基本に集中できるように支援する必要があります。」

患者安全運動財団は、決定的に重要な3つの要素、すなわち人を中心とした安全の文化、包括的で継続的な改善の枠組み、持続のための効果的なモデルに集中していきます。当財団の学際的なグローバルリーダーらは、APSSブループリントAPSSエジュケーション、仮想的APSSコーチングを構築しました。APSSブループリントは、医療関連感染、投薬の安全性、さらにはメンタルヘルスのような種々のトピックでの成績改善をめぐる最新の証拠を活用した最優良事例をまとめたものです。APSSエジュケーションには、APSSブループリントを強化するためのビデオ、ウェビナー、記事が含まれます。最後に、APSSコーチングでは、それを医療機関と提携している熟練コンサルタントとすべて結び付けて、医療機関のプロセス改善を進めるための方法を詳細に手ほどきします。これらのサービスは、総体として補完し合い、病院がケアを改善するために使用できる強力なツールとなります。

患者安全運動財団の最高臨床責任者(CCO)を務めるDonna Posser(DNP、RN、NE-BC、FACHE、BCPA)は、次のように述べています。「私たちが誓約医療機関に提供する仮想コーチングサービスは通常、数十万ドル、さらには数百万ドルの費用がかかりますが、予防可能な医療過誤による被害を本当になくしたいのであれば、これらのサービスは無料にすべきです。私たちがこのリソースを開発し、臨床サポートサービスを強化した理由は、採用の障壁を取り除き、病院、長期療養施設、外来手術センター、一次診療所などが各組織のシステムを改革し、実証済みの対策を実施することで、患者さんとスタッフの安全性を高めることを、さらに容易でコスト効率に優れたものにするためなのです。」

また、誓約を行った病院および医療機関のパートナーは、安全上の重大イベント、先行イベント、ニアミスの数などの成績データを毎年共有するよう求められることになります。これらのデータは非公開にされ、世界中の諸組織から集めた集約データとしてのみ共有し、このモデルが患者安全の成績に及ぼす実証済みの好影響を示す目的で使用します。

誓約方法の詳細については、https://patientsafetymovement.org/partners/commitments/commitment-faqs/をご覧ください。提供している無料の臨床サービスと製品を利用するには、https://patientsafetymovement.org/clinical-support-products-and-services/にアクセスしてください。

患者安全運動財団について:米国の病院では毎年20万人以上が無用な死を遂げています。世界では480万人の命が同様に失われています。患者安全運動財団(PSMF)は国際的非営利団体として、病院における予防可能な死亡を根絶するための無料ツールを提供しています。患者安全運動財団は、これら予防可能な死亡をゼロまで減らすべく、マシモ医療倫理・革新・競争財団の支援により設立されました。患者安全を改善するには、患者、医療提供者、医療技術企業、政府、雇用主、民間保険組織を含むすべての関係者の協働努力が必要です。PSMFの世界患者安全・科学・技術サミットは、世界最高の良心を呼び集めて、示唆に富む議論や現状打破に挑戦する新しいアイデアを交わします。当財団の「実施可能な患者安全ソリューション」(APSS)は、証拠に基づくプロセスによって病院による過誤の根絶に役立ちます。当財団の「オープンデータ誓約」は、医療技術企業に対して各社製品が生み出すデータの公表を促すものです。詳細についてはpatientsafetymovement.orgをご覧いただき、リンクトインツイッターインスタグラムフェイスブックでPSMFをフォローしてください。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

businesswire.comでソースバージョンを見る:https://www.businesswire.com/news/home/20201125005819/ja/

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Leslie Licano, Beyond Fifteen Communications, Inc.

psmf@beyondfifteen.com | (949) 733-8679 ext.101

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