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トランスエンテリックスがSenhance手術システムの日本における研修センター設立を発表

2020年09月16日 PM08:01
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米ノースカロライナ州リサーチ・トライアングル・パーク

(ビジネスワイヤ) — 低侵襲手術の改善を目的に外科医と患者との間のインターフェースのデジタル化に取り組む医療機器企業のトランスエンテリックス(NYSE American:TRXC)は本日、アジア太平洋地域で初のSenhance®手術システム研修センターを、日本で埼玉医科大学国際医療センターに設立したと発表しました。

トランスエンテリックスの社長兼最高経営責任者(CEO)であるアンソニー・フェルナンドは、次のように述べています。「アジア太平洋地域は新しいシステムの設置やSenhanceを利用した手術例でこれまで大きく貢献してきましたが、私たちはこの傾向が今後も続くと期待しています。埼玉に専用の手術研修センターを設立したことは、アジア太平洋地域全体で低侵襲手術へのSenhanceの採用促進を実現する上で重要な節目となる成果であると当社は考えています。アジア太平洋地域における成長とチャンスを考慮すれば、アジアの手術チームに域内でのアクセスを提供できることは、米国や欧州への移動が一層困難となっている現在の環境では特に重要であり、当社はうれしく思います。」

埼玉医科大学専務理事 小山勇 先生は、次のように述べています。「当センターは、患者の治療にSenhanceシステムを利用して先進的デジタル外科技術を提供する臨床プログラムを日本で初めて開始し、多くの外科分野で本システムを使用しての臨床経験を深めてきました。本研修センターにより日本を含むアジア太平洋地域の外科医の先生達が連携してSenhanceシステムを各々の施設で利用し始めると同時に本システムを扱う手術手技を上達させることが可能になります。」

アジア太平洋地域の腹腔鏡手術装置市場の規模は、マーケット・データ・フォーキャスト社によれば、累積平均成長率8.2%にて2019年の12億6000万ドルから2024年の18億7000万ドルに拡大すると予想されます。予想されるこの成長とデジタル腹腔鏡手術の大きな利点、そして日本における研修センターの設立は、アジア太平洋地域に設置した当社の6システムの利用拡大を促進し、その他の病院への当社技術のさらなる採用を促進すると期待されます。2020年にアジア太平洋地域でSenhanceシステムを利用して実施された臨床手術の件数は、COVID-19の世界的流行による影響にもかかわらず、2019年全体で実施された手術件数を超えています。

Senhanceシステムは、腹腔鏡手術のMIS基準を守ると同時に、触覚フィードバック、ロボット手術の精度、快適なエルゴノミクス、3mm細径鉗子類を含む先進的な機器、アイセンシングを通じたカメラコントロール、手術1回当たりのコストを従来の腹腔鏡手術と同等に維持する上で役立つリユーザブルインスツルメントを標準としながら、デジタル技術の利点を提供するように設計したデジタル腹腔鏡手術プラットフォームとして初にして唯一の製品です。Senhance手術システムは、2019年に厚生労働省より薬事承認を取得しております。また保険償還対象となる手術は日本のあらゆる腹部ロボット手術プラットフォームの中で最も広範です。A1区分の従来の腹腔鏡手術と同等の償還価格にて、一般外科、大腸科、婦人科、小児科、泌尿器科における良性疾患および悪性疾患の98種類の全ての腹腔鏡手術の保険適応が認められております。

埼玉医科大学国際医療センターについて

埼玉医科大学国際医療センターは、国際競争力のある世界水準の病院作りを目指し、地域および日本の医療に貢献する目的で、2007年4月に設立されました。当院の使命は、埼玉県の全域をカバーし、がんと心臓疾患に対する高度専門医療に特化し、高度の救命救急医療を提供することです。当医療センターは埼玉医科大学病院と連携しており、日本で上位に評価されている病院の1つとなっています。埼玉医科大学国際医療センターは日本の大学病院として初めて、国際医療施設認定合同機構(JCI)の認証を取得しています。

トランスエンテリックスについて

トランスエンテリックスは、デジタル腹腔鏡手術と呼ばれる新しいカテゴリーの医療を通じ、外科医と患者の間のインターフェースをデジタル化して、低侵襲手術(MIS)を改善しています。インターフェースのデジタル化により、腹腔鏡手術における拡張知能、接続機能、ロボット工学のような先進機能を使用することが可能となり、現在の手術が臨床/認知/経済面で抱える欠点に対処できるようになります。本システムはロボット手術に初めて使用される機械視覚装置を搭載していますが、この装置では手術における拡張知能を実現する新しいインテリジェント・サージカル・ユニット(ISU™)の力を活用しています。Senhance®手術システムは、デジタル腹腔鏡手術の利点を世界中の患者に届けると同時に、価値を基礎とする医療の原則に忠実であり続けます。Senhance手術システムを使用したデジタル腹腔鏡手術の詳細については、https://Senhance.com/をご覧ください。本システムは現在、米国、EU、日本、その他一部の国々で販売されています。適応症の完全なリストについては、https://www.transenterix.com/indications-for-use/をご覧ください。

将来見通しに関する記述

本プレスリリースには、Senhanceシステムおよび日本における当社初の研修センターに関する記述が含まれています。これらの記述や、当社の将来の計画や目標に関するその他の記述は、1933年証券法第27A条および1934年証券取引法第21E条に定める意味での将来見通しに関する記述に該当し、1995年民事証券訴訟改革法で規定されているセーフハーバー条項の対象となることを意図しています。これらの記述はリスクや不確定要素の影響を受けますが、それらのリスクや不確定要素は多くの場合に予想困難で、当社のコントロールを超えており、実際の結果が予想と大きく異なる場合の原因となることがあります。それらのリスクや不確定要素には、日本における当社初の研修センターとして埼玉医科大学国際医療センターに設置された研修センターが、アジア太平洋地域全体で低侵襲手術へのSenhanceの採用促進を実現する上で重要な節目となるか否か、本研修センターにより日本を含むアジア太平洋地域の外科医が連携してSenhanceシステムを各自の機関で利用し始めると同時に本システムを扱うスキルを上達させることが可能になるか否か、デジタル腹腔鏡手術の予想される拡大および大きな利点ならびに日本における本研修センターがアジア太平洋地域に当社が設置したシステムの利用拡大を促進して各病院への当社技術のさらなる採用を促進するか否かが含まれます。トランスエンテリックスの事業に伴うリスクや不確定要素を確認するには、2020年3月16日付でSECに提出した2019年12月31日締め年度のフォーム10-K年次報告書や当社が米証券取引員会(SEC)に提出したその他の書類を含め、当社がSECに提出した書類をご覧ください。これらの将来見通しに関する記述は、本プレスリリースの日付時点における当社の予想に基づいており、本プレスリリースが配信された日付時点における事柄にのみ言及しているため、これらの記述に過度の信頼を置かないようご注意ください。新しい情報、将来の出来事などがあった場合でも、当社は一切の将来見通しに関する記述について、公式に更新または修正する義務を負うものではありません。

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